【雑記】GEEKOMのPCで痛い目に合いAdobeでも痛い目に
【1】要約
自宅のサブPCが古く不安定になり流行りの小型PCのGEEKOMを購入したが、2台続けて痛い目に合い、日本HPに落ち着いた話。やはり「中華製」はやめとけという結論
さらにAdobeの対応に腹が立ったお話がPC更新で発生しましたが・・・
【2】所有したパソコンの履歴
まず基本的なパソコンの履歴を表にしました
1のパソコンが古くて起動が遅く静止画の読み込みや動画の編集レスポンスが低下し時々ハングアップすることが発生。そうなると2TB×3のRaid5構成のストレージの再構築が都度発生し作業にならず、更新を考えた
2のパソコンはメインで使っているものでCPUはインテルの9世代で4世代も前のものですがメインのストレージはSSDでそこそこ早く容量もクローンで1TBにしたので充分使えます
問題となったのは3と4のパソコンでお金も浪費したし、腹の立つことも多くパソコンは信頼できるブランドを選ぶべきと実感しました
5は3と4の問題があり最終的に落ち着いた現在使用中の1の代替え機で信頼できるブランドなので安心かな?
【3】GEEKOMのIT13の問題
Youtubeでも「高性能」「低価格」「こんなに小型」というのが多く省スペースでいずれは2のPCを代替えするときの検討にもなるので探していました
◆2024年5月
公式サイトで探すも一か月くらい品切れで入手できず、他のサイトで新品があったので購入しました
確かに小さくて置き場所にも自由度がありよさそう
裏面を確認すると消費電力的なのが19Vで6.32Aって120W!この小さな筐体で大丈夫か?
まぁノートPCと同じで電源はACアダプタで外付けなのでその分の発熱はないので大丈夫?→後で不安が的中
◆購入後
一通りの設定をして必要ソフトもインストールして快適に使うことが出来ていて、この価格でこの小ささでこの性能はお買い得!と思ってました
データ保管用に2TBの2.5インチ外付けSSDを購入し、内部のコネクタに接続し内部の取り付け部分に装着し、小型でデータ保管もバッチリ
ソフトとしてAdobeのPhotoshopElements2021とPremireElements2021は買い取りライセンスで同時使用は1台ですが3台までインストールできるのでインストールして使用していました。最新のバージョンではないのですが普通に使う分には機能的に充分です
◆2024年11月
PremireElementsで動画を読み込みタイトルなどの文字を入力して書きだし処理を行った時に、いきなり内部から炎が出て画面が消える。危険なので電源を抜いた。取り外してケースを開けると基盤の部品が焦げて燃えて破損していた
◆2024年11月
GEEKOMのサポートにメールをして状況と故障修理の依頼をするが回答は
・GEEKOMは修理部門は持っていないので修理は不可能
・公式サイト以外の購入はいっさい保証しない
・自分で修理するか新しいのを購入して
ということで、一つ目の腹の立つことで購入資金が無駄に
◆2024年11月
廃棄を決断し1TBのSSDとSODIMのDDR4メモリ(16GB×2)は使えると判断し取り外して保管
【4】GEEKOMのAE7の問題
腹も立ったが故障するまでは快適に動いていてスペース的にもよかったし、当たりはずれなどもあるようですがインテルのCPUの不具合というニュースもあるようなのでGEEKOMのAMDのCPUを使った新しいのを公式サイトから購入することにした(保証の面&3年保証&30日返品可能)
◆2024年11月
公式サイトで注文を出して翌日に発送の連絡が来て注文から4日目くらいに入手。パッケージの裏で気になるのは「中国製」の文字
裏面を同じように確認すると「19Vで6.32Aで120W」とIT13と同じ不吉な文字が
◆2024年11月
入手して2.5インチSSDを取り付けようと蓋を開けるとコネクターがない!しかし取り付けるブラケットなどはあるので不良品?と考えた
事前にネットでマニュアルを見ていて取り付け方法が書かれていたのにコネクタだけがないのは不良品ではとGEEKOMのサポートに連絡をする
回答は
・AE7は内部増設ができません
・マニュアルの取り付け説明は間違いですが修正していません
というお粗末な内容でしたが、外付けで変換コネクタでUSB-Cにつなげば使えるのでAMAZONで次のコネクタを入手し接続
一通りの設定をして必要ソフトもインストールした
Adobeのソフトもインストールして使っていました
◆2024年12月
AdobeのPhotoshopElements2021で画像編集しながらWebで情報を見ている時に「プチッ」の音でいきなり画面が消える
電源も落ちたので再度電源を入れるが立ち上がらない
不安が的中し「GEEKOMはやめとけ」とネットにもあるのが身にしみる
◆2024年12月
GEEKOMのサポートにメールをして状況と故障修理の依頼をするが回答は
・GEEKOMは修理部門は持っていないので修理は不可能(前と同じ)
・公式サイト購入なので3年間の保証があるので新品交換
・新しいのを送るのでSSDを入れ替えて使ってね
という回答でしたが、WidowsProでBitLockerが設定されているので使えるとは思えず負荷のかかる処理をしているわけでもないのに破損は、やはり中華製は信頼できない。さらに新品交換だとその都度設定が面倒になるしデータ消失も心配なのと信頼性がなさそうなので「購入してから1ヶ月以内なので返品し返金を希望」と回答し、返品&返金を了承してもらえる(1ヶ月以内は返品可能と公式サイトにあります)
◆2024年末
年末のお休みに入るタイミングでしたが故障したAE7を返品の宛先に着払いで送る
・この返品でも「返品は可能です」のメールだけで返品先は連絡なしです
・メールでしつこく要求するとやっと返送先を教えてくれる
