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選びの条件、ユダヤ人とクリスチャン
聖書箇所:申命記7章1-11節 ואתחנן(今日のトーラーポーション)
梅:今日の聖書箇所から印象に残った所は、どこですか?
申命記7:7 【主】があなたがたを恋い慕って、あなたがたを選ばれたのは、あなたがたがどの民よりも数が多かったからではない。事実、あなたがたは、すべての国々の民のうちで最も数が少なかった。 8 しかし、【主】があなたがたを愛されたから、また、あなたがたの先祖たちに誓われた誓いを守られたから、【主】は、力強い御手をもってあなたがたを連れ出し、奴隷の家から、エジプトの王パロの手からあなたを贖い出された。
アビガエル:7節です。敗者を神が選びました。イスラエルに敵対する7つの異邦の民は人数も多かったのですが、神様は一番強いとか頭が良い人ではなく可哀そうな人をサポートして勝たせました。可哀そうな人を神様は味方します。しかしそれには神様を信じ従うという条件があります。
モル:7節ですね。ユダヤ人は人数が少なかったから大きな国に勝つのは不可能・出来ない事です。しかし、神はユダヤ人を選びました。
石原:新約聖書のある個所を思い出しました。
1コリント1:26 兄弟たち、あなたがたの召しのことを考えてごらんなさい。この世の知者は多くはなく、権力者も多くはなく、身分の高い者も多くはありません。 27 しかし神は、知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。 28 また、この世の取るに足りない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。
和恵:読んでみると、ユダヤ人が選ばれたのは、数が少なかっただけですが、クリスチャンが選ばれたのは、”愚か”、”弱い者”、”見下されている”から、選んだとあります。
アビガエル:随分と、自己認識が低いのですね。クリスチャンがそのように自分を見ているのは意外でした。
和恵:クリスチャンになる前、私は、その聖書に書いてある通りの人だと思っていました。だから、神様は私を選んでくださって今があると思っていますよ。だから、イエス様の支えを感謝しています。多くの人もそのような状態からクリスチャンになったと思いますよ。
アビガエル:そうなんですか。
和恵:現代のイスラエル人は、今でも「神がイスラエルを選び、私も神を選んだ」と思っていますか?
アビガエル:私は神が手伝ってくださることを信じています。
モル:神なしで私たちはいなかったです。歴史上多くの国がありましたが、今はその多くが消え去りました。イスラエルの歴史を見るとわかりますが、私たちは小さな国だけれど今存在しています。
和恵:今日は色々な話題についてお話しましたが、ブログを4つに分けて書いています。アビガエルとモルは、そのいくつかの話題の中でも、1コリント1:26-28がとても印象的で、同じことでも新約の方がもっとはっきりと書かれているのに驚いたそうです。旧約には律法や歴史として書かれていることが、新約には概念化されて現されていることを改めて感じました。
また、今日、モルが久しぶりにバイブルスタディに参加してくれたことが感謝でした。彼は、最初から最後まで日本語だけで話し続けることができました。彼の日本語学習に対する意欲と努力に感謝しました。モルは出会った時から、新約に興味がある、バイブルスタディがしたいと言ってくださっていたのですが、今までそれが叶いませんでした。モルがはこの秋から3年生になります。新約を更に読んで行くことができるように、どうぞお祈りよろしくお願いします。
byうめちゃん