イスラエルのメシアによる建国
神の国について、気が付かされる会話がありました。一年生のオメル君と話した時です。「私の兄は、超正統派なんですが、その超正統派では、イスラエルの国家の存在を認めていないんです。イスラエルはメシアによって立てられるべきだと思っています。今の国家のシステムは、ヨーロッパが考えたシステムです。」
ノアはこのように言いました。「ホロコーストによってユダヤ人の大量虐殺が起こり、これ以上メシアがイスラエルの建国をしてくださることは待っていられないと考えて、シオニズム運動の人たちの手によってイスラエルの国作られました。」
オフィルは、「神は律法を与えられました。そこまでです。律法を読んで行動するのは人の役割です。」神が人に思いを起こさせるという概念はユダヤ人にはありません。ですから、人の努力というわけです。
今回、オメル君のこの話を聞いて、イエス様の言葉がやっと腑に落ちて嬉しくなりました。超正統派の疑問に答えて、イエス様の口から、天の御国、神の国について聖書ではあらゆるところで語られています。
バプテスマのヨハネとイエス様の最初の言葉です。
私達にも同様に言われました。
Matt. 10:7 行って、『天の御国が近づいた』と宣べ伝えなさい。
イエス様は預言されていたメシアでした。メシアである王が来たのであれば、その国が立てられていくことを期待したでしょう。しかし、イエス様は死の直前で、私はこの世の王ではないと言っています。
復活したイエス様にも、弟子たちは国の再興のことを聞いています。ローマ軍によって支配されていた当時の状況下での、彼らの関心事が伺えます。しかし、イエス様はこう言いました。
誰もが、イスラエルの国の再建を望んでいました。しかし、この国の再建の秘密が教えられるのはイエス様の弟子だけです。
見ようとしない者に対してそこにあるものを説明することはできません。ですから、イエス様も弟子にしかその奥義を伝えなかったのです。
Matt. 6:33 まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。
私達がそこに住んでいる幸いがどれほど素晴らしいことなのか、気が付かされました。私は海外のいくつかの国に住んだことがあり、国々の特徴があります。私達が神の国の市民だということがどれほど幸いなのかを実感しました。
Rom. 14:17 なぜなら、神の国は食べたり飲んだりすることではなく、聖霊による義と平和と喜びだからです。
私達の心に聖霊が住まわれる時、それが、神の国の復興の始りです。私はこの瞬間、神の国に住んでいるのか、世の国に住んでいるのか、意識するようになりました。
超正統派の方のお話をもっと聞いてみたくなりました。彼らの視点に立てば、もっとはっきりとイエス様の言葉がわかることでしょう。イスラエルは神様が私達のために立てられた本当に大切な証ですね。
By和恵
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