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天空基地へ羽をのばす 『心の絵 by Tathina』

It's just started new order paintings work.
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半地下に住んでいた彼女が、9階に天空基地をつくるという。

その天空基地の白い壁に、異次元へつながる窓のように私の絵を飾りたいと4月に相談を受けた。

半地下から移動後の7月に、基地でのランチにご招待頂いた。

イメージやこれからの展望や想いなどを聞かせて頂いた。

長らくの間チューニングし、ようやく動きとしてペインティングスタート。


これからはもっと光をたくさん浴びて、のびのびと羽ばたき、生を全うして最後にまた笑って移動できるように。
彼女の好きなフラメンコを聴きながら最初の一塗り。


そうだ。

Meeraは何人かの人達にTathinaは"水のつかい" だから、あの人に会っておいで。絵を描いてる姿を見ておいで。と話していたらしいという事を思い出した。

絵のオーダーを頂くときに、その方の想いなどを聞く。
みんなの想いを聞いていると、色々もがきながらもそれぞれが輝かしい存在なのだ。と、敬意のようなものが湧く。

チューニングがだいたい終えて色を乗せ始めると、その方の絵に対するテーマや想いが、自分に起きている事ともシンクロを始める。

彼女の新しい羽ばたきの為に描くのだけど、自分への旅でもある。

考え出すと、もちろんプレッシャーというものがある。

でも、ずっと自分の為に描いてきた経験があるからこそ、絵を描くことに関しては信頼がある。

そんな私を信頼してオーダーしてくださる器の大きい方々、誰かの為に描くという事でのアルケミーが起こる瞬間が、描くたびに楽しくなっていっている。

もちろん感謝とともに。

しばらく、この二枚の絵を常に見つめる生活に入ります。 



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