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【全文無料】レギュ変更後のサザンドラex
はじめまして、せーやと申します。
前回のサザンドラexの記事から少し時間が空き、レギュレーション変更目前と迫っておりますが、今回はレギュレーション変更後のサザンドラexについて投稿させていただきます。
もし、前回のサザンドラexの記事をまだお読みになられていない方はまずそちらにお目通しいただけるとより深くサザンドラexについて理解が深まるかと思いますので是非ご一読下さい。
以下に目次をまとめておりますので必要にてご参照いただけますと幸いです。
はじめに
この度は私の note をご閲覧いただきまして誠にありがとうございます。
前回のnote作成からかなり反響があり、レギュレーション変更後の使用デッキ選択の1つとして少しでも参考になれば良いと考え今回noteを投稿するに至りました。
私自身、超電ブレイカー発売直後から現時点までサザンドラexをメインに据えて使用していることもあり、今回の記事は前回のものよりも更にブラッシュアップされておりますので少しでも参考になれば幸いです。
また、この記事は前回同様好きなポケモンを使って遊びたい!勝ちたい!という方や新レギュレーションどうしたらいいかわからず頭を抱えて悩んでるよーといった方、競技としてポケカをプレイされている方など全ての方に向けて全文無料で公開しております。
そのため、この記事が少しでも参考になりましたら読み終わった後に拡散と𝕏(旧Twitter @jjk_7Se_ya)のフォローも併せてお願いできますと幸いです。
サザンドラexとは?
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・悪タイプ 2進化ポケモン
マナフィがレギュ落ちすることもあり昨今注目を集めていますが、過大評価や過小評価のどちらも出回っている現状です。
そのため先に結論から申し上げますと要求値は高いが決まった際の制圧力は随一というポケモンです。
決してサザンドラexを立てれば勝ち!というようなポケモンではなくデッキ単位でサザンドラexをサポートし勝ちを目指すのがサザンドラexデッキです。
強い点
・クラッシュヘッズによる相手のリソース削り
・オブシディアンによるサイド複数取り
弱い点
・火力不足
・進化ラインによるシステムがないこと
・要求値の高さ
強い点と弱い点を書き出してみると弱い点の方が多く挙がります。
ではサザンドラexは弱いのか?と言うとそうではありません。
オブシディアンは唯一無二の技で強いことは間違いありません。
その強みを活かしつつ弱み(課題)を補えるのが構築とプレイングなため、弱み(課題)を克服し補うことが出来れば強いデッキとして評価出来ると思います。
前述の通りサザンドラexはデッキ単位で戦うデッキのため、下記に強みを伸ばす方法と弱みを補う方法をそれぞれ解説いたします。
強い点
・クラッシュヘッズによる相手のリソース削り
エネの要求が低いため基本的に最初にこの技から入ることが多いです。
ランダムで相手のリソースを削ることが出来るため運次第では強くもありますが、対戦相手のデッキ次第では相手にアドバンテージを与えることにもなりかねないので一長一短ではあります。
ただランダムだからこそ相手視点ケアすることが増えるという点ではメリットです。
前環境では主に古代、ソウブレイズ、レジドラゴ対面で追加効果の山上3枚トラッシュが強く刺さりLO勝ちも狙えますが、レギュレーション変更後はドラゴはレギュ落ちし古代はドローエンジンであるかがやくゲッコウガがレギュ落ちした兼ね合い上シェアは減少すると考えます。
そのためソウブレイズには刺さるには刺さりますがソウブレイズ自体もかがやくゲッコウガやポケストップなどの山を掘り進める手段を失ったことで明確に有利を取れるほど刺さるとは言い辛く、環境的にみても良い追加効果とは言えないのが悲しいところです。
・オブシディアンによるサイド複数取り
サザンドラexの1番の強みでありリザードンex、ドラパルトexとの差別化ポイントです。
従来ではポフィン→マナフィ+αと簡単に対策され、オブシディアンを通すためにはヨノワールでマナフィを刈り取ってから動く必要がありましたが、マナフィがレギュ落ちしたことでサイドプランに組み込みやすくなりました。
対面次第で1度打つだけでゲームエンドまで持っていく事ができたり、2進化だけありHP330と場持ちも悪くは無いので2回打てば全体260×3とサイド6枚取りも可能です。
ただ、前述したオブシディアン×2でサイド6枚取りはあまり現実的でないため、オブシディアンで前のデカブツにダメージを与えつつ裏の非エクを倒し次のターンに前のデカブツを倒す使い方が1番効果的です。
(例)オブシディアン→前ドラパルトex130、裏ヨマワルorドロンチ、ドラメシヤライン
↓
クラッシュヘッズでドラパルトexorガチグマexでドラパルトex
この使い方を行うことで相手の後続やシステムを破壊しつつゲーム展開を有利に進めることができ、フトゥーで回収されたとしても前だけなのでこちら側のサイドプラン変更も最低限で済みます。
※オブシディアンを打つサザンドラexはダメージを負っていない個体で技を打てるのがベストです。
次のターンの生存率が上がりオブシディアンかクラッシュヘッズの卓が取れます。
ただ、構築の欄で述べますがガチグマexを採用、もしくは後続のサザンドラが育つ目処がついている状態であれば被弾しているサザンドラでオブシディアンを打つこともありますので、盤面と状況をみて的確に判断する必要があります。
また、130点×3というダメージラインが偉く、ジュラルドンなどの高HPの非エクも取れるため、採用していればオブシディアン→デヴォリューションなどの使い方もあります。
