
組織不正の原因は全てのビジネスパーソンが持っている可能性がある
こんにちは
“はじめの1歩の勇気をもらえるnote”
の JJ (@JJ56866220) です😊
JJとはこのような人間です。
今日も興味を持った記事/報道について
私の考えを交えて紹介していきます。
紹介したいのはダイアモンド・オンラインでの
「組織不正が起きてしまう意外な原因」
についての記事です🤔
近年は企業における不祥事が後を絶ちません。
データ改ざん・会計不祥事・インサイダー取引
などその種類も様々となっており報道を目に
することも多いです。
このような組織不正は企業の信頼を大きく損ない
場合によっては経営危機に発展することもある
重大な問題だと言うことができます。
そのため組織不正が生じる原因について
ちゃんと理解しておくことは非常に重要であり
今回の紹介記事では組織不正の意外な原因に
ついて解説がされています。
なぜ組織不正は起きるのでしょうか?
多くの場合「不正のトライアングル」と呼ばれる
モデルで説明されます。
このモデルでは不正行為の発生には以下示す
「機会」「動機」「正当化」の3つの要素が必要
であるとされています。
しかしながら近年ではこのような「不正のトライ
アングル」モデルだけでは組織不正の発生を
十分に説明できないという指摘も出てきている
という事実があります。
1. 機会
不正行為を行うためにはまずその機会が必要と
なります。例えば内部統制が弱かったり情報
管理がずさんだったりすると不正行為を行う
機会が生まれてしまいます。
2. 動機
不正行為を行うためには何かしらの動機が必要
です。例えばノルマ達成のプレッシャーや金銭的
な利益を得ようとする欲などが動機となります。
3. 正当化
不正行為を行うためにはそれを正当化する理由
が必要となります。例えば「みんなやっている
から」「会社のためだから」といったように
自分の行為を正当化しようとします。
無関心な社員が招く組織不正
近年では多くの社員が不正行為に積極的に加担
するのではなくむしろ無関心であるために組織
不正が起こることが問題視されています。
例えば上司から指示された仕事をこなすだけ
だったり周囲の同僚が不正行為を行っている
ことに気づいても見て見ぬふりをしたりする
といったケースです。
このような無関心な社員が増えると組織全体が
不正行為に対して寛容な雰囲気になり不正行為
が蔓延しやすくなってしまいます。
組織不正の悲劇を防ぐために
組織不正を防ぐには「不正のトライアングル」
モデルに加えて社員の無関心という問題にも
目を向けることが重要です。
具体的には以下のような対策が考えられます。
内部統制の強化
倫理教育の徹底
内部通報制度の整備
経営層のコミットメント
組織不正は企業にとって大きなリスクとなるので
企業はこれらの対策を講じることで組織不正を
未然に防ぎ企業の信頼を守っていくことが
重要になってきます。
まとめ
組織不正は悪意を持った個人が計画的に行う
ものではなくて多くの場合に社員の無関心に
よって起こるものです。
組織不正を防ぐためには「不正のトライアン
グル」モデルに加えて社員の無関心という問題
にも目を向けることが重要であるということが
今回の紹介記事を通してよく理解することが
できました。
「自分は不正に関係ない」や「自分は不正を
しない」と思い込むのではなく無意識に起きる
組織不正もあるということを理解して自分自身
の行動や思考を振り返られるようにしておく
ことが非常に重要であると感じました。
今回のテーマは
「組織不正の原因は全てのビジネスパーソンが
持っている可能性がある」
でした。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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