昔のこと(アトピー編)
初投稿なのにこんな話題になってしまった。
アトピーの知識に深くなく、ただの現在成人ヒキ9年女の体験談かつただの作文として置いておきます。
私は人生の大半をアトピーに振り回されていたと思う。
アトピー性皮膚炎の程度は様々だが、私は生まれたときから症状が波のように悪化と寛解をくり返しながら続いていて、顔と頭皮と関節によく出るタイプのアトピーだ。
女なのに顔に出ていることで、私は幼稚園の頃から将来を悲観することがあった。
女だからどうとか分からなかったはずだけど、なんとなく悲しいときがあった。母親が私の顔を「女の子なのに…」と心配する姿から察したのかもしれない。
昔聞いた話なので細かいところはうろ覚えだが、母は私を産んだあと、おばあちゃんに言われて医師に相談し、医師に渡された塗り薬を私の赤い顔面に塗っていた。が、退院後も症状が落ち着かなかったので、引越した先の病院にかかったところ、「子供の顔に塗っていい薬ではない!」と怒られたそうだ。
その病院では漢方治療を勧められ、島根の有名な漢方治療の病院まで通ったらしい。(私にもうっすら記憶がある)
ここまではまあいいのだが(?)、母はここから非ステロイド治療"でなければいけない"と思ってしまったんだと思う。見ている限りだが、ステロイドを塗ってはいけないという強迫観念が母にはあったと思う。
と言っても、母はよく都合のいいようにねつ造するので、(母は毒親育ち+ADHD……のように一緒に生活している私には見える)この話の真相が掴めることは無いのだと思うが。
私は幼児〜短大卒業までステロイド治療をせず、漢方治療のみで過ごした。ハッキリ言って私の症状は漢方治療だけで抑えられるものでは無かった。この治療方針のせいで人生が狂ったと言っても過言ではないと言わせて頂きたい。
母親の肩を持つのであれば、当時は、「ステロイドは悪!」といった内容のTV番組がワイドショー?かなにかで放送されていたらしい。その様な不安を煽るテレビ番組が情報源②の時代だったのだ。そのうえ情報源①の医師にステロイドを叱られ漢方治療に回されては医療の知識のない一般人の母には無理も無いような気がする。
だがしかし、悲しい事に、確実に私の人生の歯車が1つ狂った時だと言えるのではないか。
現在の私はドラッグストアで販売されているフルコートFや、病院で処方されるステロイドやプロトピックで人間の生活を手に入れている。
漢方治療は効けばいい薬なのかもしれないが、治まらないのならあくまでサポートとして使うべきだ。さらに言えば脱ステなんてもってのほかだ。
なんとなく昔のことがぶわっと思い出されたので書き記してみた。
まだアトピー人生や今までのことなど書きたいことがあるのでまた書きます。