基本的にはカウンターゲイン+1エネ+ネオアッパーエネルギーorカウンターゲイン+3エネで打つことが多いです。
ただエネの要求が重くアカマツ、カウンターゲイン、ネオアッパーエネルギーに依存しがちな為これらを使用する際は慎重に場面を選ぶ必要があります。
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ちなみにベンチ狙撃対策はマナフィ以外にもこの子がいることをみんな思い出してあげてください……
まぁバトル場縛りの特性なので使われなさそうなのが本当に可哀想です……
弱い点
・火力不足
リザードンexやドラパルトexと比較し200点or130点しか出ないため火力不足感が否めないです。
そのため、2進化の大型や210〜240ラインの環境に多いポケモンを倒すには他のカードでサポートしてあげる必要があり、後述する要求値を満たす事とも相性が良いのがボムラインです。
能動的に相手にサイドを先行させつつ足りない打点を補えるため、サザンドラexを使用するのであれば必須の型です。
ボムラインを採用することによりまけんきハチマキにて火力UPが可能なためここも噛み合いが良いと言えます。
クラッシュヘッズ200+まけんき30=230
クラッシュヘッズ200+サマヨール50+まけんき=280
クラッシュヘッズ200+ヨノワール130=330
・進化ラインによるシステムがないこと
同じ2進化であるドラパルトexやレギュ落ちはしましたがサーナイトexには1進化のポケモンがドローソース兼システムの役割を持っていました。
ただサザンドラexの1進化であるジヘッドには特性はなくシステムとして使用できない=スボミーでロックされた場合や事故った際に安定感に欠けるため課題の1つです。
・要求値の高さ
ここがサザンドラexの最大の課題となります。
・技を打つ為の要求値
サザンドラexを強く使用する為にはオブシディアンを打ちやすくデッキ構築をすることは必須です。
そのためACESPECはネオアッパーエネルギーで固定される為サイド落ちした際は技を打つ要求値が跳ね上がります。
ネオアッパーがなくともオブシディアンやクラッシュまで行き着くことが出来ますが、前のターンに手張り出来ていなければアカマツ起動orカウンターゲイン+手張り+サイドが負けている状態を作る必要があります。
同じ2進化と比較してみると
リザードンex 自身でエネ加速でき自己完結。
ドラパルトex 1エネ+結晶or2エネでメイン技を打つことが出来る。
(1エネでも最低限技は打てる)
このことから環境で活躍するデッキは要求値が低いorエネ加速手段がありメインの技を打つことが出来るためそれらと比較すると要求値は高いと言えます。
サザンドラexは上技下技ともに1つが無色エネルギー要求のためカウンターゲインと相性が良くカウンターゲインと相性が良いボムラインと組み合わせてあげることで要求値の緩和ができます。
また、ネオアッパーエネルギーをピンポイントで持ってくるためにもピジョットラインを採用する事でより安定性を増し、技の要求値を更に緩和します。
・進化するための要求値
スボミーが登場した兼ね合い上1進化目が微妙なら飴で飛ばして進化が難しくなりました。
そのため1進化を使用して2進化まで持っていくのですが、ドラパルトexと違い1進化がシステムポケモンでは無いため山を掘り進める機会が薄く、安定して2進化までたどり着くことが困難になります。
リザードンexも同じく2進化でありながら、1進化がシステムポケモンでないためここまでは同じ条件ですが、ACESPECに偉大な大樹を採用することが出来るため比較すると安定性はあちらに軍配が上がります。
(サザンドラexはACESPECがネオアッパーエネルギーで固定される為)
そのためこちらはジニアやエヴォリューションを採用しなるべく早く盤面を構築することにより進化しやすい構築を組むことで要求の緩和を図ります。
総括
・他のデッキとの差別化及びサザンドラexの強みを最大限に引き出すためにオブシディアンに特化した構築を組む必要がある。
・ボムライン、ピジョットラインを採用しカウンター型で組むことで技の要求値の緩和、火力の底上げを行う。
・スボミー環境でもエヴォリューションを採用することによりデッキの安定感を増す必要がある。
サザンドラex単体で評価や考えるのではなくデッキ単位でサポートを行い安定感を増すことを意識して構築を行うことにより環境デッキに引けを取らないポテンシャルや強さは兼ね備えています。
デッキ構築
デッキ構築を行うにあたって前述した総括での内容を前提に構築を行っております。
また、デッキ単位でスボミーに弱いことからグッズロックされたとしても動けることも重要視しています。
レギュレーション変更前
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オーソドックスな型です。
以前書いた記事との変更点としてはより不純物を減らしグッズロックに強くした構築です。
エヴォリューション2枚、ジニアを採用することによりグッズロック下でも盤面を作成出来ることを意識して構築しました。
ピン刺しのカードが多いため、ヒスイのヘビーボールも欲しいところですが、より安定性を増すために不採用としています。
レギュレーション変更後
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レギュレーション変更前からの変更点としては
・ロトム、封印石→OUT
・エヴォリューション-1
・タウンデパート、緊急ボード、ピィIN
となります。
まず、デッキコンセプトとして後攻を選択しエヴォリューションorにぎにぎドローを狙います。
