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何を成すかではなく、どう生きるか
「何を成したか」ではなく、
「どう生きたか」が重要なんだよ。
何か、大昔に観た海外のドラマか映画だと思うんですが(LOSTかな...?)、声優の麦人さんの渋い吹き替えで聴いてからというもの、妙に頭に残っているセリフです。
もし誰か作品名をご存じでしたらご教示ください。
(手がかりが少ないですが...笑)
さて、私は無意識に「何者かになりたい」「何かを成し遂げたい」と思っている...んだと自分では思っています。
それは、「何のために生まれてきたのか」という人生を通じた問いへの答えを見出そうとする、人間の本能なのかもしれません。
でも、このセリフを額面通りに受け取るならば、人生はそうではないらしい。
言い換えれば、「結果」ではなく「過程」が重要ということでしょうか。
結果ばかりが求められる現代社会において矛盾を感じるような考え方ですが、「ああ、たしかに」とストンと腹に落ちます。
なぜこのセリフを唐突に思い出したかというと、ある大学が社会人向けのキャリア養成講座を開設しているのを見つけたのです。
私は、休職し、復職し、異動して、今の部署では不自由なく仕事をさせていただいています。
一方、最近は元気になったからか、「このままでいいの?」と自問することも増えてきました。
まさに先ほどの「何者かになりたい」「何かを成し遂げたい」という野心が頭をもたげているのだと思います。
そこで出会ったのが件の記事。
「何者かになるための道は、色々とあるのかもしれない」と感じ、心がくすぐられました。
でも、今はこうなりたい、ああなりたいと明確なビジョンがあるわけではない。
この社会人講座を受けたとしてどうなりたいのか?という点は非常にあいまいです。
表題の言葉に乗っかるなら、今の私にとって、「結果」はさておき、「最良と思える過程」を志向することが、有意義なことではないかなと思うのです。
つまり、「資格を得る」「年収を上げる」などの結果ではなく、そこに至るまでの「スキルを磨く」「勉強を頑張る」といった過程に、もっと挑戦したい。
なんだか小難しいことを言ってしまいましたが...
要は「社会人も学びましょう」という文句に、ちょっと刺激を受けたという話です。
「このままでいいの?」と思えるのなら、社会人講座に限らず資格でも何でも、新たな挑戦に1歩踏み出してもいいのかもしれません。
「何を成したか」ではなく、
「どう生きたか」が重要なんだよ。
逆に言えば、「どう生きたか」の答えが「何を成したか」なのかもしれません。それは、人生の最後にわかるのでしょう。
そう考えると、今、目の前に広がる多様な機会やチャンスを、可能な限り自分のものにしていきたいなと、そう思うのです。
まあ、そう思えるようになっただけ、元気になったってことかな。
先日合格したPRプランナーの2次試験も受付が始まっていますし、ほんとに自分がどの道を選ぶのか楽しみです。
またいろいろと調べながら、無理せず自分なりに挑戦していければと思います。
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