鶴見川サイクリングロードの走り方(特別編:落合橋からの恩田川ルート)
鶴見川の走り方として上流と下流に分けて紹介しましたが、上流の別ルートとして恩田川沿いを走るルートもあります。タイトル画像を見てもらえばわかりますがピンクの鶴見川ルートと恩田川ルートは距離的にはほぼ同じです
大きく違うのが走る場所と近所のスポットです。鶴見川ルートはあまり立ち寄りスポットはありませんが恩田川ルートは季節によりますが立ち寄りスポットが多くあります。
こどもの国線:「ひつじでんしゃ」「うしでんしゃ」など
恩田川の桜:町田の桜の名所
カワセミ :町田の鳥のカワセミ生息地
薬師池公園:梅園/花菖蒲/ハス園/アジサイ
町田リス園:TVなどでも良く紹介される(有料)
下記が上流編・下流編をまとめたものです
【1】恩田川ルートの概要
恩田川ルートの地図をもう一度紹介します
右下のスタート地点は鶴見川の落合橋でゴール地点は左上の袋橋です。袋橋以降は鶴見川ルートと同じになります。そして四角で囲んだブロック毎に写真と共にポイントを紹介します。
基本的には青の川沿いで紹介しますが一部は川沿いよりすぐ横の車道を走った方が楽な場所もあり、緑でルートを示しています
【2】恩田川ルートの詳細
(1)落合橋~小山橋
まず最初にこの区間のGPSのログを紹介します。この区間は恩田川の右岸を走り途中から左岸に移動します
【青-1】スタートは鶴見川ルートと同じ落合橋でアンダーパスがあるのでアンダーパスを走ります
【青-2】アンダーパスの先は左からの人/自転車が来るのと向かいからの自転車も左に行くので注意する。少し先に恩田川の案内板があります
【青-3】恩田川の右岸を上流に向かって進むと右側に水門の様なのが見えてくるが、そこは左から自転車や人が入ってくるので、気持ち中央よりを走り左を確認して減速しつつ進む
【青-4】都橋で県道109号に突き当たります。この県道は比較的交通量が多いのですが信号のタイミングで意外と渡ることができます。交通量が多い時は右の信号に迂回します(左の信号は迂回しにくい)。ここまでは恩田川の右岸を走ってきましたが県道を渡った後、ここから上流は恩田川を渡り左岸を走ります。これは都橋から中山大橋の右岸は下流から上流への一方通行で問題ないのですが、中山大橋で左折専用で直進ができなくなる事と、右岸は一般道で左岸はサイクリングロードで安全に走れるからです
【青-5】中山大橋の所は幅が広いが交通量は少ないでまっすぐに渡る。恩田川の右岸を来た場合は左折のみなので中山駅の方まで迂回する必要がある
【青-6】小山橋では手前に人道橋があるので自転車/人に注意する。ここの道路は比較的交通量が多いので注意して横断する
(2)小山橋~恩田川大橋
まず最初にこの区間のGPSのログを紹介します。この区間は恩田川の左岸を走り途中から右岸に移動します。左岸は途中が非舗装なのと遊水地工事で通行止めになっています
【青-7】左岸を走ってきて新良橋で右岸に移動します。この先の坂下橋でも良いのですが左岸から右岸に行きやすいのでここで移ります。この橋は交通量も多いので必ず一時停止ですう。ここから上流は一般道で車も通るのでキープレフトです
【青-8】坂下橋は車が横切るので一時停止して安全を確認して直進する
【別ルート:黄緑ルート】ここで少し左に行きすぐに右に入る道で環状四号と東名高速の下を通り先で合流するルートもあります
【青-9】八十橋(やそばし)は交通量が非常に多いので一時停止して渡る。信号のある所は左右にかなり行かないとないので安全に注意して渡る。渡った先は川沿いがサイクリングロードになるので、そちらに進むが一般路を車が来る場合があるので右に入るときに注意
【青-10】環状4号の恩田川大橋では片側2車線の道路で無理をすれば直進で渡れますが、安全を考えて恩田川大橋の歩道を右に進み「下台の信号」を渡って再び恩田川に右岸に戻ります
【Option】恩田川大橋では天気の良い時に富士山が少し見えます
(3)恩田川大橋~柳橋
まず最初にこの区間のGPSのログを紹介します。この区間は恩田川の右岸を走ります。左岸でも良いのですが左岸は人や自転車が多いので右岸の方が走りやすいのが理由です
【青-11】国道246号線は高架になっているので平坦な道で下をくぐれます。しかし手前に水道橋?の設備があり、その先も狭く見通しが悪く自転車や人が来た場合に危ないので徐行して進む
【青-12】東急田園都市線の手前で左に住宅が見えてきたところでは住宅の手前の道から車/バイク/自転車が出てくる。ここから出てくる時に、こちら側から自転車が来るとは思ってなく確認せずに出てくることが多いので注意。この時は見通しが良いが草で見えにくいこともある。こちらが優先道路ですが危険は避けるために徐行