スボミーが登場してから先2飴ピジョットから動くことの再現性が低く、後攻を所得しエヴォリューションで盤面を整えに行く型に切り替えました。
また、ロトム、封印石がレギュ落ちしたことにより、より一層先行を取るメリットが無いため後攻特化の構築に変更。
ピィ→盤面や手札次第で後1エヴォリューションをしても旨みがない際は手札補充しつつ次に繋げられるように採用。
※要求値が高いデッキのため手札消費もはげしいことも理由の一つ
緊急ボード→前のポケモンが逃げてピィにつなげやすいように採用。
タウンデパート→ジャミングタワー、ハロンタウンを剥がしつつこちらの展開にも使用出来るため採用。
ジャミングタワーを貼ってくるデッキ=ポケモンのどうぐを使用しないor使用するがあまり頻度は高くないと考察。
ジャミングタワーを張ってくる相手にはスタジアムを剥がしつつ相手にメリットを与えない点を評価。
各カード採用理由
・サザンドラライン
サザンドラex 2
→要求値が高く手札消費の激しいデッキのため前回同様、現物2:テラスタルオーブ1にすることによりペパーでサーチ可能なことや山圧縮にも繋がることからこの枚数。
また、夜のタンカを2枚採用していることにより、2体目のサザンドラexを立てる際は山から持ってくるのではなく回収して再利用できることも理由1つ。
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ジヘッド 2
→エヴォリューションを使用する際サイド落ち、手札に来た場合、事故った際に技を使用し前に出すことを考慮し2枚
※ジヘッドは上記の技「ともだちをさがす」の方を採用します。
山をトラッシュする方で勝てたor欲しかった試合はないですが、「ともだちをさがす」を使用して次につながり勝てた試合は何度もあるので少しでも安定感を上げるためにもこちらを採用。
モノズ 3
→4枚欲しい盤面もなく4枚使用することも無くポフィンやネストボールで持ってこれるためサイド落ちをケアし3枚。
・ピジョットライン
ピジョットex 2
→ピン刺しのカードが多く、ネオアッパーエネルギーなどのピンポイントで欲しいカードがあるため。
※ごく稀にピジョットexにカウンターゲイン+1エネorネオアッパーエネルギーで攻撃することもあるので対戦中の選択肢の1つとして認識してください。
また、まけんきハチマキ込で150点出るので古代対面など稀に痒いところに手が届きます。
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ピジョン 1
→エヴォリューションで進化することがあるため採用。
手張りが重要なデッキのため、逃げることにエネルギーを割きたくないため逃げエネ0のこちらを選択。
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ポッポ 2
→ピジョットラインのたねポケモンのためサイドオチをケアし2枚。
HP60の方でなくこちらを採用する理由としては事故の緩和。
出せるポケモンがポッポしかおらず事故った際に技でポケモンを展開できる点を評価。
こちらのポッポが欲しい盤面が幾度かあったため選択。
HP60のポッポと違いサマヨールにて取られる点、ファントムダイブにて他ポケモンに10点飛ばされる点などデメリットも多いためどちらのポッポを採用するかは好みで。
・ボムライン
ヨノワール1
サマヨール1
ヨマワル2
→能動的に相手にサイドを先行させることが出来るかつ、サザンドラの足りない打点を補えるため採用。
サイド落ちをケアしヨマワルは2枚。
・その他サポートポケモン
キチキギスex
→言わずと知れたサポートポケモン、さかてにとるは手札が細いデッキにはとても助かります。
無色3エネルギーで技を打てるため、ごく稀にアカマツ→カウンターゲインで打つことも有。
緊急ボードのつけ先としても良。
モモワロウex
→入れ替え手段として採用。
またスタートした時に悪エネを貼りエヴォリューションで展開した際に終盤のアタッカーとしても活躍。
ガチグマexとのコンボが強力。
ガチグマex
→サザンドラexが攻撃出来ない際のサブアタッカー兼フィニッシャーとしても活躍。
環境に来るであろうホップのザシアンに対しても
せつなぎり→前きぜつ
↓
ボム(ザシアン以外)→アカマツ→カウンターゲインに無理くり起動することも可能。
後述するホップのザシアンデッキには特に強くボムラインと組み合わせて使用することでどの対面も飛躍的に上昇します。
・ポケモン呼び出し、サーチ札
なかよしポフィン4
→メインギミックのたねポケモンを全て展開できるため最大枚数。
ハイパーボール3
→種以外で持ってきたいポケモンが多くサーチ札として有用なため。
ピィを採用していてもピン刺しのカードが多く、なるべく手札コストにしたくないカードが多く、初動で種ポケモンに使用しても後で役割を持てるため3枚。
ネストボール3
→初動、中盤、終盤にかけて展開札として使用できるため。
ロトムがレギュ落ちした兼ね合い上相対的に価値は減少したが、2枚採用だと序盤の展開に難があったため3枚。
テラスタルオーブ1
→ペパー経由でサザンドラexをサーチできるため採用。
・その他グッズ
ふしぎなアメ3
→スボミー登場までは4枚採用だったが、グッズロックに強くするために中間進化、エヴォリューションを採用しているため採用価値が減少。
それでも2枚採用だと相手が最短で攻撃してきた際に返せないため3枚。
夜のタンカ2
→ボムラインを使用する都合上トラッシュから即回収出来る噛み合いを評価。
※サザンドラexやエネルギーを回収→ナンジャモで山にエネルギーを戻す→次ターンアカマツなどの使い方をすることもあるので使用タイミングは慎重に。
