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天気の子 感想(ネタバレなし)

天気の子

愛にできることはある。それを表明する
エモい映画。共感できるか賛否分かれるんだろうが、僕は感動した。
帆高は田舎から東京に出てきて新しい人生を歩もうともがく。
陽菜は自分の価値を見つけてくれる人との出会いがあり、晴れ女として生きる。

帆高も陽菜も、生きづらさを抱えている。現代社会への違和感を感じている。東京で暮らす彼らは、ここにいてはだめだと追われる。自分達の声は届かない。
彼らにとっての障壁は子供だからってことだけで、それは本質的な課題ではない。なぜならそれが大人になったからといって解決する訳ではないから。
占いやインターネットに答えを求めても何も解決策は示されず、自分の行動だけが事態を変化させる。主人公もヒロインも、いざという時の行動力が重要でらそれが誤っていても、自分が確信して行動した時には、一時的な批判や罰を受けたとしても、アイデンティティを失うことはない。大人にはその勇気と愚かさがないので、できないから自分を殺して社会と同化してしまう。
陽菜を探して走りる帆高の心の声は絶望した世界でも自分が大切にしているものを守りたいというシンプルな想い。その強い想いが突き刺さるから、この映画はこっぱずかしくてエモい。そこにかかる音楽がエモい感情を盛り上げる。観客は「愛にできることはあるかい」と問われている。

好きなシーン
⚫️チキンラーメンサラダとのり塩ポテチのチャーハン。ジャンク飯は素晴らしい。ポジティブプア礼賛!
⚫️各地で晴れバイトをする3人。特に花火が綺麗。
⚫️ラブホメシ、ラブホ風呂ではしゃぐシーンがとても微笑ましい。
⚫️田端駅の空の大きさとあみ印の看板

#天気の子
#愛にできることはまだあるかい
#田端駅南口
#拾ってきたネコ
#代々木会館
#ライ麦畑でつかまえて
#モテモテの凪くん
#ジャンク飯
#ポジティブプア

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