【初心者向け】作詞の超基礎の基礎-①それなりの形にまとめる方法
作詞をしてみたいけど、何から書いていいのか分からない・・・
ずっと歌詞を書いているけど、なかなか上手くまとまらない・・・
作詞に行き詰まった方、これから作詞に挑戦してみたいという初心者の方のための、作詞のコツをご紹介したいと思います。
こんにちはこんばんは。
浪速のミュージシャン、ボイストレーナーのジウコトモニタです。
僕のnoteでは、作詞理論、作曲理論、ボイストレーニング理論を主に投稿し、時にメンタル論もご紹介しております。
特にこれからミュージシャンを目指す方、シンガーソングライターを目指す方にとって、僕のnoteを読破すれば全部揃う、といった内容になります。是非最後までお読みくださいませ。
では、進めて行きましょう。
今回のテーマ
今回のテーマは、「まずは詞として成立させる」ということを解説していきます。
職業柄、若手のミュージシャンの卵の歌詞をチェックすることが多いのですが、まず歌詞として成立していない、ということが非常に多いてます。
表現技法、ハッと思わせるテクニックなどはまたおいおい、としまして、ただ「まとまっている」という"書き方の初歩"という内容になります。全くの初心者の方は、このテンプレートに自分の言葉を当てはめるだけで簡単に歌詞が書ける内容になっております。
すでに歌詞をいくつも書いているという方も、是非一度ご自身の歌詞の書き方を見直してみてください。
起承転結
まず、悪い例を挙げておきます。
君が好きだ
君を思うと夜も眠れない
君のためなら何でもできるよ
君のためならこの命も惜しまない
今すぐ君を抱きしめたいよ
ずっと僕のそばにいてほしい
これは極端な例なので、さすがにお分かりかと思いますが、これに近い書き方をしている人は実はめちゃくちゃ多いです。
例えば恋愛ドラマなんかで言えば、キスシーンが最大の見どころになります。
でも、12話全編、1時間丸々主役の二人のキスシーンだけのドラマだったら、あなたは見ますか?
ましてや、例えそれが迫真の演技だったとしても、その二人が誰(ドラマの中での役柄)なのか分からないし、どういった経緯でどういった関係になったのかも分からないんで、感情移入しにくいですよね?
よい歌詞というのは、聞く人読む人がその世界をイメージ出来るもの、そこに自己投影出来るものです。
あなたの歌詞は、誰かも分からない二人のキスシーンを延々見せているだけになっていませんか?
簡単な起承転結のテンプレート
ここでいくつか起承転結のテンプレートを置いておきます。
まんま使えると思うので、ここに当てはめていくだけの簡単な作業になります。
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