カウンターキャッチャー1
→サポート権を使用せずに打てるボスの司令
初期考案では2枚採用だったが、初手で使えないこと、グッズロック時に腐り札になることから1枚。
・ポケモンのどうぐ
カウンターゲイン1
→サザンドラがエネ要求が多いポケモンのためカウンター型にし要求値を下げるために採用。
サザンドラにはカウンターゲインor後述するまけんきハチマキを付けるためどちらを付けるかは慎重に選ぶ必要がある。
カウンターゲイン+アカマツ+ネオアッパーエネルギーから1ターンでオブシディアンを打つことができ、約5回に1回くらいの再現度。
※1ターン起動の場合の再現性
また、ガチグマexと組み合わせることで本来攻撃出来ないターンに攻撃できたり、ピジョットexにつけてふきすさぶこともあります。
まけんきハチマキ
→サザンドラexの足りない打点を補い、ボムラインとも相性が良いため採用。
そのためHP210〜230ラインのポケモンを刈り取れたりサマヨールと組み合わせると280点まで出せます。
また、ガチグマexと組み合わせると270点とソウブレイズexを取れ、サマヨールと合わせると320点まで圏内です。
ピジョットexもふきすさぶが150点となり、サマヨールと合わせると200点、ヨノワールと合わせると280点とサザンドラexだけで戦うのではなくこのようなサブアタッカーを組み合わせて戦うので選択肢の1つとして覚えておいた方が良いです。
※よく同じ火力UP枠として比較されるのがくさりもちですが不採用カードの欄で理由を後述いたします。
緊急ボード
→後手1ピィの再現性を上げるために採用。
モモワロウexがいるため中盤以降の入れ替え札としてのみの目的では不要だが、初動での要求値を可能な限り軽減するため。
エヴォリューション1
→グッズロック環境下のために採用。
2枚から1枚へ減少の理由は枠の都合と今回からピィを採用しているため初動の動きを2択の中から選べるため役割が少し薄れたため。
とは言えサイド落ちのことも考慮すると2枚目が欲しいこともあるのでタウンデパートと入れ替えても可。
→タウンデパートの役割はジャミングタワーを割りつつこちらのアドバンテージに繋げること。
ジャミングタワーを貼ってこない相手に対してはメリットしか与えないこと、ジャミングタワーを貼られたとしても動けないことも無くピィを採用しているため全環境よりも動けることが入れ替え理由として挙げられます。
・サポート
ペパー4
→初動で欲しいカードのため最大枚数。
ただグッズロック環境下では初動以外ではただポケモンのどうぐを持ってくるカードになるため中盤以降の価値は低め。
ナンジャモ3
→手札干渉兼手札リセット
グッズロック環境下では手札をリセットできるためペパーよりも強い、欲しい盤面が多いため最大枚数でも可
※手札干渉だけではなく初動にペパーとナンジャモ両方があった時手札次第でナンジャモも打つこともあります。
その場合終盤に手札干渉でナンジャモも使うことを考えて置いておく必要もあることが最大枚数欲しいことの理由です。
アカマツ1
→要求値の高いサザンドラexの要件を満たしやすくするカード。
基本的な使用場面は
・サザンドラexにエネ加速して急発進
・ガチグマexにエネ加速
・序盤サポートがアカマツかつ手札にエネが無い際エヴォリューションを使用するために使用。
・ピジョットexに1エネ加速→裏のサザンドララインに加速してカウンターゲインふきすさぶ
・モモワロウに加速+手張り悪エネで攻撃
アカマツ、ネオアッパーエネルギーのどちらかがサイド落ちした際は両方ともに価値がより一層高くなるため使用場面は慎重に選ぶ必要があります。
また2枚採用では無い理由は初動で使い辛いこと、つりざおを採用していないため試合次第では2回目を打つことがなく試合が終わることがあります。
スボミーが登場したことにより序盤の安定性が登場前と比較して下がったためにアカマツ2枚目を採用するよりも序盤を安定させるカードを入れる方が優先度高めです。
ジニア1
→グッズロック環境にて安定して盤面を整えるために採用。
エヴォリューション後に使用したり、2T目ジニア→エヴォリューションにて盤面完成などの使い方もあり噛み合いの良いカード。
ただネオラント、森の封印石がレギュ落ちしたことにより手札に加える手段がピジョットexのみなので、より序盤の安定感を求めるのならナンジャモ4枚目と入れ替えても可。
ボスの指令1
→サイドを先行している際の裏呼び。
他により優先してサポート権を使用したいカードが多く2枚目が欲しい場面がほぼなくゲームメイクにて対応可能なのでこの枚数。
・エネルギー
悪4
超2
鋼1
→初期考案より悪エネルギーを1枚増やしました。
エヴォリューションを使用する兼ね合い上倒されるポケモンor技を使う優先度の低いポケモンに貼ってしまと中盤以降に攻撃する際のエネルギーが枯渇気味になるため。
また、よく出回っている構築では悪5超1鋼1の配分が多いと思います。
その場合超か鋼のうちどちらかがサイド落ちした場合、オブシティアンを打つ要求値がネオアッパーエネルギー必須となります。
何度も繰り返しになりますがこのデッキは要求値が高いデッキです。
そのためオブシディアンの要求を少しでも下げるため悪以外のエネルギーを1枚多く採用することでアカマツからの要求値が下がり打ちやすくなるためこの配分です。
※超2の理由はFレギュでは技「まどわす」のヨマワルがいたため2枚にしていましたが、レギュ落ちしたため超、鋼どちらを2枚にても大丈夫です。
ネオアッパーエネルギー1
→ACESPECかつサザンドラexの要求値を最大限下げてくれるカード。
ACESPECの候補としては他に結晶とアンフェアスタンプがありますがオブシディアンに特化した構築にするのであればこちらで固定です。
