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宅建から始まる資格沼暮らし a016

今日は、「資格試験の沼に暮らしている人(運転免許以外に仕事以外で資格を4つ以上持っている人)はなぜ宅建から始めるのか」について考えてみました。個人的な印象ですが、資格試験の沼に暮らしている人は簿記か宅建かのどちらかから、資格試験の勉強を始めている印象があります(最近は、投資に興味があり、FPから始める人も増えているかもしれませんが)。ちなみに私も資格沼の住人で、自己啓発のため宅建から勉強を始めました。

簿記は学校の授業で習ったり、就職や仕事で必要だからとか、公認会計士や税理士を目指してといったわかりやすい明らかな理由があることがほとんどだと思います。

宅建士も不動産関連の就職や仕事で必要な場合はわかるのですが、必要ない場合でも何となくとりあえず受験するイメージがあります。なぜ多くの資格試験初めての人が最初に受験するのでしょう。
まず、国家資格である点が大きいでしょう。また、不動産会社で使え、役に立つというのも魅力です(とりあえず、取っておいて損はない)。
さらに、受験資格がない点でしょう。これが一番大きい理由かもしれません。年齢制限もありませんから、小学生でも受験できます。合格者もおられるようです。学歴も職歴も不問です。
また、民法が試験に含まれていることから、法律入門として最適だと考える人もいます(ところが、法律の勉強をしたことがないのに、宅建士の受験勉強で民法沼にはまったら、合格が難しいと思います。宅建業法全力です)。
不動産関連なので、部屋を借りる人、将来家を買おうと思っている人、不動産投資をしようと思っている人等、いろいろな人が将来、自分の人生の役に立ちそうだと考えられる点があると思います。
さらに、50問4択マークシートで7割前後で合格できるという飛べそうなハードルの高さが、努力と運で受かりそうな夢を持たせてくれます。記述する部分が全くないので、解答欄に空欄がありません。すべての問題に解答できます。
最近、宅地建物取引主任者から宅地建物取引士になって、士業の仲間入りしたことも理由の1つとなっているのでしょう。
さらに、受験してみると4択なので、そこそこの点はとれるので、もうすこし頑張れば取れるのではといった夢を描かせ、リベンジを誘いやすいのもポイントかもしれません。

そして、自己啓発の第一歩として、晴れて宅建士試験合格者になった人は資格試験の沼にはまることになるのかもしれません。不動産系のマンション管理士や管理業務主任者や土地家屋調査士、行政書士や社会保険労務士や司法書士。若しくは会計系の日商簿記3、2、1級や税理士簿財。

実用力を中心にあれこれ書いています。note 38番目の記事です。毎日書いて、読んで頂き、スキやフォローも頂き、また書いています。ありがとうございます。
2022年12月18日
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