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精神科に初めて駆け込んだ1年前

時が経つのは早いような、長かったような。
1年前の今日、心が悲鳴をあげて初めて精神科を受診しました。
精神科医と何を話せばいいのか分からず、ネットで調べた「話すべき4つの要点」をスマホにメモして行ったのをよく覚えています。
当時のメモは、今も残していますのでいくつか抜粋します。


①今、何に困っているのか
仕事やその他の物事に対し意欲や興味が湧かない。
無気力が続き、精神状態の落差が激しいと感じる。

②いつから困っているのか
コロナ禍でのテレワーク等環境の変化が大きかった(昨年)4月以降に本格化。
業績の悪化に伴ってプレッシャーが強まり、8月以降では出社時に嘔吐くようになった。

③どのようなときに、どのような症状がでるか
平日出社時の吐き気
終日気分が落ち込む
ため息が増え、職場のトイレに篭もる時間が伸びた
人を避けるようになった
就寝前に翌日の仕事が過り眠れない
早朝に1度目が覚める

④(あれば)思い当たるストレス要因
テレアポなどの営業に関する仕事内容。
職場の人間関係。
退職者が続出する職場環境。

生々しいですね。
自分なりに上司や人事部に掛け合うなど早めに相談してはいたんですが、5ヶ月程放置されて遂に限界が来た感じでした。
仕事以外でも色々あり、プツンと糸が切れてしまいました。

まだこのメモのように自分の心境を説明できるだけマシでした。
もっと悪化したら自分で病院にも行けなかったかも。
そう考えると、この時の健気な自分を褒めてあげなければ。

1年後に自分がある程度元気になって、仕事自体は好きではないですが何とかやれていると、当時はとても想像できませんでした。
とにかく休む必要があり、心身を落ち着けないとと思ってました。

私の1年前と今をこうして書き連ねることで、今まさにしんどい思いをしてる人にとって、何かの気づきになるのかもしれない。
私も家族も、うつ状態の時は色んな情報を調べていましたから。
「元気になるのだろうか?」
「また働けるのだろうか?」
「これからどうなるのだろう?」

その時には、色んな不安に苛まれるものです。

そういう人たちに向けて、なんというか、苦しんでいるのはあなた一人ではないし、時間をかけてゆっくり向き合えばいいのです、と伝えたい。
特に、1年前の自分にそう声をかけてあげたい。
焦らずともいいよと。

精神科に駆け込んだ結果、「抑うつ状態だね」と言われて、しばらく休んだ方がいいとのことでした。
その後会社とも調整し、24日から休職することになります。
でも、精神科に駆け込んだ1年前の今日が、その後の人生を左右する大きな転換点になったような気がします。
先に述べたように、そのまま放置していたら...
辛い時には辛いと言って、その時最善と思えることを自分のためにしてあげることが、とても大切なんだと思います。

今、私の妹も休職中です。
多くの人が心の病や人間関係、将来について思い悩んでいると思います。
私の些細な体験談が、そういう方の何かに参考になればいいなと思います。
焦らず、ぼちぼちやっていきましょう。


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じとめん
サポートをしていただけるようなことがあったら踊り狂います。 どこかの誰かの何かに届けばいいな。