素人が警察署に告訴状を持って行ってみた。
2023年の年末にとあるスナックで突然殴られました。この記事はその時の神奈川県警の対応に納得がいかなかったため、記録として残しています。
告訴状を持っていた事についてだけ読みたい方は目次の7度目の警察 - 告訴状から読んでください。
被害届を出したい方は3度目の警察 - 交番への被害届提出も参考になると思います。
はじめに
スナックの暴行事件の後に被害届の提出を行い、現場検証を行った後に告訴状を出すまでの神奈川県警の対応について書いています。
結論を先に書くと、県警は全く何も動かず被害者である私の時間のみが失われました。
捜査がどこまで進展したのかわかりませんが、加害者に対して何かの行動がなかったように思えます。
この県警の対応について不満が残ったため、この文章を残しております。
この文章が、これから告訴状を書こうと思っている方のお役に立てれば幸いです。
事件の内容
事件は、私が深夜に初めて訪れたスナックで初対面の人に突然殴られました。
このスナックは初めての訪問でしたが、近隣の店で何度か飲んだ経験があったため、店内にいた常連客の半分程度は顔見知りでした。
その店内で何度か会った事がある常連の人たちと飲みながら話した後にその加害者と数言を交わすと、突如として殴られたのです。
店のスタッフや他の客も驚き、みんなで暴行を加えた加害者を制止しました。その間に、スナックの店主に言われるまま私は店を去りました。
(会計は既に済んでいました。)
事件後の心情 その1
事件が発生してから自分自身の心情が色々と変わっていきます。
その心境の変化を書きます。
事件が発生してから家に帰るまでの間に口の中が切れていることに気が付きました。
しかし、この時点ではまだ状況を完全には理解できていませんでした。
怒りや憎しみといった感情よりも、「なぜ殴られたのだろう?」という疑問が強く残っていました。
1度目の警察 - 交番
家に帰り、妻に事件について話すと「警察に報告した方がいい」と言われました。
その時に初めて、この出来事は警察に報告すべきものだと気づきました。
そこで近くの交番に行き、先程の出来事について説明しました。
警察に行くと、まず「どうしたいのか」を聞かれました。
「被害届を出すか、それとも他に望む対応があるか?」という質問でした。当時酔っていた私にとって被害届という言葉は非常に重く感じられ、その場では被害届の提出を望まないと答えました。
その時、警官の表情からは少し安堵の様子が伺えましたが、これは私の個人的な印象に過ぎません。
私が求める対応としては殴られた理由を知りたいと伝えました。
※この時に適切だった回答は「後日、被害届を出します」だと思います。
後日にする理由は酔っていたというのもありますが、頭を纏めてから説明をしたほうが良いと思うためです。
警察が現場確認を求めたため、私たちはスナックへ向かいましたが、到着した時にはすでに閉店していました。
事件の発生が閉店を早めた可能性もありますが、私が一度家に戻ったために時間が経ち、通常の閉店時間になってしまった可能性もありました。
(事件直後に交番に行っていれば、現場検証が可能であり、警察が加害者の連絡先を得られたかもしれません。もし同様の事態に遭遇した方がいた場合はすぐに警察に連絡することをお勧めします。)
事情聴取
その後、私は事情聴取を受けることになりました。
聴取中、以前述べた説明と異なる点を指摘されると、「先ほどは違う説明をされていましたが、なぜ今は異なるのですか?」と追及され、まるで非難されているかのように感じました。
正直、酔っている状態では正確な対応が難しかったです。
また、警察が私の話を基に調書を作成してくれると思っていたのですが、これは私が酔った状態で調書を書かされました。
普段はパソコンを使っているため、手書きは苦手で、酔っていることもあって、この事情聴取がかなりの苦痛でした。
(殴られた所の写真なども撮られました。)
事件後の心情 その2
この事情聴取は今でも思い出すと苦痛です。
暴行を受けた上に、このように扱われると心が折れそうになります。
酔った状態での事件への対応において、警察が意図的に複雑で困難な手続きを課し、被害者の心を折ろうとしているかのように感じられるほどの経験でした。
事故後の心情 その3
家に帰り、眠った後にいろいろと調べたところ、暴行罪と傷害罪の間には大きな違いがあることが分かりました。
また、被害届を出さなければ捜査が行われないということも学びました。
(実際には被害届を提出しなくても捜査が行われるケースがある一方で、提出しても捜査されない場合もあります。)