【青-13】東急田園都市線をくぐった先は登りで道路と交差するが道路がカーブしていて見通しが悪いのでゆっくり上る。左右をよく確認して川沿いの道に進む(下り)
【青-14】浅山橋では真っすぐに進むが手前が登り&路肩が狭い&見通しが悪いのでゆっくりと登り必ず一時停止する。登ったところで右は見通しが良いが左はカーブしていて少ししか見えないのでカーブミラーも確認し安全を確認して進む
【青-15】日影橋では左から下ってくる自転車/車がスピードを出してくるので注意して進む(今は日影橋の先が工事中で交通は少ない)
【Option】この日影橋の先は「こどもの国線」が横切っていて日影橋を渡って田圃の中の道などは「こどもの国線」の撮影スポットです。GWなどの期間は特別な「うしでんしゃ+ひつじでんしゃ」の連結や普段見られない3両編成が見られます
【Option】付近にあるナシ園では春に梨の花を見ることができる
【青-16】こどもの国線の下は幅が狭くなっているのと見通しが悪いので徐行して進む
【青-17】堀の内橋は手前から登りになっていて左は長津田駅で交通量が多いので一時停止して直進する
【青-18】柳橋は車の往来があり右は良く見えるが左が確認できないので徐行/一時停止して直進する。ここまでは川沿いの一般道でしたが、ここから先はサイクリングロードになる
(4)柳橋~高瀬橋
まず最初にこの区間のGPSのログを紹介します。この区間は恩田川の右岸を走ります。右岸のサイクリングロードのすぐ横に一般道もあるのでそこを走っても良いですが、桜やカワセミを堪能するならサイクリングロードです。高瀬橋の成瀬街道を渡るときの為に手前で左岸に移動します
【青-19】都橋ではサイクリングロードを直進するが左側が工事中でフェンスがあり視界が悪くなっている事と工事車両などが出てくるので注意して進む
【青-20】吹上橋では歩道の先がフェンスでふさがれているので、右側の信号に迂回するか左の横断歩道の所で道路を横断する。横断したら右岸のサイクリングロードを進む(すぐ横の一般道を走ってもよいが、高瀬橋の付近まではサイクリングロードにはオプションがある)
【Option】恩田川の柳橋から高瀬橋の間のオプションはふたつです
【Opt-1】町田の桜の名所でソメイヨシノの時期は川の両側の木が一斉に咲いて綺麗です
【Opt-2】町田市の市の鳥はカワセミで恩田川ではたくさん生息していて頻繁にみかけます。見つける方法は、A:大きなレンズを持った人の近く B:冬は葉っぱがなくなるので何となく見ながら走るとカラフルなのが見えます
(二回に一回は見ることができるくらいの頻度です)
【青-21】成瀬中央橋では真っすぐに進みます。交通量は少ないので渡れると思いますが危ないと思ったら右側の信号に迂回してもよいです。渡ったらサイクリングロードを走ります。その利用は前に書いたオプションの理由です
【青-22】会下山橋の手前に左から降りてくる場所があり、成瀬駅から成瀬高校への通学路になっているので高校生が多く通るので注意して進む
【青-23】扇橋は左右の車に注意してサイクリングロードを直進する。車の通行があるが左岸側に信号があり比較的楽に渡れる
【青-24】弁天橋では左側の見通しが悪いので徐行/一時停止し車に注意してサイクリングロードを直進する
【青-25】鹿島橋ではサイクリングロードを直進しないで橋を渡り恩田川の左岸のサイクリングロードを進みます。これは次の橋の所は信号が設置されていて左岸を進んだ方が良いので
【青-26】高瀬橋の成瀬街道では信号があるのでその信号に従い成瀬街道を渡る。ただし、信号が青でも自転車や歩行者が歩道を横切るのでサイクリングロードを出るときに注意する。成瀬街道を渡ったら歩道を徐行して進み恩田川の右岸のサイクリングロードを進む
(5)高瀬橋~鶴川街道(恩田川上流端)
まず最初にこの区間のGPSのログを紹介します。この区間は基本的に恩田川の右岸を走ります。これは小田急線のガード下で左岸のサイクリングロードがなくなるからです。その先で一時的に左岸を走るマスがまた右岸に戻ります
【青-27】三蔵寺橋は車が良く通るし左の見通しが悪いので徐行/一時停止して進む
【青-28】左岸に中学校が見えた先の坂下橋では左から車/バイクがスピードを上げて坂を下って通過する事があるので徐行/一時停止して直進する。この写真ポイントの南大谷公園には公衆トイレがあります
【青-29】小田急線のガード下手前の石洗橋は車の通行が多いことと左が全く見えないので必ず一時停止し安全を確認して直進する
【青-30】梅の橋の右岸は階段になっているので左岸のサイクリングロードに移動する。右岸の一般道で次の交差点まで走ってもよい
【青-31】櫻橋は交通量が非常に多く歩道もバス停が近くにあるので人も多く歩いているので手前で必ず一時停止する。道路を渡るときは右側の信号で渡るか、左の横断歩道で渡る。渡った後は右岸のサイクリングロードを進むが左の一般路(黄緑のルート)を走ってもよい。この投稿では恩田川を走るという意味合いでサイクリングロードで紹介
