イスラエル旅行2

2019年の10月にイスラエルに行った時の旅行記。

遠藤周作の『死海のほとり』に出てきた場所をいくつかまわることができたらと思い、イスラエルを選んだ。ちなみに遠藤周作の作品の舞台巡りとしてパリ(『留学』「爾もまた、」より)、インド(『深い河』)に訪れたことがある。この二つの旅行記もいずれ載せたい。

エルサレム旧市街(聖墳墓教会)

遠藤周作の『死海のほとり』の舞台の一つである聖墳墓教会。人混みが凄い中やっとの思いでたどり着き、中を探索したが、今はなきゴルゴタの丘を想像することはできなかった。きちんと作品を自分の中で消化できてなかったため、ぼんやりとした印象のみをもったままあとにすることになった。遠藤周作巡礼の旅第三弾(イスラエル旅行)は年齢的にも作品の熟知度的にもまだ少し早かったかもしれない。勉強不足なせいでどこがゴルゴタの丘だったかも分からなかったし、完全に何が何なのか分かっていないただ写真を撮るだけの観光客の一人となっていた。本物のクリスチャンには遠く及ばなかった。落胆しながらバスへと戻る。次は死海。死海は作品云々は関係なしに単純に楽しむ予定。キリストの何かを感じ取ることはできなかったけど、せめて旅行そのものは楽しみたい。

死海にて

死海につく前から散々海水を顔につけるな、目に入れるなと脅されすぎて正直全力では楽しめなかった。笑 普通に歩いて入ろうとすると重心が足に集中してズブズブと海底の沼の中に体が沈んでしまうので、座った状態で移動する。一回ズンっと体がいきなり沈んでしまったので、手に持っていた海水除けのゴーグルが手とともに一気に死海に入ってしまった。もう使えない。そのうえ膝も少しかすり傷ができてしまい、死海がしみて少し痛かった。結構散々な思いをしたが、実際に死海の中で浮くことができたので良しとする。上がった後肌が少しすべすべだったので死海の泥の効果を感じた。お土産に死海の泥パックを大量に購入したが、一つも使っていない。笑

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