暴行を受けたその日は、被害届を提出する必要がないと思っていました。
しかし、被害届を出さなければ警察が介入してくれないことを知り、再度交番に行くことを決めました。
この時の心情は「殴られたままでいることが許せない」という怒りでした。
この怒りが思った以上に後から湧き上がることを経験から学びました。
2度目の警察 - 交番
ここに述べる内容に対し、警察の対応に疑問を抱く人は少ないでしょう。
しかし、振り返ってみると、警察組織の対応は、基本的に個々の担当者がうまく拒否をする体制にあると感じます。
この時のやり取りを思い返すと、そうした体制の兆候が既に見られました。
被害届を提出することは、想像以上に心理的なハードルが高いものでした。
心理的ハードルは高いものの、行かなければ話が進まないと考えて再び交番へ行きました。
交番に行って被害届を出したいと言ったところ、担当者は上層部に何度か確認を取ったあとに「その時の状況を知っている人でなければ、被害届を受け取ることができません」と言われました。
その時、私は「なるほど、それは理にかなっている。担当者と直接話した方が効率的だ」と思いました。
彼らは拒否しているわけではなく、より適切な対応へと案内しているのです。
これは、今後何度も経験することになる警察の典型的な対応です。
おそらく「拒否していない」と言えるような、状況に応じた対策なのでしょう。
(余談ですが、この時の警察官の対応は良かったです。)
被害届は受理の義務がある
ここに記載されているように、警察には被害届を受理する義務があります。
しかし「後で提出した方がよい」という形で、実際には先延ばしされることが何度もあります。(今後も何度も出てきます。)
このように先延ばしを続けて、被害者が諦めるように仕向けているように感じられました。
事故後の心情 その4
正直なところ被害届が受理されなかった時には、どこか安堵する気持ちもありました。
なぜなら、前回のような無意味に感じられた事情聴取と同じように被害届を書くのかと思ったからです。(あれは本当に苦痛でした。)
このように心境を変化させてしまうことが、警察の戦略の一環かもしれません。
事情聴取を行った担当者が次に勤務する日まで時間があったため、私はさらに知識を身につけることにしました。
その過程で知ったのが告訴状の存在でした。
相手に適切な責任を取らせたいという思いから、告訴状の作成に踏み切りました。
これは、私が経験した辛さを相手にも与えたいという心理が背景にあったのでしょう。その時の私を動かしていたのは怒りでした。
交番の勤務体系
交番での勤務は24時間体制で、男女ペアで行われるようです。
このペアは一定期間同じままで、3日ごとに勤務が回ってくるようです。
そのため、この時の被害届を提出しようと交番に行った後、翌々日に再度交番を訪れることになりました。
3度目の警察 - 交番へ被害届提出
前回事情聴取を行った警察官が勤務している日に、再度交番に向かいました。
今回は被害届ではなく、告訴状を携えての訪問でした。
まずは被害届の話をすると「前は提出しないと言っていたが、なんで提出をするんですか?」などと、前回との違いを問われました。
他にも、被害に遭った時刻が前回の話と15分異なるなど、細かな点で何箇所もの違いを指摘されました。
細かい差異を指摘されると意気消沈してきます。
繰り返し指摘されると、被害届を提出すること自体が面倒になって行きます。
しかし…私は被害届とは別に持っていたものがあります。
それが告訴状です。
告訴状提出時の警察の対応と変化
告訴状を持参したと伝えた瞬間、警察の対応に顕著な変化が見られました。
これまで対応していた交番の担当者は告訴状を見た後、即座に返答するのではなく、対応に困り上層部への確認の電話を入れてから返答をするようになりました。
この時にも3〜4回ほど上層部に電話で確認をしてから回答が返ってくるかんじでした。
この変化の中で、担当の警官から「告訴状を出さずに、被害届を提出すれば捜査を進めます。それでも告訴状を提出しますか?」との質問がありました。
捜査が行われるとの約束であれば、被害届のみでも良いと考えましたが、既に告訴状を用意していたので「提出します」と答えました。
被害届の作成が決定してからは、これまでのような細かい違いについて指摘されることがなくなりました。
小さな誤りに対しても、すぐに訂正が行われるようになりました。
さらに、事情聴取時と異なり、担当刑事が私の話を聞いた後、内部の部屋に入り、パソコンで被害届を作成しはじめました。
そして確認のために何度も私に見せてくれました。
