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ユダヤ人が相続するもの ローマ8-9章
ローマ 8:17 もし子どもであるなら、相続人でもあります。私たちがキリストと、栄光をともに受けるために苦難をともにしているなら、私たちは神の相続人であり、キリストとの共同相続人であります。
オメル:イエスの相続人になる事は苦しみも受けなければならないのですか?
和恵:福音を伝えるために迫害を受ける事はキリストと共に苦しむことです。それに家族の中で自分1人だけがクリスチャンだと信仰のために家族から迫害を受けることもあります。イエスには従うことは、辛い経験も必ずあります。
オメル:辛い経験とは何ですか?
ローマ7:22 すなわち、私は、内なる人としては、神の律法を喜んでいるのに、 23 私のからだの中には異なった律法があって、それが私の心の律法に対して戦いをいどみ、私を、からだの中にある罪の律法のとりこにしているのを見いだすのです。 24 私は、ほんとうにみじめな人間です。だれがこの死の、からだから、私を救い出してくれるのでしょうか。
ならめぐ:自分の中に罪を認めその罪と戦うことです。それは先週読んだローマ7:22-24でパウロが苦しんでいることです。でもローマ8:18にパウロが言っているような栄光に希望を置いています。
ローマ8:18 今の時のいろいろの苦しみは、将来私たちに啓示されようとしている栄光に比べれば、取るに足りないものと私は考えます。
キリストの相続共同相続人になるために外からも内からも苦難を受けることを理解してくれたように思います。私は神の主たる相続人であるイスラエルが数々の苦難を受けて生きたことを思わされました。
ローマ9:18 こういうわけで、神は、人をみこころのままにあわれみ、またみこころのままにかたくなにされるのです。 19 すると、あなたはこう言うでしょう。「それなのになぜ、神は人を責められるのですか。だれが神のご計画に逆らうことができましょう。」
オメル:ここは同意できません。自分も19節のパウロと同じ質問をするでしょう。
ローマ9:20 しかし、人よ。神に言い逆らうあなたは、いったい何ですか。形造られた者が形造った者に対して、「あなたはなぜ、私をこのようなものにしたのですか」と言えるでしょうか。 21 陶器を作る者は、同じ土のかたまりから、尊いことに用いる器でも、また、つまらないことに用いる器でも作る権利を持っていないのでしょうか。
この20ー21節の陶器師のたとえも受け入れることができません。なぜなら人間には自由意志がある故にアダムとエバが善悪の知識のみを食べ、人間は自分で判断することができるようになったのです。人間はロボットではありません。
和恵:確かにそうですね。でも、個人レベルがそうでも国家レベルではどうでしょう? 例えば日本に原爆が投下されたこと、地震による津波で2万人が死んだこと。またイスラエルでも多くの努力がなされていたことでしょうが、国家が建設された事は長い目で見てまた歴史的な観点からも人間の自由意思ではどうにもならないことですよね。
オメル:そういう見方をした事はありませんでした。よく理解できます。それらが神様の主権の下に起こっていたと言うことがわかります。
ローマ9:2 私には大きな悲しみがあり、私の心には絶えず痛みがあります。 3 もしできることなら、私の同胞、肉による同国人のために、この私がキリストから引き離されて、のろわれた者となることさえ願いたいのです。
和恵:パウロがユダヤ人に対してどれほど大きな愛を抱いていたか、真理を伝えたかったか、この言葉で伝わりましたか?
オメル:はい。わかりました。
ローマ9:4 彼らはイスラエル人です。子とされることも、栄光も、契約も、律法を与えられることも、礼拝も、約束も彼らのものです。
和恵:自由意志を言う前に強調したいことがあります。ローマ9-4である意味で全てはイスラエルのものだと書かれています。だから私達は、旧約の続きである新約の言葉をイスラエルの代表であるオメルに何とかして伝えようとしているのですよ。
オメル:なるほど、わかりました。
祈りイスラエルは選民としてあらゆる苦難を通り抜けてきました。神の長子イスラエルがその苦しみの先の祝福を受けるためにキリストの共同相続人となりますように。神の主権の下で全てのご計画なされていることを祈ります。
Byならめぐ