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【 根本を総合的に(^^) 】


すべてのがん患者さんに起こりえる、がん悪液質。
がんの種類にもよりますが、進行がんの患者さんでは40%〜80%の方に、がん悪液質が見られるというデータがあります。


がん悪液質の発症メカニズムに関しては、まだ完全には解明されていない様です。


しかし研究により解ってきたことの一つに、がん細胞から分泌される「サイトカイン」という生理活性物質が関わっているとのこと。

この「サイトカイン」の中でも「炎症性サイトカイン」が増える過ぎると、全身で炎症が起こり、筋肉や脂肪が分解されて痩せてしまう。


今年の1月にグレリン受容体に作用する「アナモレリン」という薬剤が、がん悪液質に対する薬として承認されています。

対象になるがんの種類は「非小細胞肺癌、胃癌、膵癌、大腸癌」で、食欲を促進させたうえに、炎症を抑えたり、筋肉のタンパク質が分解されるのを抑制する作用、脂肪の蓄積を増加する作用なども併せ持つ薬とのこと。

今はまだ限られたがんの種類ではありますが、がん悪液質で苦しい思いをされている方が少しでも楽になる手段が増えたことは凄く有難いことだと思います。


しかし…


がん悪液質の発症メカニズムの詳細が解っていないとの事ですが、おおもとの原因は【がん】という事に変わりはないと思います。
だとすれば、がんの活動をどうにか落ち着かせない限り、本当の意味での症状の緩和はなかなか得られないのでないかと思います。


薬によって、がん患者さんの症状を和らげることは凄く価値があると思います。

それと同時に、がん自体が良い方向に向かうような取り組みも併せて行うことが大切だと思います。


私も、私の施術を受けにきて下さるがん患者さんが良い方向へ向かうように、より一層努力します。



【がん悪液質に対する治療法開発の取組みが進む ――薬物療法では良好な成績も】はこちら↓
https://cancer.qlife.jp/nutrition-support/event-visit/article11422.html


薬の詳細はこちら↓
https://www.ono.co.jp/news/20210122.html






〜健康で豊かな人生を〜
自然療法サロン こうゆう
https://www.shizennryouhouinn-kouyuu.com/index.html


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