担当からは事前に時間がかかると伝えられていた通り、被害届の作成にはかなりの時間を要しました。
刑事訴訟法第241条
ちなみに被害届を作成する前に、「提出は来週にしてはどうですか?」と提案されました。
ここでも問題を先送りさせる作戦を受けました。
もし「分かりました、来週にします」と応じていたら、被害届の提出がさらに困難になっていた可能性があったでしょう。
一方で、告訴状に関しては「交番では受け取れません。来週、必ず警察署の強行犯係に持参してください」との指示を受けました。
なお、強行犯係へ告訴状を持参するよう指示されたのは、おそらく警察官がこちらの法律に違反しいないようにするためだと思います。
告訴状を受け取らない場合、特定の法律違反となり、罰せられる可能性があるため、担当者は告訴状を強行犯係に持参するよう指示したと思われます。
出せない告訴状
その指示に従おうと考えていましたが、被害届を提出した後に家に帰ると、電話があり「告訴状と事件内容に差異があると、手続きが複雑になります。」と告げられました。
そのため、この時点での告訴状の提出を見送ることにしました。
多分、本当はこのような感じで被害者の意志を挫くような事を警察が言ってはいけないような気がします。しかし、その点については調べませんでした。
事故後の心情 その5
告訴状は提出できなかったものの被害届を提出できたため、「これで問題が解決する」と安心しました。
私は常連のつながりから加害者の勤務先などの情報を事前に収集していました。
その情報を被害届に記載してもらったため、後は警察が加害者の勤務先へ向かって事情聴取を行うだけと考えていました。
おそらくこの時がこの一連の事件の中で一番達成感があって、心が安定していたときだと思います。
被害届の出し方
被害届を受理してもらう最も効果的な方法は、告訴状を準備することだと感じました。
警察側も「告訴状を提出されるよりは、被害届の提出を受けた方が望ましい」と考えている可能性が高いです。
ただし、被害届を提出したからといって、必ず捜査が行われるわけではありません。実際に捜査を進めてもらうためには、告訴状が必要となることがあります。
告訴状の書き方について
告訴状の作成方法はインターネットで簡単に検索できます。特定の法的書式はおそらく無いです。見つけた雛形を基に、適切な形式に整えれば告訴状は誰にでも作れます。
私が費用について検索した所、弁護士に告訴状を作成してもらう場合は費用は約10万円程度。
行政書士の場合は約3万円程度の費用がかかるようです。(告訴状が受理されない場合は約2万円)
このような費用がかかるということは、告訴状の受理が困難であることを示しています。
これは神奈川県警に限らず、告訴状が受け取られなかったケースは全国的にありました。
刑事訴訟法第241条が国民の権利を守るために制定されたにも関わらず、実際には十分に機能していないのは残念でなりません。
4度目の警察 - 電話
被害届を提出して数日後、18時頃に警察から「現場検証のため、被害に遭ったスナックへ行きます。今日はご都合はいかがですか?」と連絡がありました。
突然の現場検証の提案には驚きましたがその必要性は理解できました。しかし私には営業中のスナックで検証を行うのだろうか?という疑問がありました。
それでも、被害届を出した私としては、「予定を調整します」と応じました。
警察はスナックの店主と連絡が取れ次第、再度連絡すると言いました。
その後、数時間の間は連絡がなく家で待機していました。外で食事をする予定もキャンセルしました。
21時頃でしょうか。「スナックがまだ開いていないため、夜遅くまで様子を見る予定ですが、予定は大丈夫ですか?」と警察から連絡がありました。しかし、この時間からスナックが開くことはないと考え、「今日はもう開かないと思います」と返答し、その日の検証は中止しました。
次に現場検証をする日程をお互いで調整しておきました。
事故後の心情 その6
「本当に現場検証が実施できるのだろうか?もし現場検証ができなければ、加害者に適切な責任を取らせることができるのだろうか?」これらの疑問が私の頭の中で絶えず巡りました。
5度目の警察 - 現場調整
前回はスナック訪問前に警察から事前連絡を受けましたが、今回は全く連絡がなく不安と落ち着かない気持ちでいっぱいでした。
結局、私が気になってスナック周辺を訪れると、偶然警察と遭遇しました。そして警察の方からスナックが開いていないことを教えてもらいました。
私はこの状態が続くと問題が解決しないのでは?と感じ、行きつけの店に立ち寄り、スナックの店主の連絡先を尋ねました。