こちらもですが相手視点からみてもネオアッパーエネルギーの価値が高く付いているサザンドラexは優先的に倒したいポケモンです。
そのためつけ先もそうですが付けるタイミングも要所要所で見極める必要があります。
(例)相手がサイド先行、盤面にサザンドラexと後続のジヘッドorモノズが用意してあり手札にはネオアッパーエネルギーとカウンターゲイン(もしくはペパー)と悪エネルギーの場合。
このターンにオブシディアンを打てるのであれば前に
打てないのであればペパー→カウンターゲイン確保→悪エネ手張り→次のターン前が倒れていなければオブシディアン。
とりあえずサザンドラexに手張りして攻撃するのではなくカウンターゲインや、アカマツ、前のターンに手張りしているなど選択肢がある場合は相手の最大値でネオアッパーエネルギーを貼ったサザンドラexが倒れないのか否かを検討してから貼る事が大切です。
また、同じ2進化のピジョットexに付けて攻撃することもしばしばあるのでそれも選択肢に入れておくとなおよし。
不採用カード
スボミー
→冒頭でも説明した通り1進化のジヘッドがリファインやていさつしれいなどのシステムポケモンではないため、スボミーでグッズロックを行ってもシステムポケモンを採用しているデッキよりもメリットが少なく、お互いグッズロック同士で戦っても競り負けてしまいます。
そのため、ピィやエヴォリューションから入り、早い段階で盤面を作ることを優先した方が強く、勝率も上がるため不採用としています。
大地の器
→ペパーからエネルギーを加える手段ですが使用する際のコストが重いです。
展開や盤面形成のために手札を使用してカツカツになり気味なので手札コストが重く少し噛み合いが悪いです。
もしグッズから手札にエネルギーを持ってくる手段が欲しいのであれば手札コストの必要のないエネルギー転送の方がこのデッキとは相性が良いです。
また、アカマツの使用するタイミングは中盤〜終盤にかけて使用することが多いです。
そのため、先にエネルギーを引っこ抜いてきてしまうとナンジャモで戻す必要があり、1工程増えてしまったりと2枚持ってくることのメリットも大きいですがデメリットもそれなりに孕んでいるため不採用としています。
ポケモンリーグ本部
→デッキコンセプトである後1エヴォリューションorピィとの噛み合いが絶望的です。
採用するメリットとして
・相手のスボミーの要求値を上げられること。
・ホップのザシアンデッキの後1せつなぎりの要求値を上げるかつ、ハロンタウンを剥せる。
・相手のスタジアムを剥せる。
どれも相手の要求値を上げることのできるメリットですが、こちらが先行を取らされた場合前にエネルギーを貼れていなければ2T目にエヴォリューションやピィを打つ要求値が上がるだけでなくガチグマexで攻撃する際も要求値が上がってしまい相対的にこちらの動きが弱くなってしまいます。
要求値の高いデッキのため相手の妨害をするよりも自身の動きを強くし通す方が必然的に勝率も上がるため不採用です。
宝石ギミック
→同じ2進化で採用されることのあるリザードンexとは違いこちらは自身でエネ加速が出来ません。
そのためたねポケモンのテラパゴスexを採用しても攻撃するにはアカマツが必要になってきたり、ネオアッパーエネルギーもヨルノズクでは持ってこれないためピジョットexの方を採用しています。
くさりもち
→まけんきハチマキと比較される火力UP枠です。
まけんきハチマキのメリットとしては悪タイプ以外にも使用出来るところにあります。
その点くさりもちは毒にする手段がモモワロウの特性のみなので必然的にサザンドラexにしか付けることができません。
そのためガチグマexやピジョットexの攻撃をサイドプランに組む込む場合に取れるポケモンが少なくなること。
サザンドラexを毒状態にする必要があることが使用する際の再現性を低下させています。
まけんきハチマキであれば相手の攻撃でサイド先行されるorボムラインを使用して先行させることが出来るのでどちらも容易く条件を満たせます。
その点くさりもちに関しては、1度モモワロウexの特性を使用する必要がありますが、モモワロウexは比較的序盤に出したいカードではありません。
グッズロックされそうな相手には予めネストボールの枠をモモワロウexに切る必要があり盤面が弱くなること、グッズロックをされた場合現物を引いてくるorマッハサーチで持ってくる必要があったり、モモワロウexがサイド落ちしてしまうとそもそも使用でなくなったりと要求値やデメリットの方が目立ちます。
また、サザンドラexがくさりもちを使用して取れるラインが
クラッシュヘッズ200+くさりもち40=240
クラッシュヘッズ200+くさりもち40+サマヨール50=290
クラッシュヘッズ200+くさりもち40+ヨノワール130=370
オブシディアン130+くさりもち40=170
オブシディアン130+くさりもち40+サマヨール50=220
オブシディアン130+くさりもち40+ヨノワール130=300
上記となります。
その中でもオブシディアンを絡めたものは再現性が低く現実的では無いので一旦除外すると、現実的なものはクラッシュヘッズとの掛け合いです。
その中でも240点出ればタケルライコexを取れることは魅力的ですが、ライコ対面はオーガポンexから取っていくこと、ガチグマexを使用して勝ち切ることができます。
またサマヨールと合わせて290点出はしますが特別290点で取りたいポケモンも存在せず欲しいラインは280点で事足ります。
必須級でデッキに入っているキチキギスexや環境に台頭してくるホップのザシアンexも230点で事足りることから、要求値、打点的な問題を鑑みてもまけんきハチマキの方が有用なため不採用です。
展開例、各対面立ち回り
展開例
