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【原付で四国一周】1日目徳島~別格20霊場を巡る~

2024年の7、8月に原付でお寺を巡りながら四国一周しました。そのことについて何回かに分けて書いていきます。今回は1日目香川県高松市から徳島県美波町までを書いていきます。よろしくお願いします!


7:30 高松を出発

朝6時に起きてバイクに荷物の積み込みを始めました。タイヤの空気を入れていざ出発です!

10:00 お遍路道具店

まずは別格20霊場を周るために必要な白衣を買いに徳島県阿波市の浅野総本店というお店に行きました。実はこのお店に行く前は納経はせず数珠の玉だけお寺で買おうと思っていました。しかしそのことをお店の人に言うと納経をしないと数珠を売ってくれないお寺があるかもしれない、と言われました。そうか…納経したら高くつくな…まさかの事態に小一時間悩みましたがせっかくお寺を周るのに納経しないのも失礼かもしれないと思い納経することに。そのほかにも白衣だけ買っておけばいいと思っていたのですが輪袈裟(わけさ)という首からかける布のほうが大事だと教えてもらい結局両方買うことに。お寺巡る前は高いな…と思っていましたが巡り終わった今となってはこの最低限のセットは買ってよかったと思ってます。特に納経帳!納経は絶対したほうがいいです。後になって見返すことができるし書いてもらうのを見るのも楽しいです。それに別格20霊場を維持していくために入場料の代わりにお金をお寺に落とす意味もあるのかなと。あのとき相談にのってくださった店員さんには感謝です!
買ったもの⤵

  • 白衣 2100円

  • 納経帳 1800円

  • 納札 100円

  • 輪袈裟 1300円

あとお線香、ろうそく、ライター、数珠がいると知ったのであとでダイソーで買いました。


お遍路セット

12:00 一番大山寺

お遍路道具をそろえたのでいざお寺へ出発!
上板町の大山寺を目指して運転するのですが道が結構悪路でした…バーディーの変速を2に落としてゆっくり進みます。コンクリート舗装こそされているものの枝木や石がたくさん落ちていて怖かったです。そしてお寺の山門すぐ近くの坂道でついにこけてしまいました、前日までの雨のせいで道がぬかるんでいたのです。10分くらいかけてやっと起こせたと思ったら2度目の悲劇が…なんと!さっき買ったばかりの納経帳が折れてしまったのです!靴もズボンも泥んこだし気分最悪でした…

起こすの大変だった…

坂は登れないと判断して坂の下にバーディーを置いてお寺に行くことにしました。しかしいざお寺に行ってみるとお参りのやり方が全くわからなく困ってしまいました。どこが本堂で鐘はどこなのか?般若心経はどこで唱えるのか?困っていると富山から来たという男性に出会いました。その男性に1からお参りのやり方を教えてもらい、男性を真似てなんとかお参り出来ました!色々教えてもらって感謝です!

大山寺

14:00 二番童学寺

男性とも別れて2番の童学寺を目指します。童学寺は空海がいろは歌を作ったといわれているお寺です。到着すると特徴的な 山門が見えてきました、漢文の教科書に出てきそうな古代中国っぽい建物です。お寺の中は風鈴がたくさんあってとても綺麗でしたが、本堂が2017年に焼け落ちてしまったので仮の建物になっていて少し残念でした。

童学寺

16:30 三番慈眼寺

続いて別格3番の慈眼寺を目指します。このお寺はがあるのは徳島県勝浦郡上勝町、徳島に住んでいる方ならわかると思いますがとても山の中です。バーディーをいくら運転しても山、山、山、なかなか着きません。到着したのは納経終了の30分前、ギリギリでした。そしてお参りしようとすると本堂は見つかったのですが大師堂が見つかりません。納経の時間がギリギリだったので先に納経をすることに、そこで衝撃の事実を知りました…なんと大師堂は500mも登山したさきにあるのだそう。えええー!今から登山するの!?でもここまできて大師堂に行かないのはあり得ません、結局登ることにしました。道は整備されていて手すりもついているもののかなり急です。汗だくだくになりながら20分ほど登りようやくたどり着きました。大師堂は山の中に突然現れ神秘的でした。「いったいどうやって建築したんだろう」など思っていると財布がないことに気づきました。帰り道丁寧に探しますが見つかりません。最悪だ…一旦旅中断かと思い暗い気持ちで本堂のほうに帰ってくると、お寺の人が待っていてくれて財布をわたしてくれたのです!お寺の人のおかげで命拾いし慈眼寺を後にしました。

道中の滝がとても綺麗でした

19:00 晩御飯

晩御飯は阿南市のスーパーのイートインで冷凍食品とパンを食べました。


21:00 友人宅

1日目は美波町の友人の家に泊めさせてもらいました。友人は先輩の旅人で、楽しい話がたくさんできてよかったです。友人によるとやはり北海道はいいところなんだとか、ますます北海道に行きたくなりました。あといつか歩き遍路にも挑戦したいと思いました。一生の思い出に残るような夜でした。

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