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記憶の扉

あっ、記憶の扉が開いてしまった

って思う瞬間がある。何で忘れてたんだろう?って思う事がほとんどで、自分の核に近い事ほど忘れている確率が高い気がする。

高校の時、進路を決めるのに衛短に学校見学に行った時の事、体験型の学校見学で実習ぽいことをやった。アルジネート(歯科で使うピンクの粘土みたいなやつ)で指の形を取り、石膏を注ぎ自分の指の形の模型を作ってトリミングして終わり。この一連の作業が、めちゃくちゃ楽しかったことを今になって思い出した。

きっと嫌な記憶や色々な事が上書きされて、ずっと親の敷いたレールを歩いてきたと思い込んでいた。でも、ちゃんと楽しいという気持ちを持って進学したし、DHになったんだなってちょっと安心した。

創る事が好きで、何かを生み出して、表現して生きたいんだって思う。


もう一つ思い出した事。これは結構衝撃的だった!私、女の子が好きだった事があって。その時は親や友達にオカシイヨって正された。それで今まで無かった事のように、すっかりと忘れていたけど思い出してみれば、その子の名前までちゃんと覚えてた!!

それで今、大好きな人は男だから、単純に自分はバイセクシャルだったんだって思ったけど、後からパンセクシャルという言葉を知って、定義は色々あるらしいけど難しく考えず、パンセクシャル=全性愛、好きになった人が好きな性って考えると、なんて素敵なんだろうって思った。

LGBTQなんて言われて、偏見もあるし、まだまだ少数派みたいに思われるけど、本当にそうかな?私みたく忘れてるだけかもしれないし、多くの人が考えた事無いだけかも。性別に捕われることがいつか無くなればいいのにね。

私は自分の生き様、想いを在りのまま表現して生きていきたいから、ちょっと踏み込んだセクシャリティの事も綴ってみた!!!

私はこの感性を持って産まれた事を誇りに思うよ!






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