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031_デザイナーが自分のアイデアネタ帖を小出しに公開するnote_その10

字と図(じとず)です。雪国でふたりデザイン事務所をしています。

この話は、タイトル通り、自分用のアイデア集、ネタ帖、スクラップブックをみなさんに公開するノートです。

今回はパート10です。

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〈パート9はこちら↓〉

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10_スーツケースのタイヤ

今回のお話は『スーツケースのタイヤ』にフォーカスしてみようと思います。

旅にはアクシデントがつきものですよね。思い出せば、いくつかの参事が蘇ります。

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↑これなんだか分かります?

ドーナツ?

いえいえ、これ、スーツケースのタイヤなんです。

新幹線に乗るホームで、なんか、パラパラと黒いものが落ちるなぁと思っていた矢先。

次々に脱輪して。果てました。いわゆるゴムの加水分解というやつです。

なんで今 !?

昔、山登り中でも同じことが起ったことがあります。久しぶりにニューバランスの運動靴を履いて、のこのこと、出かけたんですね。山に誘われて。
同行者にプロいお友達がレスキューキットを持ってきていて、すかさず、防水テープでぐるぐる巻きにしてくれたおかげで、難なく、下山しました。(最後は温泉にも浸かって)

この写真の時は、これから遠くに出かける直前でしたからね。結果、トランジットの合間に、東京駅で最短でいけるスーツケース売り場を検索して、新品のモノを購入して、荷物も入れ替えて。

赤子がいたので、もう大変で。試練みたいな状況でした。

この体験を、デザイン仕事に置き換えるなら...

A・部品交換できるスーツケースを買うのも一考

つまり、差し替えができるように、予備案を用意しておく。

B・一帯型のモノを割り切って、数年使い、買い替え

もう割り切ってしまう。オートクチュール一点物を納品。

A スーツケースを新調する際、『タイヤだけ交換することはできますか?』と伺った。が、ダメだった。タイヤだけが別売で売っていたとしても、メイカーによって、サイズが異なる。

しかも、交換は、自分でしなければ。デパ地下の靴屋さんのようにその場でリペアしてくれる設備を店舗は持っていない。工場にお預かりの場合もある。つまり、工具も自ら用意する必要がある。

B 結局、新調した際、私は今回も、一帯型のスーツケースを購入するしかなかった。最適な答えに辿りつけなく、もやっとしたまま、とりあえず目先の旅路を優先してしまった。

一長一短である。旅も、デザインも。
クライアントとの相性もある。問題には、その時々で、経験やカンが生きてくるのかもしれない。

とりあえずは、『あとでネタになる』ぞ...うしし的な精神が、よさそうです。



うちの猫のオヤツが豪華になります