沢山の眩しさと。
何かの選択をしなければならない時
わたしはよく勝手に
自分を鼓舞する曲みたいなのを作りがちなひとです。
(え、みんなしないの??)
音楽を聴くのは昔から好きで、
自分の頭の中で勝手にPVを作っちゃう癖がある。
(かなりヤバい人)
それがこの半年くらい、
音楽を聴くことをやめていたというか
すっかり忘れちゃっていたというか。
音楽を聴いてもあまりしっくりこないというか。
私が心の中で小躍りする専用の、
(かなりヤバい人、本日2度目。)
サカナクションさんの「新宝島」を聴いても
途中で止めてしまうくらい
音楽を聴くことを遠ざけていた。
(いや本当はめちゃくちゃ好きな曲なんです、PVも最高なんです!)
それが最近、また音楽を聴き始めた。
BUMP OF CHIKENさんの「ギルド」。
私が10代の頃、聴くことが多かった曲。
正直この曲を聴き始めた頃、
この曲を聴くことが
どこか重たい扉を開けるような感じがして
ちょっとこわかった。
なんなら、避けていた曲だった。
そんな曲を思い出したのは、
BUMP好きの先輩と
BUMPの中で好きな曲発表会をしたのがきっかけだった。
(こういうの発表し合うの楽しくないですか?)
お互いに色々と曲を出し合って、
あ〜この曲のここがいいよねとか
これは正座して聴かなきゃだめだよね〜とか。
(正座して音楽聴いてる私を想像してください)
久しぶりに色々と思い出して楽しかった。
それから数日後、用事で朝から外へ出ていた時。
先日の好きな曲発表会を思い返して
好きだった曲を言い忘れてる!と思った。
それが「ギルド」だった。
電車を待つ駅のホームで、
「ちょっと久しぶりに聴いてみよ」という気持ちになった。
重い扉を開けるな〜と正直思った。
でも、それは違った。
数年ぶりくらいに聴いた「ギルド」。
あの時と違って見えた。
とてもあたたかい朝、陽の光が眩しい中で聴いたからだろうか。
身構えることなく聴いていた。
不思議だった。
久々に聴いた「ギルド」の中に、
段々と自分の感覚を取り戻していく人の背中を見た気がした。
重い扉というよりは、ひかりでいっぱいだった。
なんかこう、「生きてるな」と思うような感覚を。
ここまできてようやくわかった。
あ、私自分を鼓舞したいんだなって。
今の自分に自信がなくて。
新しいことを始めるのがとても怖くて。
びくびくしている自分を、励ましてやりたいんだなと。
(禿げましてって、打ち間違いを3回ほど繰り返しました。)
この曲の言葉を引用したかったけれど、
あくまでこれは私に落ちてきた言葉で
私にとっての受け取り方なので
気持ちの押し付けになったら嫌だなと思うので
今回言葉は載せない。
でも覆る瞬間を知って、とても面白かった。
今度誰かに会う時、
自分を鼓舞する曲はありますか?
って聞いてみたくなった。
(かなりヤバい人、本日3度目。聞き方変えなよ)
2月末に書いた「今年の桜を見る時の気持ち」に近づいている気がする。
自分で背中を押す。