・モノズ×2
・ポッポ×1
・ヨマワル×2
を理想とします。
ピィのにぎにぎドローから入る場合は上記に前をピィが理想です。
エヴォリューションから入る場合は手札次第ではありますがモノズとポッポを対象に進化します。
要求値が高いデッキのためなるべく早くピジョットexを立て盤面を作りたいことからピジョットラインを優先。
アタッカーを育てたいことから次点でサザンドラexラインを。
また、手札にピジョンを引いている場合はピジョット抜きで次のターンボムラインを絡めて攻撃出来るのであればヨマワルとモノズを選択。
攻撃が難しく準備にもう1ターンかかる場合はモノズ2体を選択。
※ポフィンやネストボール、ペパーなどで山札を確認した際に必ず進化ラインが何枚サイド落ちしているか確認します。
そこで例えば、ピジョンがサイド落ちしていればエヴォリューションの旨みが少ないためピィへ変更などプランも変更できたり、進化する対象も自ずと変更になるので必ず確認してください。
ドラパルトex対面
ボムドラパ 五分〜微有利
スボミー登場後は微不利気味だったのですが、レギュレーション変更により必ず採用されていたワタルがレギュ落ちしたことにより安定感が全環境よりも少し落ちたこと、かがやくフーディンもレギュ落ちしたことにより後から出したポケモンがダメカン操作によりファントムダイブでワンパンされなくなったことが主な要因です。
デッキ相性的にスボミーを使用して裏で準備をしてくるタイプのデッキなので、不得意なデッキタイプではあるのですが、その反面オブシディアンが有効に刺さるデッキなため五分〜微有利とさせていただいています。
ボムラインが採用されていることからファントムダイブ+ヨノワールでサザンドラexをワンパンされることもあるため、後続を準備できているかの盤面形成が非常に重要になってきます。
ドラパルトexはサイド複数取りを得意とするデッキなためボムラインと組み合わせて準備中のサザンドラexライン(モノズ、ジヘッド段階のもの)を処理してくることがあります。
その際に盤面をどう持ち直せるか、どう前のドラパルトexを取れるかが重要になってくるのですが、上記の場合だとガチグマexが活躍します。
(例)盤面 前モノズ、裏ヨマワル×2、ジヘッド1、ピジョットex1
このような盤面でボムを、からめてモノズ+ジヘッドを処理された場合。
ガチグマex+カウンターゲイン+エネルギー+ヨノワールで前を処理することも可能です。
要求値は少し重く再現性という意味では少し低めですが不可能なものでもないこと、ガチグマexでダメージだけでも与えておけば次のターン以降に回収することが可能なことが重要です。
そのためこのような状況でのサイドプランは
前提の攻撃で相手2枚、こちら1枚
↓
ガチグマex→ボムでこちら2枚、相手1枚数
(このターンに後続のモノズを置く)
↓
モモワロウexで入れ替えてクラッシュヘッズ
↓
ファントムダイブ→前200→裏60
ガチグマex or裏のヨマワルを取られて2枚or1枚
↓
アカマツ起動でオブシディアンで3枚
前提条件が相手が強くこちらが絶望的な滑り出しのためこのようなプランにはなり、運要素も絡んでしまいますが、そのような状況でも勝ち筋は一応はあります。
また、オブシディアンで前のドラパルトexにダメージを与えた状態で次のターン、サザンドラexが倒されて後続のサザンドラexが準備出来ていない状態でもガチグマexがいればドラパルトexを倒すまでは持って行けるのでガチグマexの採用が活きる対面でもあります。
※オブシディアンを打つ際は相手の裏のドラパルトラインの数によって対象を変更します。
仮に裏にヨマワル1(固定)、ドラパルトラインが2体の場合はドラパルトラインを狩ります。
ドラパルトラインが3体の場合はヨマワル+ドラパルトライン(エネ付きやドロンチ)を狩ります。
こちら視点ガチグマexでの回収が行えるためサザンドラexがボムを絡めて取られたとしても相手の後続を潰す事を優先します。
ドラパルトラインが3体いる場合は2体取っても後続になり得るポケモンが存在するため、ヨマワルをとってサザンドラexの耐久を1ターン延長するといった立ち回りです。
ボムドラパ対面はオブシディアンをどう絡められるか?がより重要な対面になってくるので、他の対面よりもよりオブシディアンのタイミング、準備を意識し可能な限り早い段階からオブシディアンを狙いに行けるように動きます。
ネイティオドラパ 微有利
ボムドラパと違いサザンドラexがワンパンされない事が主な要因です。
こちらもボムドラパと同様ですが、オブシディアンを打つ際は相手のドラパルトラインを刈り取れるか否かで対象を選択します。
ドラパルトラインを刈り取れる場合はネイティオを無視しドラパルトラインを、狩り取れない場合はネイティオを優先的に取ります。
また、ボムドラパと違いACESPECがきらめく結晶ではなくアンフェアスタンプの可能性があります。
そのため相手の展開速度次第ですが、無理にクラッシュヘッズから入ることも無くある程度準備を行いオブシディアンから入る事も選択肢の1つです。
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サザンドラex側ではあまり関係の無いことですが、ネイティオ型であればエネ加速が容易なためこの2枚が出張セットとして入ってくる可能性があります。
サザンドラexはドラゴンタイプではなく悪タイプなのでバツグンを突かれて取られることはありませんが、しんじゅ付きであれば攻撃で倒してもサイド1枚しか進まないため、オブシディアン→次のターンボムで回収するなどで気を付けてサイドを進めるとよいです。
(サザンドラはゲームだとドラゴン×悪タイプだからドラゴンタイプじゃないって言うの違和感ありますね……)
