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小舞垣 『心の絵 by Tathina』


親戚に国家資格を持った植木屋さん、庭師さんがいます。

正式にはなんと呼んだらいいかわからないけど、シンチャンと呼んでます。

学校でも時々先生をやっているらしいのですが、時々シンチャンのお仕事を私も見させて頂きます。

日本に何人かしかいない、水琴窟を作れる1人であり、今は水琴窟の周りに小舞垣を作っています。

竹をしならせてはめていく技術。

最近はなかなか、昔からの技術や作法を発揮させて作らせてくれる機会がないそうで、だからといってお金がかかる事だからこちら側から言うのも誤解を生むし、黙って見てる。だけどそういう機会があると嬉しく、どういう風に仕上げようかと、楽しみながら作らさせて頂いてます。
と寒空の下一人で空間を創っています。

水琴窟は茶道から来ているなどのお話をいつも聞かせてもらい、わたしに"植木屋さんになったらいいのに"と言ってきます。

わたしは絵を描くのだけど、ものづくりや伝統の技、職人の技などを見るのがだいすきです。

心と手間暇をかけた場や作品や、その過程の姿勢などを見させて頂ける事が、私自身や自身の作品創りにも確実に影響を受けてると思ってます。

福寿草が咲いた


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Unlimited ✳︎詩的空間パフォーマー
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