ウーバーイーツ

食べたいから頼んだ
食べられる以上の量を頼んだ
適量を頼んだ記憶は数えるほどだ
お腹は満たされ、気絶するように寝た
ある意味快感だったかもしれない。
でも心が満たされたことは一度もなかった。
深夜の12時を過ぎてから5人前くらいの食べ物を頼んだこともあった。
結局全ては食べられなくて、翌日捨てる。
食べ物を頼んだのに受け取りを拒否したこともあった。
受け取りに起き上がれなくて、玄関に注文した食べ物がたまっていった時もあった。
食べたいのか食べたくないのかわからない。
とにかく食べなければ不安で寝られない。
だけど食べると翌日体がしんどい。
半透明の45リットル容量のゴミ袋に増えていくプラスチック容器。
たまっていくプラスチック容器のゴミを見ていると気が滅入る。
増やしたのは誰だ?わたしだ
気がついた時にはベッドから起き上がれないくらい体重が増えていた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?