ちなみにカウンターゲイン+超エネで技は打てるので人によってはサザンドラexに入れてみても良いかもですね。
ホップのザシアンex対面
有利〜微有利
このデッキの解説は難しくお互い最大値の話をするのであれば
後1せつなぎり 相手1枚
↓
まけんきハチマキ+クラッシュヘッズ 2枚
↓
ブレイブスラッシュ 2枚
↓
オブシディアンorカウンターゲインガチグマex 2枚
↓
ブレイブスラッシュ 2枚
↓
ガチグマex 2枚
上記のサイドプランで勝てます。
ただ相手の要求値的にブレイブスラッシュ連打は難しいため途中でこちらがサイド先行しそのまま押し切れるでしょう。
ホップのザシアンexに関してはドローソースになるポケモンがいないため手札干渉に弱い認識です。
そのため相手がブレイブスラッシュなどで無理をして通してきた場合は、積極的にナンジャモで手札干渉を行うことが重要です。
また、せつなぎりはベンチに30点を与える技なので初動でピィを出すか否かで勝敗もかなり左右されます。
ピィを出す場合は最低限相手がウールーを出していないorせつなぎりでサイドを取られても勝てるプランが立っている場合のみ出すように気を付ければガチグマexを使用し有利に戦えます。
そのためこの対面ではガチグマexがかなり役割を持つためサイド落ち確認の際は必ず確認すること。
もしサイド落ちしている場合はどこかで相手の要求が間に合わないターンを作らないといけないので、積極的にボムとナンジャモを組み合わせて相手の手札を少なくし要求値を上げる立ち回りが必要です。
オブシディアンを打つ場合も相手のエネ加速枠がメタングなら優先的にメタングを、ブリジュラスならまだ進化していない状態ならジュラルドンを、進化して置物なのであればサイドプランに組み込めるならブリジュラス、組み込めないならウールーやウッウなど他のポケモンを選択します。
ライコポン対面
有利
サザンドラexが登場当初や現在でも世間的には不利とされている印象ですが有利です。
前レギュレーションも今レギュレーションにおいても勝率は約8割ほどと勝ちプランを知っていれば事故負け以外は勝てます。
前回のnoteにも記載しているサイドプランとあまり代わりはありませんが大空洞型であればオブシディアンによる宝石ギミックもサイドプランに含めることが出来ます。
※前回noteのライコポン対面パターン1を参照してください。
この対面も前述したホップのザシアンex対面と同様ですがガチグマexがサイドプランに大きく関わってくるため夜のタンカの使用とガチグマexのサイド落ち確認、サイド落ちした場合ボムを絡めてポケモンを取るプランをしっかり組み立てていけば問題なく勝てます。
ブリジュラスex対面
有利
ディアルガがレギュ落ちしたことによりスタークロノスによる追加ターンやメタルブラストによるサザンドラexのワンパンが無くなり更に戦いやすくなりました。
そのためブリジュラス側は最大打点280(クラッシュヘッズ後のジーランス)とサザンドラexをワンパンする手段がなく優位にゲームを進められます。
基本的にはクラッシュ+ヨノワールでワンパン、クラッシュヘッズ+オブシディアンで前を倒しつつ裏を取る、もしくはブリジュラスに進化しているのであれば次の攻撃で倒しやすいHPラインにしておくことが重要です。
また、ボスの指令が多投されているデッキでもあるのでなるべく裏に220点で倒されるサイド2ポケモンを置かないこと。
テツノツツミによる裏入れ替えも意識しながら戦えば楽に戦えます。
ちなみに私は何故か相手のベンチにジーランスがいてブリジュラスが280点を出せる場面なのにテツノツツミの裏入れ替えでピジョットexを出して取られたことがあるので有利とは言え脳死でプレイだけはしないでくださいね。
(戒めです……)
ソウブレイズex対面
五分
正直環境にいるデッキで1番対戦したくないデッキです。
理由としては相手が早い段階でカルボウをソウブレイズexに進化されてしまうとサザンドラexのオブシディアンが役に立たなくなるからです…
そのため相手がどれだけ早くサザンドラexをワンパン出来るレベルまでエネルギーを落とせるかで勝敗は変わります。
もしオブシディアンが有効な場面があるのであれば進化されて通らなくなる前に無理してでも通しに行くことで少しでも勝ちに繋げられます。
相手視点序盤はサザンドラexをワンパンする手段がないのですがこちらもそれは同じ条件です。
そのため、ボムラインを上手く活用出来れば1ターンでソウブレイズexを取れますが基本的には2ターンかけて攻撃を2回行いサイドを進めることになります。
また、ガチグマex+まけんきハチマキ+サマヨールで270点出るため終盤のサイドプランはガチグマexに担ってもらうことになりますので序盤でボムを使用する際は盤面的に前を1ターンで取る事があまり有効でない場合はとりあえずクラッシュヘッズで200点を入れて次のターンヨノワールで回収orもう一度攻撃orオブシディアンなどまけんきハチマキを早めに消費してしまわないように意識して立ち回ることが重要です。
リザードンex対面
有利
オブシディアンを上手く打てることが出来れば有利にゲームを進めることができます。
リザードンexは火力を出すのに時間がかかるため、ボムラインを経由しなければ序盤にサザンドラexをワンパンされる心配はありません。
そのため初動オブシディアンから入る動きが強く前のリザードンにダメージを与えつつ次のターンで取れる状態に、その上で後続orボムラインを取る事が出来れば良。
こちらもリザードンex側同様にボムラインを駆使してリザードンexを取りつつオブシディアンを絡めてゲーム展開を優位に進めます。
また、リザードンexにも型が3つほどありボム入りのアンフェアスタンプ型、大樹型、宝石型です。
