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【記事掲載のお知らせ】『MODEL j train』vol.7
去る1月28日(火)、イカロス出版さんの鉄道模型誌『MODEL j train』vol.7にワタシの作った模型と記事が掲載されました。
中央線の快速に連結されたグリーン車をNゲージで作りました。
……といっても、いま走っているE233系ではありません。
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本号の特集は「考察 急行列車II」。その中でワタシが作ったのは、近郊型電車で運転された急行、いわゆる”遜色急行”の代表格である「かいじ」です。
「かいじ」は昭和40~50年代に新宿~甲府間を結んだ急行列車。定期列車は急行型電車165系で運転されましたが、季節臨時列車には本来長距離向けではない近郊型電車の115系が用いられました。
そして1970(昭和40)年に新設された、午後8時ちょうどの「かいじ6号」で115系にあるはずのないグリーン車が連結されるという珍事が起こります。記事はそれを含む、中央東線の遜色急行のストーリーを追うものです。
作例のグリーン車は、TOMIX製品とKATOの旧製品から製作。
単品で入手しやすいものをベースにするという方針から、「アルプス」などのセット品にしか含まれない165系現行品をあえて外しました。
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ライトレンズの透明化などで現行製品やTOMIX製品にも見劣りしない仕上がりとしました。
「アルプス」などのセット品に含まれるものを塗り替えた方が、車高調整などが不要なので簡単かつ確実に、出来の良いモデルを手にできるのは事実。
とはいえ、この列車を造るためだけに高額なセット物を買うとか、ASSYパーツ狙いで再生産のタイミングをじ~っと待つのも、なんか不毛だな~と常々思ったいましたので。
それでも、作品は現行製品に遜色ないモノにできたと自負しています。
他にも115系側にも手を入れたり、TOMIX製品の300番代をいじったりしているので、そちらにもご注目していただければと。
何卒、ご購読いただければ幸い。よろしくお願い申し上げます。
えっ?冒頭の快速の話はどうした?
実は「かいじ6号」の折り返し運用が甲府発立川行の快速列車2530Mで、もちろんグリーン車も営業してました、というのが真相。
中央線の快速のグリーン車は、55年前にもあったのです。
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楽しめるように、ヘッドマークの交換が可能な仕様としています。