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あかい糸
朝晩の気温が ぐっとさがるころ
にょっきり
顔を出すのが 天使のようなサフランさん。
つややかで まぶしい紅(べに)を しゅっと ひいて
あたり 一面
あまくて やさしい香気で つつまれます。
森で暮らしていたころ、わたしが初めてつくったちいさな庭の一画に、サフランたちが群生していました。
霜がおりても サフランは平気。凍てつく寒さのなかでも咲くその姿も 胸を打つほど美しく、そんな朝は白い息を吐きながら、毎朝サフランに みとれました。
あかい糸(めしべ)は 薬や染料としても珍重されていますが、わたしは贅沢に、このフレッシュな めしべにお湯を注いで お茶にして飲んでいました。
サフランティーは黄金色です。からだのなかに、光が差し込んでくるような、あたたかくてまろやかな味。
去年の春、わたしは自分の畑に、ほんの少しサフランを植えました。秋になって顔を出してはくれたものの、サフランは葉っぱだけ茂らせて、去年はお花は咲かせませんでした。
それでも今年も、この季節を忘れずに、かわいい芽をにょっきり出してくれたサフランちゃん。少しずつ、葉っぱを生やしはじめました。
(じゆうな木)「🥺♡」
(サフラン)「♡」
秋晴れの あたたかなお天気がつづき、畑でもハコベ、ナズナ、ホトケノザ、、、春にお目見えしていた面々が咲き始めました。
そんな陽気につつまれて 順調に葉っぱをのばす サフランちゃん。
(サフラン)「あったかーい♡」
(じゆうな木)「☺️♡」
そして、今朝のことでした。
キラキラの美しい朝日をあびて、野原はつやつや 輝いていました。
畑の入り口では、いつにもまして、やさしい表情をしたオキザリスたちが出むかえてくれました。
(オキザリス)「おはよう〜♡」
(じゆうな木)「まぁ🥺♡ ふわふわだね☺️♡」
何本か立ち上がってきたオニノゲシさんが、そのつんつんした素敵な葉っぱを ぴかりと光らせ、ちいさな太陽のようなお花を空に ぽんぽん打ち上げます。
ほれぼれする うつくしさ🥺♡ すごくすき♡
その近くでは、エキナセアが、この陽気にさそわれて、
いち輪、じわりじわり、開花のときをむかえていました。
(じゆうな木)「🥺♡」
そして、なんとサフランが(!)つぼみをつけていたのです。
(じゆうな木)「サフランちゃん❣️🥺♡」
(サフラン)「♡」
それから1時間くらい畑仕事をしたあと、わたしはこのサフランのつぼみの前に座り、かわいいつぼみ とその茎を なでていました。
するとサフランは、しゅっと紐をほどくように、さわやかに、、、
(サフラン)「♪♫♬♫✨」
(じゆうな木)「😆♡」
目の前で 咲いたのです(!)
どの角度から見ても、美しく、、、
そのお花から放たれる香りは、まるで金木犀とクチナシの間のような、あまくてやさしい、すてきな香り。
(じゆうな木)「美人🥺❣️」
(サフラン)「♡」
ちいさな虫たちは、開花前のつぼみの先からすでに花のなかへ入っていましたが、開花してすぐ、蜂がぶーんとやってきて、サフランのお花のなかへダイブ(!笑)
(じゆうな木)「蜂さん、、、😂 わたしもダイブしたい!笑」
(おまけ)今日絵を描いていたらやってきた子。ちいさなちいさな てんとう虫?! 見えにくいですが、体(背中?)の右上と左上に白いハート模様があるんです😁♡
(じゆうな木)「てんとう虫ちゃん、、、そろそろ続きを描きたいな、、、😂」
(てんとう虫)「♡」