【青-32】大谷一号橋は車が多いので一時停止して安全確認をする。まっすぐに渡ってもよいし右側の横断歩道に迂回してもよい。ここからしばらくは団地横のサイクリングロードを走るが交差する道路を横断する時や歩行者/子どもに注意
【青-33】サイクリングロードがいったん終わり一般道に合流するので左からの車に注意する。左の見通しは良いが住宅建設中であり今後は見通しが悪くなる可能性がある
一般道に合流したすぐ先の稲荷坂橋は車の通行が多く左の見通しが悪いので一時停止して直進し再びサイクリングロードに入る
【青-34】鶴川街道に出るところは『恩田川上流端』の表示がある。その先はガードレールで渡れないので右の信号に迂回する。信号で渡ったら左に進み恩田川(上流端の先)の左岸の住宅地のなかの一般道を走る
(6)鶴川街道~日向橋
まず最初にこの区間のGPSのログを紹介します。ここから先は一般道を走ります。幹線道路を走っても良いのですが安心して走るために幹線道路の住宅街の道を進みます
【青-34の続き】住宅街の道を入った後は道なりに信号まで進みます
【青-35】信号の先の交差点を右に入る。この時、左からの車・対向車・後ろからの車に注意する。安全に右折するためには横断歩道で一度停止してから渡る
【青-36】住宅街の道に入ったらすぐ先の交差点を左折する。左折するとまた二又の交差点になるので左の道に入る。その先は住宅街の道を進む
【青-37】少し進むと右側に宏善寺の入り口がある。進むのは左の一般道ですが立ち寄りポイントとして、このお寺に立ち寄るのも良い。仁王門には江戸中期の仁王様がいて境内には立派なしだれ梅があるので春の時期はお勧め
【青-38】住宅街を進みアパートの所で少し開けた先の交差点は左右から車がので要注意。左右の車道は「止まれ」が無いので車はスピードを落とさない。安全を確認したら直進する
【青-39】ひなた村の横を通り過ぎ道なりに行くと日向橋を渡る。まっすぐに行くと幹線道路にでるので橋を渡ってすぐに右に入り住宅街の道を進む
(7)日向橋~四季彩の杜(薬師池公園)
まず最初にこの区間のGPSのログを紹介します。ここから先も一般道を走りますが、最後の区間に入ってからは鎌倉街道の幹線道路を走ります
【青-39】は(6)に記載
【青-40】右に恩田川の上流部の左を進んでいると速度を低下させる路面ペイントが出てきます。この先は左右から車が横切る場所なので徐行し安全確認して進みます
【青-41】さらに進むと道路の下をくぐる場所に出ます。くぐった先は駐車場が3台分あり急に動き出してくることがあるので注意
【青-42】その先でも左右から車が横切る場所なので徐行し安全確認して進みます
【青-43】日産のディーラの後ろを進み坂を上った先は大きな道路で車の通行が多いので一時停止します。ここはまっすぐの細い道に入り、その先は道なりに進みます
【青-44】幹線道路以外を走ってきましたがここからは幹線道路を走ります。正面は鎌倉街道で右に行きますが左側通行なので道路を渡って右に行きますが突き当たりのすぐ左に横断歩道があるのでそこで渡って鎌倉街道を進みます。ここからは登り坂になります
【青-45】坂を下る途中の左は「四季彩の杜」となっている。ここは薬師池公園の西側に新しくできたエリアでカフェや売店などが充実しています
(8)四季彩の杜~新袋橋
まず最初にこの区間のGPSのログを紹介します。この区間は鎌倉街道の幹線道路を走ります
【青-46】鎌倉街道の登り坂の頂点付近はいつも車が渋滞しています。左の歩道を走っても良いかとは思いますが狭く人が多く歩いているので車道の左を車に注意して進みます。ここから先は下りになるので特に速度に注意しましょう
【青-47】右側には「町田リス園」がある。有料ですがテレビ番組などでも良く紹介される場所なので立ち寄りポイントです。道路の左側は薬師池公園で広い公園は立ち寄りポイントです
【Option】薬師池公園は四季おりおりの楽しみがあります
【Opt-1】2~3月の梅、しだれ櫻
【Opt-2】6月頃の花菖蒲
【Opt-3】6月頃のアジサイ
【Opt-4】7~8月のハス池
【Opt-5】秋の薬師池付近の紅葉
【青-48】ENEOSのガソリンスタンドからは2車線の道路になるので左端を進む
【青-49】新袋橋の付近では源流方向に行くために鶴見川のサイクリングロードに入るが少し手前から歩道に入って歩道をゆっくり進む。これは新袋橋付近だと歩道に入りずらいので
【青-50】新袋橋で鶴見川ルートに合流する。ここからは鶴見川の源流に向かって左岸のサイクリングロードに入る
【Option】この新袋橋では冬の時期などに富士山を見ることができる