ホエルオー考察その2


前置き

その2です。前回の話をもし知りたい方がいらっしゃいましたら下記リンクからどうぞ🙇‍♂️

ACESPECの変更


その1では、結果を残されたプレシャスキャリー型について考察を進めました。

プレシャスキャリーによる序盤の展開力は非常に強力で

盤面も整いやすいと感じた一方で

セグレイブの立ちにくさや

盤面が立った相手からの後半の巻き返しがきつく

勝ちきれないといった場面がございました。

加えて非ex故に時間がかかることから、

より素早い判断をしなければいけません



素早い判断は練習次第で改善されると信じていますので後回しにするとして、

後半に押されてしまう問題について

下記のように考えました。

  1. 後半に巻き返されるのであればその後半で足止めをすればいいのでは?

  2. 序盤の展開力からのセグレイブが立ちにくいならプレシャスキャリーによる恩恵が実は薄い?

  3. 環境的にはドラパやライコポン、サーフゴーあたりが多い、特にトップメタのドラパはホエルオーの火力では水4+リバーサル1じゃないとワンパンできず返しで盤面が崩壊する


特に3については、2進化にも関わらず先行2ターン目で殴れてしまう破格性能を持ったドラパルトが非常に厳しく、

加えて大体セットでついてくるヨノワールの「カースドボム」でどうしようもなくなります。


そのため上記理由からACESPECを「プレシャスキャリー」から「ニュートラルセンター」にした新たな型を検討することとしました。

ニュートラルセンター、略してNセンター(当社比)

ニュートラルセンターホエルオーその1

考え方

ニュートラルセンターを採用した型を考案するにあたって

  1. どれだけギリギリまでニュートラルセンターを貼らないか

  2. どれだけ序盤を耐えるか

1は、中盤までに貼ってもすぐに貼り替えされてしまう可能性が非常に高いからです。
特に新弾で登場したN・ナンジャモ・ホップ専用のスタジアムは3枚がデフォルトの感覚です。
これではニュートラルセンターを貼っても時間稼ぎにもなりません。

2はプレシャスキャリーの代わりとして「なかよしポフィン」や「ボール系」、「ボウルタウン」等が挙げられます。
ただ、ボール系は入る枠があるのか…?

この2つを中心にデッキの構築を進めました。

デッキレシピ

上記の考えを基に出来上がった初案がこちら。


Nセンター型ホエルオーその1

1.どれだけギリギリまでニュートラルセンターを貼らないようにするのか

→他のスタジアムを貼ることで相手に自然にスタジアムを貼らせる。

ボウルタウンの他にまずはジャミングタワーを入れることで相手の妨害に十分になりうるか検証も兼ねて採用しました。


2.序盤をどう耐えるか

  1. なかよしポフィンでブロロンとセビエをよぶ

  2. エヴォリューションで進化

  3. ボウルタウンでセビエやホエルコ(レジギガス)をよぶ

  4. ブロロロームでひたすら回していく


とんでもないことを言ってると思いますが

当本人は至って真面目です。

ボールがないのにどうするんだ、と

実際ボールが無いのは今後の課題でもありますが、

序盤はボウルタウンによって最低限のたねポケモンがいること

デッキから呼ぶ手段がない分、スイレンのお世話や夜のタンカでトラッシュから呼べばいいのではないか

この考えからノーボールとなりました。

そしてこのニュートラルセンター型ホエルオーその1で

新弾バトルに参戦しました。(2/6)

所感・課題


vsNゾロアーク 6-5(投了)○
vsスボミーライコナンジャモ6-4(投了)○
vsザシアンブリジュラス6-5○


大変恐縮ながら、新弾限定ではありましたがポケカ始めてからまさかの初優勝です🙇‍♂️


優勝という言葉に全く縁が無かったので

素直に喜びました。(ワーイ)


勿論プラス要素だけでなく当然反省・課題もございます。

  • ポケモン入れ替えの2枚採用が偉い

  • スタジアム合計4枚採用が妥当ライン

  • セビエ系統は3-2-2

  • 時間が非常にかかる

  • セグレイブが立たない

  • ボールは欲しい、けどまだそこまでじゃない

  • レジギガス、置き物化


(以下順不同)
・特にボールは欲しいことにかわりはないですが、

上記にも記載したようにボウルタウンで最悪触れるのと

ナンジャモやカキツバタ、ブロロロームでも持ってこれる可能性がある事から

ひとまず採用見送りにしています。


・セグレイブが立ちにくいのが特に深刻です。

1戦目のNゾロアーク戦においては

セゴールできぜつさせられてしまい、

1回も立てることができませんでした。

勝てたのは3回Nの城を貼り替えて最後にニュートラルセンターを貼ったことで突破不可能の状態に持ち込めたことでした。

それはナンジャモハラバリー戦でも同様で、

貼り返す手段がなく、タイカイデンも攻撃が足りなくなったためでした。


・どの試合でも制限時間一杯になってしまっていたことから

練度は必ずあげなければいけません。


・レジギガスは1枚採用していたのですが、

どうにも用途が限定的すぎて

私には手に余る性能です()


・ポケモン入れ替え2枚採用しましたが、

1回目は前半で

2回目は終盤で

お相手も時間稼ぎとしてボスやカウンターキャッチャーを利用してくることが多いので、

本当に偉いです。


ニュートラルセンター型を開発し始めてみて

プレシャスキャリー型以外の型として作成してみました。

まだまだ開拓の余地はありますが、

戦える性能はプレイヤーの腕次第で

十分にあると思います。

勿論、今回優勝できたのは、

引き運が良かったのは間違いないと思いますし、

実際にプレイしてみて

色々な課題も見えてきました。

次回はこの初案からもう少し改良したものを紹介、所感を記載します。


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