【仮説シリーズ】人の流動性を高めれば不倫は減るのではないか。
今回は【仮設シリーズ】ということでゲーム理論をもとに人間の恋愛を紐解こうと思います。
まず不倫が起こるケースとはどのような時なのか。
それは単純で婚約者よりも、良い人が現れて、不倫相手も独身もしくは今のパートナーよりも良い人だと感じた場合に成立します。
よく不倫をした理由を「だって寂しかったんだもん」という人がいますが、まさにこれは「あなたが良くしてくれない」そしてパートナーよりも「良い人」を見つけ、その不倫相手とマッチングしたことを表しています。
いくら結婚当時、パートナーと相思相愛だとしてもそのパートナーを超える人とマッチングする可能性はいくらでもあります。
つまりは、パートナーを超える人とマッチングする確率を減らすことができれば、不倫する確率は減ると考えられ、また「もうこれ以上の人はいない」という人と結婚することができればお互いの人生にとっても最善の選択をとれます。
ではどのようにしてそんな人を見つけるのか。
結婚の前には「付き合う」というお試し期間のようなものが存在します。
色んな人がこの「付き合い」と「別れ」を繰り返しているわけですが、この「別れ」がポイントだと考えます。
別れるということは「今よりも良い人を見つけた」もしくは「今の人はそんなに良くない」という相手や環境の不満からくると考えられます。
なので次に付き合う人は以前、付き合っていた人を 何らかの形で超えていることが考えられますし、超えていなければ別れた意味がありません。
つまりは、この「出会い」と「別れ」をできるだけ早く回すことができれば、良い人がどんどんと更新され、「これを超える人がいない」という状況に以前よりは近づくのではないか、ということです。
リスクが高いのは恋愛経験の少ない人の結婚です。
最近でも元某アイドルの女性が有名企業社長の男性と不倫をし、Twitterなどで大炎上していましたが、元アイドルの方は引退した後でのスピード婚でした。多くの「出会い」と「別れ」を繰り返していないのでまだ「最善の人」というのを更新できておらず、結婚をし子供が生まれた直後にも関わらず、すぐに今のパートナーよりも良い人が現れ、マッチングしたわけです。
また社長の方も考えられるのは、社長として成功する前に結婚をしてしまったがために、成功してから地位と名誉を得て、今よりも良い人が現れたということです。結婚前の「出会い」と「別れ」のサイクルが足りなかったことを表しています。
人の流動性を高める
この場合の「人」は「お金」に似ている点があります。それは流動性がなければ価値がないということです。貯蓄に回され、使わないお金は経済からすれば無いも同然です。多くのお金が回るから多くの業界が売り上げを上げ、景気を良くするのです。
つまりは多くの人が恋愛をし、「出会い」と「別れ」サイクルを繰り返す、次のいい人、次のいい人という流れを多くの人で回すことができれば、「最善の人」に極力近い人に出会える可能性が圧倒的に高まります。
浮気する意味は何?
この考え方からすれば浮気をする意味はないです。なぜならば浮気をした時点で、今のパートナーよりもいい人がいることは確実になるからです。浮気をするくらいならばさっさと別れて以前よりも良い人を早く探せば良いのです。お互いにとって「最善の人」とは言えない人と付き合うという、無駄な行為になります。
まとめ
今後はネットワークを介し、多くの人と関われる機会があると思います。人口減少の解決策としてマッチングアプリも増えてきていますが、もっと人との関わりをネットワーク化できれば、「出会い」と「別れ」のサイクルを回転しやすくなるのではないかと考えます。
この記事はあくまで個人の見解であり、また仮説に過ぎません。