そういえば・・・
今までに父が調子を崩したことが何度かある。
1度目は僕が中学生くらいの頃、仕事の合間に突然倒れたことがあった。意識はあったが、すごい量の冷や汗をかいていたのを覚えている。
その時の僕は、只々しんどうそうな父を見ていることしか出来なかったことを覚えている。
2度目は僕が作業療法士になって3年目くらいの頃だったと思う。この時の父も1度目と同じ様に、意識はあったが仕事の合間に突然倒れ、すごい量の冷や汗をかいていた。
この時の僕は、人の身体を診る仕事をしていたにも関わらず、しんどそうにしている父にタオルを掛けてあげることしか出来なかった。自分の無力さを痛感したことを覚えている。
3度目は今回の癌。今までの中で1番大変な状態だと思う。幸い、父が自覚している症状は食後のお腹の張り感くらいと比較的少ない。
今の僕は自然療法家。5年前、師に出会えた事で以前よりも広い視野で父と関わることが出来る。
1度目や2度目と違って自分ができる事がある。すごく有難いと思う。
この形で父に関わる機会をつくって下さったのは、間違いなく師である池内先生。
すごく感謝している。
また、僕の自然療法で癌と向き合う決断をしてくれた父にもすごく感謝している。
命を預かる重圧もあるけれど…師にアドバイスを頂きながら、父と共に一つの目的の為に時間を共有することが出来ることは、すごく幸せだと思う。
一喜一憂する事もあるけれど…
僕は僕でとにかく頑張る(^^)