子どもたちにとっての多様な将来像をイメージするために。
こんばんは。
本日、和歌山県新宮市の地域医療・介護対策特別委員会のみなさんが視察にいらっしゃいました。
僕は、新しいことがわかったら、すぐに説明資料やプレゼンに追加するのを心がけています。
今日のスライドでは、たくさんの子どもたちが集まることによって、多様な将来像をイメージすることができる話を追加して説明しました。
きっと、昔は、兄弟がたくさんいて、親はそれぞれの特徴を見ながら、この子は大学に行った方がいいな、この子は高校を出たら地元で仕事をみつけたらいいな、この子は…みたいに、いわゆる振り分けが可能だったように思います。
しかし、現在では、兄弟が少なく、比較ができないのでみんな同じようなコースを選択することになります。
赤ちゃんのいるデイサービスも7年目を迎え、最初にいた赤ちゃんは小学生になりました。それぞれの特徴が現れてきて、この子は社長タイプだね、この子はめちゃくちゃ勉強好きそうだからこういう仕事がいいかも などと、なんとなくではありますが、多様な将来像をイメージできる環境が出現してきました。
僕は、娘がひとりなので、このようなコミュニティが無ければきっと、決まり切った一本道を無意識的に進ませることになっていたかもしれません。
多世代のコミュニティが醸成していく過程で、いい味が出てきた、みたいなことでしょうか。
実証実験はまだつづきます。