”毛糸の絵画 ”制作過程と想い『心の絵 by Tathina』
暑さは残るものの、少し涼しい時間や日暮が早くなってきたのを感じてきました。
と、同時に
9月 7(土)8(日)に渋谷で開催される糸co.さんの展示会内で、
糸co. &Tathinaコラボレーション企画第一弾 2024
《毛糸の絵画》〜変容してゆく色彩の魔法を身に纏う〜
のお披露目が近づいてまいりました。
今回は制作過程や想いをnoteに綴ろうと思います。
そしてこの子達が丁寧に解かれて、こちらのデザインのハンドウォーマーに変容します。
この企画を糸co.さんからお声がけ頂いたのは2年前。
そこから糸co. オリジナルデザインのハンドウォーマーの試作の過程があり、とうとう今年発動することとなりました。
最初お話を頂いた時はどういう事なのか実はよくわからず、ブランクと呼ばれるまだ染められていない真っ白なマフラーのような形の編み地に、私自身も試しに初めて色を染めたものからサンプル・ハンドウォーマーを編んでもらい実際に見せてもらいました。
その時の感動は今でも覚えています。
私自身、絵を描いている時はこんな色の手をしている!
カラフルなハンドウォーマーが電車の中の吊り革を持っていたり、その手がいろんなところへ行って秋冬の風景に色を添える光景が一瞬で浮かびました。
手袋ではなくてハンドウォーマーというのは少し私のリクエストでもあります。
面白そうな異業種コラボはいつでもWelcome!!
やって(染めて)みたい!
とは思ったものの、紙でもキャンバスでもない編まれた糸に食紅などで色をつけるという、いつもとは全く違う素材を扱いつつわたしの作品の味を表現するというのは、なかなかやり甲斐がある事でした。
今でも唸っています。
3つの仕掛けの①の追記として、ハンドウォーマーになった時に左右の手に微妙に違う色あいがでるように染めました。
3つの仕掛けの②は、発表した時の作品ではなくてハンドウォーマーに仕上がった時に色彩の魔法によってその奥にある、裏にある絵が出てくる。
それがいつも私が描いている絵・現している色のイメージに近くなる驚き。
多分その驚きが起こる魔法。
多分、、というのは、仕掛けたものの私もまだ実際に見た事ないから。
でも魔法を仕込めたはず!
3つの仕掛けの③は、糸co.さんがサンプルを編んでくれた時に " タティーナの染めた糸は編んでいても飽きない。
次に何がくるんだろう?と、常に楽しくあっという間に編めた。”
という言葉から思いつきました。
私自身も少し編み物をやったことがあるので思い出したのですが、そうなんです。。どんなにこのmix 色の糸玉好き〜と思って買っても、編み始めると色のパターン化に気づくのです。
だんだんと、ああこの色の次にはあれがくる。とわかってきて、編み進めるとおおまかな色パターンのボーダーのようになります。
工程の目安にはなるのだけれど編む行為に飽きてくるという現象が私にはよく起こってました。
そこで今回、編んでくれる方々にも最後まで楽しい驚きを感じて欲しい!と思い、なるべくパターン化が出ないように色をのせました。
11月くらいからもう使えるのかな?
染め練習ブランクで、私用のハンドウォーマーを糸co.さんが作ってくださっているので、わたしも自分の分の出来上がりが楽しみ!
想像できる!?
この子達がどういう変容を遂げて手元に帰ってくるのか!?
今年の冬から、毛糸の絵画のハンドウォーマーを身につけて、あなた色のその魔法の手で世界に触れてゆこう!
糸co. &Tathinaコラボレーション企画第一弾 2024
《毛糸の絵画》〜変容してゆく色彩の魔法を身に纏う〜
先着4名さまとなっております。
みなさまの反響次第では追加受注発表もあるかもです。
驚きを手に取りたい方、どうぞお早めにお手をあげてください!
あなたの手に色彩の魔法をお届けいたします。
よろしくお願いいたします。
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