そこでようやく店主と連絡が取れ、警察、私、店主の三者で現場検証の日程を決定しました。
端折って書いてますが、実際は日程の調整ができたのは私が家を出てから4時間後になります。その間に近隣の店に行ったり友達と会ったりして店主が来るのを待ってました。
事故後の心情 その7
日程調整のため、やむを得ず行きつけの店に入りましたが、一人でそのお店に入る行為は心情的に難しいものでした。
加害者と偶然遭遇するのも避けたいですし、殴られた被害者として他の常連客に顔を見せるのも苦痛でした。
なのでその行きつけのお店からスナックの店主へ連絡をしてもらい、スナックの店主が出勤する時間にスナックへ行く事にしました。
そのスナックの店主がお店に出るまでは他の街へ移動して友達と時間を潰しました。
この時、私と一緒にいてくれた友人には深く感謝しています。本当にありがとう。
ここまでで事件が発生してから約2週間ほどかかっています。
正直なところ、私はこの一連の出来事に疲れ果てていました。
加害者の責任が問われる段階に早く移行してほしいと切望していました。
この事件に巻き込まれ、精神的にも時間的にも多大な負担を強いられている一方で、加害者が何の代償も支払っていないという事実にも強い憤りを感じていました。
6度目の警察 - 現場検証
この日はとても緊張していました。
なぜなら、自分が殴られた現場に再び足を運ぶ必要があったからです。
また、スナックにとっても私の訪問が迷惑なものになっていると感じていたからです。(現場検証を喜んで迎えるお店は無いでしょう。)
実際にスナックの中では、針のむしろに座っているような感じでした。
現場検証で多くの質問を受けると予想していましたが、実際に質問されたのはわずかでした。
質問された以外には殴られる前に座っていた場所と、殴られた後に倒れた場所を指し示し、その場所で写真を撮ることだけでした。その後の時間は、警察がスナックの内部の寸法を測っており、私はスナックの中で気まずい気持ちでずっと立っていました。
長々と店内の間取りを測定することの意味に疑問を感じましたが、警察の捜査方法に意見することはできません。
約30分の測定後、店主の名前や連絡先を聞き取り終了しました。
現場検証が終わった後に「この件は強行犯係に引き継がれ、後ほど強行犯係から連絡があります」と告げられました。
しかし、残念ながらこの言葉が守られることはありませんでした。
事故後の心情 その8
現場検証が終わった後は、被害届を出した時と同様に安堵しました。
これで強行犯係が動いて加害者に連絡が行くものだと思いました。
しかし、その強行犯係からの連絡は一切ありませんでした。
振り返ってみると、警察は「被害届をもっても捜査を行う」と述べていました。この発言は現場検証自体も捜査の一環であり、その現場検証が行われたことで捜査が完了したと位置付けられるのかもしれません。
この経緯を通じて、私の不満が徐々に警察へと向かっていることを感じていました。
被害届と告訴状の違い
続きを書く前に被害届と告訴状の違いについて書いておきます。
被害届は文字通り、被害を受けたという報告に過ぎず、警察がその内容に基づいて行動を起こすかは自由裁量に委ねられています。
一方、告訴状は加害者に対する罰の適用を求める意志を含むため、警察には捜査を行う義務が発生します。
事故後の心情 その9
現場検証から2週間が経過し、事件発生からはすでに1ヶ月が経っています。この間、私に対して突然暴力を振るった(私にとっては)危険な人物が、ずっと自由に行動している状態です。
私にとって、加害者が逮捕されて罰を受けるか、少なくとも警察から注意を受けることで、心の重荷が少しは軽減されると思っていました。
加害者の勤務先も分かっており、警察が迅速に対応することを期待していました。
しかし、期待したような動きは一切ありませんでした。
現状が変わらないと感じ、一時は諦めることも考えました。
しかし、諦めるわけにはいきませんでした。
単に殴られたことへの怒りだけでなく、これまでに注ぎ込んだ時間全てが無駄になるという思いが、私を動かし続ける力となりました。
それだけ多くの時間を失ったのです。
そこで、以前に準備した告訴状の提出を再び決意しました。
初めは警察から「事実と異なる内容が含まれていると問題が生じる」と警告されましたが、現場検証を終えた今は事実と異なることはないでしょう。
そもそもあのような現場検証の方法では異なることなどは出てこないでしょう。
告訴状はあくまで主観的な内容を警察に提出するものなので意図的に虚偽を記載していなければ問題はないでしょう。
7度目の警察 - 告訴上の提出
