ツビは、イスラエルの薙刀教室で出会いグル先生のお弟子さんです。彼は、当時、ヘブライ大学の学生でITを専攻していましたが、日本文化や日本のアニメが好きで、日本語を独学で学んでいました。ある時、私が、薙刀のお稽古に道着を着て行ったところ、「似合うね」と日本語で突然言われて、すごく驚きました。薙刀のお稽古の帰りのバスが一緒だったので、それから話すようになりました。彼は、高校を卒業してから、イェシバに3年、寮生活をしながら、聖書を学びました。彼はラビの家系で育っているので、それは彼にとって当然だそうです。
ツビに初めてバイブルスタディをお願いしたのは、JJHOPのゲストとして神戸から、アコさん、和歌子さんが宿泊してくださった時でした。創世記1章の解説をお願いしたのですが、その時に、光あれ、というのは、太陽のことではないと説明してくれました。なぜなら、この句があるからだそうです。
Is. 30:26 【主】がその民の傷を包み、その打たれた傷をいやされる日に、月の光は日の光のようになり、日の光は七倍になって、七つの日の光のようになる。
太陽の光が7倍になったら人間は死んでしまう。だから、光は太陽ではない、ということがわかります。とのことでした。私達は、これは、イエス様だということがわかりますが、新約を読んでいないユダヤ人にはわかりません。一生懸命聖書を研究しても、旧約聖書だけでは答えがないのことに、痛みを感じました。
ユダヤ人に新約は読んではいけない本だと教えられているので、読みたくないと言っていますが、新約の句を見てもらい、質問すると答えてくれます。ですから、少しづつ、またはいつか新約を読んでいただけると信じています。
ツビから聖書を学ぶ時に感じるのは、彼の聖書理解はとても福音的だということです。新約を読んでいない割に旧約の聖書理解にクリスチャンとのずれがありません。ユダヤ人はにありがちな行い中心ではなく、心のきよさを求め、メシアを待ち望んでいます。純粋に神を愛し、聖書を愛しているということが伝わります。
今年は仮庵を作りましたか?と聞いたところ、もちろん作ったけれど、今年は飾りをつけなかったそうです。毎年、折り紙を折って、仮庵の中に飾るそうです。その折り紙の数々と今年の仮庵を見せてくださいました。これが、その写真です。
今回のツビのご紹介はここまで。
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