中本 冷やし味噌ラーメン

中本で一番辛いのは、実は北極ラーメンではなく冷やし味噌ラーメンだということをどこかで読み、冷やし味噌ラーメンを頼んでみた。

見た目は北極ラーメンを汁と麺に分けただけのように見える。北極ラーメン同様つけ汁には油がたっぷりと浮いていて、食べるのに思わず躊躇するくらいだ。ちなみにこの油は少なめにできるみたいだ。(隣の人が中本では珍しくコールのようなものを唱えていてそれに油少な目があったような気がする)


麺をまず汁に浸さずに一口食す。コシがしっかりとしていて、噛み応えがある麺だ。ほんのり卵のような味がするのもいい。私の好みの麺。
麺をつけ汁につけて食べてみる。一回浸すだけで大量の唐辛子のようなものが絡みつく。これは辛そう。だけど初めの印象は辛いではなくぬるい、だった。もちろん辛いが熱くないためスルスルと食べられる。これは食べやすい。が、ぬるさによって何故か締まりのない印象も受ける。つけ汁は北極ラーメンと内容がほぼ変わらない。少し濃いくらいだ。
つけ汁には肉も入っているが、私はこの肉は味が濃すぎるというか、しょっぱすぎるように感じるのであまり得意じゃない。ただ麺をつけるのに邪魔なので早めの段階で片づけておく。


ぬる辛さを楽しみつつ時々面をそのまま食べ、冷たさと麺そのものの味も楽しむ。二度楽しめるつけ麺はラーメンの上位互換かもしれない。特に熱いのが苦手な人にとっては。ただぬるさに締まりを感じない人もいるのもまた事実であろう。


人によっては汁を飲み干すみたいだが、このつけ汁は北極ラーメンよりも濃く、私にとっては飲むなんて到底不可能。油も浮いているしね。ちなみににんにくのかけらは全く入ってなかった。残念。
汁は残してご馳走様。美味しかったけど、次頼むなら北極ラーメンかもしれない。


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