警察署へ告訴状を携えて行きました。
目的地は強行犯係で、私は事前に準備した理論武装で自信を持っていました。
受付で告訴状の提出意志を伝えたところ、予想どおり強行犯係へ案内されました。
強行犯係のフロアには待合室のようなものはなく、一般人が立ち入るような場所ではない雰囲気がありました。
廊下へ進むと、男性警官が現れ、「少し待ってください」と言われました。
そのまま、およそ20分間待たされました。
今思えば、この待ち時間自体が心理的な戦術のように感じられます。
特に明確な理由もなく、告訴状を持参した人を意図的に待たせるように思えたのです。
私はどんどん警察へ対しての信頼感を失っていったのです。
受理されない告訴状
強行犯係での質問は以前と同様でした。「以前は被害届を出さないとおっしゃっていたが、なぜ変心されたのか?」などと尋ねられました。
担当の方はメモを取らずに聞いていたのですが、途中で思い出したかのように適当にメモを取り始めたのです。
(私はこの途中からメモを取る行為が、ただの形式的な行為に過ぎないと感じるようになっていました。)
そして「被害届の内容を再確認する必要があるので、告訴状を一度持ち帰ってもらえますか?」と言われました。
この対応には驚きつつも、想定していた通りの展開でした。
交番の担当者は被害届や現場検証の情報を強行犯係に送り後ほど連絡すると言っていました。
しかし、実際には強行犯係に告訴状を直接提出しようとすると強行犯係からは交番の担当とのやり取りをした後に連絡すると言われました。
しかし、どちらからも連絡がない状況では、いずれも前進しないことになります。
「告訴状のコピーを取らせてください」と言われ、私は告訴状を貸しましたが、実際にコピーが使用されることはないだろうと感じていました。
その理由は、次に言われた「被害届の確認が完了次第、交番の担当者から連絡します」という約束が果たされなかったからです。
予想通り、交番の担当からは一切連絡がありませんでした。
告訴状に関する不備や受け取りを拒否する理由を書面で求めましたが、その回答も「交番の担当者から連絡します」と回答のみでした。
強行犯係に告訴状を提出させ、その後の対応を交番が行うという流れは、何かおかしいと感じざるを得ません。
事件後の心情 その10
この時点で、私の心境は暴行事件そのものへの対応よりも、警察に対する不信感が募る方向へと大きく傾きました。
交番からも強行犯係からも連絡すると言われ、どちらからも何の連絡もない状況で警察を信頼することが私にはできませんでした。
警察の違反に対する対応との違い
交通違反のような能動的な違反に対しては迅速に対応する警察が、告訴状のような受動的な訴えにはほとんど手をつけない現状に疑問を感じています。
2度目の警察 - 交番にも書いたように警察は基本的に全てを拒否するのです。
民間会社が相手であれば、このようなたらい回しの対応を受けた場合、二度とその会社とは取引をしたくなくなるでしょう。
しかし、警察は一つしか無いので私にはその選択肢がありません。
今回の経験を通して警察は私たちが支払う税金で賄われているにも関わらず、必要な時に動いてくれない現実に深い失望を感じました。
本記事を書いた理由
この状況下で警察を行動させるためには有料記事に記載した方法を試す以外に選択肢がないと思いました。なのでこれまでの経験と感情を整理し、他の人の役に立つかもしれない情報を共有する目的でこの記事を書くことに決めました。
(誰かに聞いてもらいたいという欲求もありますが…)
この事件をきっかけに、一人で外出して飲むことを止めました。
以前は一人飲みは人生の小さな楽しみの一つでしたので残念ですが、仕方がありません。
8度目の警察 - 電話
有料記事について
この記事の内容はここまでです。
最後の有料記事は私の考察なのでこの記事が面白かったり、可愛そうだと思った方や役に立った方で投げ銭をしても構わないという方のために有料にしております。
有料部分では、告訴状が受理される可能性を高めるために私が考えた方法について記述しています。
この方法が実際に効果があるかは実践していないため、記事の内容の信憑性は保証できません。(実践しなかった理由も記載しています。)
読んだ後に「時間の無駄だった」と感じる可能性もあるでしょう。
それでもサポートを検討してくださる方がいらっしゃれば嬉しいです。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
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