どれも有利対面ではありますが大樹や他のACESPECが見えていない状態でサイドを進めた返しにアンフェアスタンプを打たれて何も出来ない状態になるのは避ける為に攻撃する前にある程度盤面を整えることを意識します。
宝石型ではリザードンex以外にもテラパゴスexがアタッカーとして存在しますがまけんきハチマキを活用することでサザンドラexでもワンパン可能です。
オブシディアンで裏を狙撃する場合は相手の要求値を上げるためにもホーホーがいればホーホーを優先して刈り取ります。
古代バレット対面
有利
サザンドラexの技がどちらも刺さりがよく、レギュレーション変更によるメインドローエンジンのかがやくゲッコウガ、ポケストップがレギュ落ちしている事が追い風です。
基本的にはあまり攻撃することはなく最初の攻撃はオブシディアン×2で相手のトドロクツキを全て取りきり盤面を破壊してそのまま押し切るプランを取ります。
ダメージを負っているサザンドラexだと倒されてオブシディアン2回を打てずそのまま負けてしまうため必ず無傷のサザンドラexを前に出しオブシディアンを連打します。
基本的には上記のプランで押し通せますが相手の動きが早い場合はクラッシュヘッズによるLO勝ちを狙います。
オブシディアンで盤面崩壊を目指すか、クラッシュヘッズでLO勝ちを目指すかはプランとして全く違うものになっているので相手の動きを見つつオブシディアン連打が難しい場合は早急にプランを切り替えることが大切です。
→古代対面、このプランで負けた記憶が無いのでそれくらいには有利対面です。
ナンジャモのハラバリーex対面
有利
デッキのドローソースであるナンジャモのカイデンがHP120のためオブシディアンで刈り取れば手札枯渇してそのまま押し切れるため優先的にオブシディアンを狙います。
そのためこちらも古代対面と同じく最初の攻撃はオブシディアンから入る事を目標にします。
ナンジャモデッキの火力枠であるビリリダマがサザンドラexを倒すには雷エネルギー17枚必要なので必ずオブシディアンで入らないといけない……という訳ではなくクラッシュヘッズでハラバリーexにダメージを与えつつ次のターンオブシディアンでも可。
ナンジャモのマルマインの上技で運ゲーでサザンドラexが取られる可能性もあるので攻撃する際は最低限後続になれるポケモンは準備するようにします。
また、ピジョットexが雷弱点のためこの試合ではピジョットexで攻撃はしないように意識。
Nのゾロアークex対面
微有利〜五分
NのヒヒダルマがHP140と偉く、オブシディアンとヨノワールを耐えるラインです。
そのためオブシディアンやボムラインにて裏のわざマシンを取る事がベンチ呼び出しになってしまうので非常に戦い辛いです。
また、先行2ターン目にひだるまキャノンを打たれた際にはかなり厳しいですが、それを打てる=相手の盤面が弱い事を示します。
従ってまけんきハチマキ+ふきすさぶでも問題無いので優先的に相手のヒヒダルマを取りに行きます。
NのゾロアークexデッキにはNのレシラムがおり、不用意にゾロアークexにダメージを与えてしまうとこちらが逆にワンパンされてしまいます。
そのためゾロアークexに攻撃する際はボムラインを絡めてワンパンするorオブシディアンでワンパンされない圏内で留めておくことがこの対面で意識することです。
(オブシディアンであれば13×20+20=280とサザンドラexがワンパンされないラインのため)
ミラー
先に盤面を完成させて攻撃した方が勝ちます。
どのミラーでも言えることかもしれませんがサザンドラexのミラーはそれが顕著に現れます。
サザンドラex自体の単体性能は他の2進化ポケモンと比較すると高くなく、他のカードでサポートしてあげる事で最大限強さを発揮します。
そのため、後続やピジョットexが居ないのにサザンドラexだけを立てて攻撃し始めても相手が盤面形成をしっかり行いボムを絡めてワンパンやオブシディアンから入られ盤面を崩壊させられるとそのまま押し切られて負けます。
また、デッキタイプがカウンター型ということもありただ単にクラッシュヘッズでサイドを進めると逆に相手の要求値を下げることに繋がりかねないのでそこは注意が必要です。
序盤の盤面形成がより重要になってくる対面ですのでオブシディアンで入られるので無ければサイドを先行されても問題無いので、しっかりと盤面を作りオブシディアンから入ることを意識して動ければ勝率は飛躍的に上昇します。
さいごに
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
今回のnoteは皆様のご期待に添える内容だったでしょうか?
何度か述べさせていただいております通り、サザンドラexは単体で最強というより要求値が高い分、デッキ単位でサポートをしてあげて強くなるポケモンです。
(サポートしてあげた分きちんとオブシディアンで返礼はしてくれます。)
色んな評価が飛び交っている現状ですが、登場当初からメインで使用している者の意見ですのでこれから新環境に向けてデッキ選択をされる方、引き続きサザンドラexの使用を考えている方々の参考になれば幸いです。
また、今回の記事が少しでも参考になった、良いなと思われた方はこの記事の拡散と私の𝕏(旧Twitter @jjk_7Se_ya)のフォローもお願いします!
今後気が向けばホップのザシアンexやNのゾロアークexのnoteを書くかも……noteを書かなくとも上記+ドラパルトex、ライコポンなど色んなデッキの構築や考察を投稿していく予定です。
勿論サザンドラexは引き続き投稿してきます!
(質問はリプライやDMでもいつでも受け付けています。)
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