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風を感じる ~鳳来寺山を登って思うこと~

奥三河は自然がすばらしく、
僕が大好きなところです。


数年前は、
ドライブがてら何度もいっていました。

歩くのが大好きな僕は、
素晴らしい自然の中を歩き回ります。

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最近、しばらく行けてなくて残念。

でしたが、

どうしても
「あの山々に囲まれた道をドライブしたい」
「またあの大自然の中を歩き回りたい」

と思い、
なんとか時間を作り行って参りました。

先月に
鳳来寺山の中腹にある鳳来寺まで
表参道から登ってきました。

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この鳳来寺への表参道。

石段が、
1425段もある結構なハードな道のりです。
なめてかかると痛い目に遭います。

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そして、
また昨日もまたまた
2か月連続で鳳来寺山へ。

鳳来寺へは、
これまで5回ほど登っていたのですが、
はじめて、一度も休むことなくハードな石段を
一気に登り切りました。

運動を定期的するようになったおかげかな?

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さらに今回は足を延ばし、
鳳来寺山山頂へ。

これまたハードな道のりで、
なかば這うように(大げさ?)
登ってきました。

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8月の山。

下界ほど暑苦しくはなく、
ひぐらしの声が響き渡る深い緑の道。

そんな中、
感じる自然の風。

ふと、
懐かしさを肌が感じます。

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いつからだろう?

子どもの頃はこんなふうな、
さわやかで、
でも、どこかせつない風を感じていた。

けれど、大人になり、
そんな風を感じなくなっていた。



鳳来寺山の大自然の中には、
そんな風がまだ残っていました。

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思えば、こどもの頃は、

泥んこになったり、
草むらの中を駆け回ったり、
地面に寝転んだり、、、

自然はとても“きれい”でした。



けれど、
今、僕たちの住んでいる街は、

草むらも地面も
なんだか汚れて“きたなく”感じます。

地面に寝転ぶことに抵抗感を覚えます。

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鳳来寺山の山頂では、
躊躇なく寝転ぶことができると思いました。



さわやかでせつない風を感じれる街。
地面に寝転べるほど、人に汚されていない街。

そんな街で生活できたほうが、
こころも素直に美しく育つと思うのですが

どうでしょうか?


そんなこと思うのは僕だけで、

自然がきれいな街より、

みんな、
便利で輝かしい街のほうが
魅力的に思うのでしょうか?

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僕は散歩をするのが好きで、
よく地元の街や公園を歩きます。

なんだか、

地球が、自然が、
人に汚されてしまって、
悲しんでいるように感じるのです。

そんな悲しみを取り除いてあげたい。



けれど、
そんな僕も鳳来寺山へ

ガソリンの排ガスを撒き散らしながら行き、

帰ってきて手元にあるのは、
ペットボトルのゴミ。

未来にどんな責任を負うのか?
今、僕は問われている気がします。

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また、
子どもの頃のような風を、
この街でも感じたい、、、

未来の子どもたちにも、
あの風を感じて欲しい、、、





ちょとした旅のお話、
読んで頂きありがとうございました。



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