◆2025年1月
年末年始明けに返品場所に品物が届いてから、しばらくたった後に「返金通知」というメールが来る
これでやっとGEEKOMと縁が切れてさっぱり
【5】HPのminiPC
HPは分社化されて日本HPとなり「東京製造」をうたっていて、1&2のPCも不具合なく使えていて信頼性があると判断
1のPCはかなり古いので動作は遅くなり、時々ハングアップする事があるけど古い世代のCPUで無理やりWindows11を動かしていると考えると納得できるのでHPで購入することを考える
◆2024年12月
返品&返金でお金が戻ってくる目途がたったのと12月のキャンペーンでかなり割引があったので発注することにした
購入時のSSD容量とメモリー容量はカスタマイズできるが、SSDの500GB→1TBはプラス17,600円でメモリーも16GB→32GBはプラス18,700円で両方を行うと36,300円と意外と高くなるのでベースモデルで発注。【3】で取り外したものを使うことを考える
※SSDは外付けケースで問題なく動作が確認できていた
※メモリーは発火した場所に近いので少し心配ですが
◆2025年1月
稼働5日納期というWeb宣伝ですが年末年始休暇なので年明けに入荷。今回のもノートPCの液晶やキーボードをなくして専用筐体に入れたようなものでACアダプタ外付けですが
納入後に初期設定を終えた段階で色々な操作をして初期不良がないことを確認できたので一気にカスタマイズを行う
まずはメモリーを16GB×1枚を取り外し16GB×2枚にするためにケースを開けると?
簡単にメンテナンスが可能とのことでしたがメモリーが見えない・・・少しあせってHPのサポートYoutubeを見るとファンが簡単に開けられるらしくネジも外さずに持ち上げられ下にメモリースロットが
同じタイプのメモリーのセットの方がよいので16GB×1枚を取り外し16GB×2枚に交換して起動するとちゃんと32GBを認識したのでOK
SSDはBitLockerで保護されていたので外付けケースでフォーマットをしてクローン作成をするが、前に購入した外付けケースの無料ソフトは1回のみで使えない。ネットで検索して無料で使えるソフトを試すが実際には「開始」のところでライセンスを購入しなければならず購入を考えるが、AcronisTrueImageのWD版はWDのストレージがあれば無料で使えるのでこれを使ってクローンを作成
※SDカードのサンディスクでもPCにつながっていれば大丈夫!
クローンを作成し終わってから内部のSSDを交換する。SSDは左側にCドライブ&起動ドライブのM.2-2280SSDがあり交換
接続を戻して再起動するとちゃんと立ち上がったが、ときどき変なメッセージが出てくることがあるけど問題なく使えています
しかし、このメッセージは何だろうか?ネットでググってもよくわからない
内部を見るとSSDの2280ソケットがあり増設できそうであるし、内部にDGPUというのを増設できそうである
他にもコネクタが2つあり何かに使えるのかな?プラスしてBIOS保持用のコイン電池も交換しやすいような場所とホルダーが設置されている
◆HPのPCの問題?点
・ユーザーマニュアルがない
・電源ボタンのところの起動ランプが暗い(起動している?がわからない)
・USB-Cが電源OFFでも給電され続け外付けSSDの耐久性が不安
→電源オフで給電停止できるはずですが設定する場所がない
→BIOSを起動させてやっと停止させる事ができた
最後にソフトのインストールでAdobeの罠にはまってしまう。これは次の【6】で紹介
【6】Adobeの罠
AdobeのPhotoshopElements2021とPremireElements2021は買い取りライセンスで同時使用は1台ですが3台までインストールできるのでインストールして使用していました。最新のバージョンではないのですが普通に使う分には機能的に充分です。一番最初のPCリストで1と2にインストールして使用していて3にインストール後も使用できていました
3が故障して廃却し4を購入後にインストールしても使用ができていました
しかし5のPCにインストールして起動すると立ち上がりません。その時のエラーメッセージはサポートのページでは次のようなものですが、下の囲ったところが表示されません
Adobeのサポートのよくある質問で調べると3通りの方法が書かれています
・すべてのコンピューターからログアウトする
・1 台のコンピューターからログアウトする
・アカウントページからログアウトする
このいずれの方法を試してもダメでAdobeのチャットで確認するが解決せずにメールでの問い合わせをしてくださいと言うことでメールで問い合わせると回答は
PhotoshopElementsについて、長い間ご愛顧いただき誠にありがとうございます。お困りのところ恐縮ですが、現在2024・2025バージョン以外はサポートの期間が終了してしている製品でございます。
そのため、お電話やチャットでのサポートも終了しており、認証解除について具体的なご案内が難しく申し訳ございません。
しかしながら、お困りになったときのためにアドビでは、アドビサポートコミュニティという掲示板式のサイトをご用意しております。
より現場に近い回答を、営業時間など気にせずにご質問いただける掲示板形式のサイトでございますので、ご紹介いたします。
との事でサポートが全く得られない状況です。サポートコミュニティで確認すると
・ライセンスの管理はAdobeのサーバーで行っている
・Adobeが拒否しているので解消方法はない
・永久ライセンスのはずが3年でライセンスは消滅に変えたらしい
という事で購入するときは永久ライセンスですが一方的に3年のライセンスに変更され2021年バージョンはサポートも終了し一切のクレームは受け付けないという事でした