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ナオミさんと初めてバイブルスタディをした時に、光について話をしましょう、と提案しました。そうしたら彼女も調べて来てくださいました。その時のお話のメモです。

①必ず必要な光

Lev. 24:1  主はモーセにこう告げられた。 2  「あなたはイスラエルの子らに命じて、ともしび用の、質の良い純粋なオリーブ油を持って来させなさい。ともしびを絶えずともしておくためである。 3  アロンは会見の天幕の中、あかしの箱の垂れ幕の外側で、夕方から朝までの前に絶えずそのともしびを整えておく。これはあなたがたが代々守るべき永遠の掟である。 4  彼はきよい燭台の上に、そのともしびをの前に絶えず整えておく。

幕屋には必ずメノラーが必要です。そのメノラーは7つの光が常に灯されていなければなりません。始めに神様が光を作ったのだから、光は大事なものです。光無しに人生を送ることができません。そして、7日間かけて世界を作ったのだから、光も7つ必要です。

②対比による表現

Isa 45:7  わたしは光を造り出し、闇を創造し、 平和をつくり、わざわいを創造する。 わたしは、これらすべてを行う者。 
Job 30:26  私は善を望んだのに、悪が来た。 光を待ったのに、暗闇が来た。

光のコンセプトは、対比によって表現されています。
光と闇、平和と災い、善と悪です。この対比によるパラレリズムは聖書の中で多く表現されています。

③御顔を隠す

Isa 30:26  主がその民の傷を包み、その打たれた傷を癒やされる日に、月の光は太陽の光のようになり、太陽の光は七倍になって、七日分の光のようになる。 


イザヤは、バビロン捕囚の頃の預言者です。神様の言葉を聞かないとこうなるよ、預言を聞けばこうなるよ、と話してくれています。
太陽の光と月の光が七倍になるということは、神様がその御顔を隠さず、神様の力が強くなっている時だと考えられます。

ヘブライ語には、הסתר פנים という言葉があります。(顔を隠すという意味)これは、苦しい時に神様がその御顔を見せないことです。ホロコースト等は、このהסתר פניםの時代でした。

神の罰の方法は、「罰」と「顔を隠す」の2つのレベルがあります。
罰は応答としてもたらされ、常に公正な基準に基づいており、通常は局所的に計算され、罪の大きさに適した割合で与えられます. 「顔を隠す」ことも罪の結果としてもたらされますが、仕切りまたは壁 - 罪人を神から隔てるものにより、人は彼の神に近づくことができません。「顔を隠す」ことの厳しさは、正確には打撃や報復ではなく、その主な表現は距離にあります. 人が感じる拒絶と疎外感は、この罰の悲劇的な苦痛です。
「顔を隠す」ことは、非常に深刻な結果につながる可能性があります。神の監督がなければ、多くの災害が人に降りかかる可能性があるからです。(この例は、詩篇の詩篇 22 篇と 58 篇、およびヨブ記に見られます。)
「顔を隠す」ことは人々全体にも当てはまります。その場合、それは神の民から神を遠ざけ、無視することになり、人々全体の運命にとって悲惨なことになる可能性があります。顔を隠すことは、要求や祈りを無視するだけでなく、人々を無防備にさらし、助けを求める叫びを誰も聞くことができないからです。ホロコースト時代は「隠された顔」によって特徴づけられたと言うのが一般的です。
この記事は、コース The Holidays of Israel: Talmud, Halacha and Manneh の要約の一部であり、 ウェブサイト上のユダヤ教 の要約集の 一部です。

民がイスラエルに帰ってきたということは、הזמן לא הסתר פנים  神が顔を隠さない時→御顔を見せた時。ということです。

イザヤ60章は全て光について書かれています。光が来るとどのようになるかが、これを読めばわかります。

John 1:4  この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。
‏ ‎‏ בּוֹ הָיוּ חַיִּים
 וְהַחַיִּים הָיוּ הָאוֹר לִבְנֵי הָאָדָם.

これは、とても美しい表現だと思います。創世記では、神が光を作りましたが、これは逆の表現をしていて、これは彼の人生(生活、ライフ)が光であり、人生が私たちに道を見せるものであると書いてあります。


トーラーは人生のコンパスです。光を見るのではなくて、光によって方向性を見せるので、それが救いになります。

God will join us, God is our parter, もっと良い世界を創るため、神が私たちに加わり、神は私たちのパートナーです。神もパートナーを求めています。

アマレクだけを憎み、カナンは悪すぎたので、カナンを凄絶しなさい、と言った。聖書では、全てのゴイームを嫌いなさいとは言っていない。



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