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転機たち

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不登校やキャリアなど、これまで立ちはだかってきたいくつもの転機から、何が学べるか。
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#仕事

1年前の僕へ。

ちょうど1年前、休職中の2020年12月5日。 初めての日記には、「1年後の僕は幸せですか?」との問いかけが。 不安で押しつぶされそうになっていた1年前の自分に、そしていつも支えてくださっているnoteの皆様に、本日はご報告があります。 かなり長くなりますが、お付き合い頂けましたらとても嬉しいです。 ご報告昨日、2021年12月4日。 私は学生時代からお付き合いしている方にプロポーズを致しました。 お恥ずかしながら、花束とお手紙を手に、「結婚してください」とお伝えしたところ

会社は”外圧”で変わる...かも

先日弊社も決算を発表しました。 そのなかで、今後の取り組みに注目すべき点がありました。 それは、 「SDGsを推進します!」と高らかに宣言したこと。 実は、以前より株主から「なんで貴社の役員は全員男性なんだ」と”外圧があった”そうです。古い会社なので融通は利きませんが、こういった”外圧”には弱いんだなと。情けない気もしますが、それで会社が良い方に変わるのであれば結果オーライ。 弊社が取り組むのは「ジェンダー平等」。女性管理職の割合を引き上げるそうです。聞こえはいいですね。

脱皮の時期なのか

もちろん、今は元気なんです。 でも、抑うつになる前の柔軟性というか、変化に対する耐性というものが、少しづつ失われてしまってきている気がして。 こんにちは。唐突に何事かと。 今日はある会議にて、今後業務をどうしていくのか、改善点を出し合うといったような議題がありまして。 それまで脈々と培われてきた業務の上に、今ののんびりした私の働き方がありますが、その根底が「改善」の名のもとに切り崩されるんじゃないかという恐怖(大げさ)を感じました。 改善案を出していくということは現状のま

今度は私の番

今年社会人になった妹が、苦しんでいます。 入社して間もないのに、いろんな仕事を任されてプレッシャーに押しつぶされそうになっています。 「最近は無気力」とも言っていて、 休職前の私に近い状態ではないかと非常に危惧しています。 また、私の彼女も最近激務が続いています。 繁忙期が一気に来た感じらしく、 朝早くから夜遅くまで働いているようです。 この二人は、私が抑うつ状態で苦しんでいるときに支えてくれました。 妹は、私を励まそうと色々と気を揉んでくれましたし、 彼女は毎晩電話をか

頭をつかうのだ。

仕事で頭を使うことが増えてきました。 じゃあこれまでなんやったんや、と言われそうですが。 広報部に異動した当初から今までは、 負担の少ない定型業務(型が決まっている業務)を通じて 広報を勉強してきました。 しかし、部署のミッションとして、 単なる広報ではなく立体的なブランド戦略が軸になりました。 弊社のブランディング、レピュテーション管理、ブランドコミュニケーションなど 難しい言葉で言えばきりがないですが、 要は世間から弊社がどのように見られているのかを把握して改善してい

自分だけで決めた人生なんてあまり面白くない

私が尊敬する人の一人、映画プロデューサーの川村元気氏。 「君の名は。」「天気の子」「電車男」「モテキ」など 数々のヒット作を世に送り出すヒットメーカーです。 そんな川村さんの対談記事が興味深かった。 コロナ禍で不要不急と言われたエンタメへの取り組み方や哲学などを語っています。 気になったのは、以下の言葉です。 「自分がやりたいこと」を問われる時代だと思いますが、 それだけのものって、大して面白くない気もしています。 深掘りしてみると、意外とそこまで「自分がやりたいこと」が

白は白、黒は黒

あまり大きな声では言えないですが、 先日弊社に、とある問題が発生しました。 会社の信頼に関わる事案で、 早急な対応が求められる類のものです。 しかし、会社として対応はしているものの、 情報公開の面では進捗が見えない。 広報部に異動したてで、右も左も分からない素人の私から見ても、 言ってしまえば信義にもとるのではないかと思いました。 一応上場している企業なので、 そこらへんはしっかり対応すべきでないかと... そこで、めっちゃ勇気を出して、 部の上司でもある役員にこっそりと

船が港を離れるのを、何度も見送ってきた。

昨日を以て退職された先輩がいます。 部署は被ったことはないのですが、 そして年齢も40代と離れているんですが、 彼女とのことや仕事の相談などで、 ことあるごとによくしてくれていました。 今の会社に勤めて20数年。 そんな彼が新天地を求めて退職しました。 業界一筋だったからか、もう次のところは決まっているとのこと。 弊社では、こうしたベテラン勢が最近続々と辞めていっています。 特に、私のいた営業部は人の出入りが圧倒的に多く、 とても大変な部署でした。 どこの会社でも見られる

復職から2か月

復職して2か月が経ちました。 この間、目に見えて日は長くなり、気温も湿度も上がりました。 心は日々軽やかで、出社時に吐き気を催すこともなくなりました。 いい傾向だと思います。 仕事では覚えること、慣れることがたくさんあり、 でもその都度周囲に支えてもらいながら、 広報人としてのスキルをちょっとづつ学び取っています。 プライベートでは、さすがにまだ外食はできませんが、 彼女や友人に会ったりと自分なりにリフレッシュできています。 今日は、久しぶりの外出となります。 友人宅への

ストレスチェックの重要性

突然ですが、みなさまの職場ではストレスチェックが実施されていますか? 職場での働きやすさや人間関係についてのネット上での問診で、私の職場では年に一度、人事部から通達があってやることになります。 ほとんどの人はやってないのかもしれないけれど、 ちょうど一年ほど前の私はすぐにやりました。 今思い出してもゾッとする業務量(質も)に疲れ切っていたので、自分の精神状態を可視化したいと思ったのです。 結果は「重度のストレスにさらされています。産業医に相談することをおすすめします」でし

復職から1か月(後編)

前編はこちら 転機は、突然人事部に呼ばれ異動を告げられた時。 志望に近い部署に、特殊な形ではあるが行ってみないかという提案。 詳しくは下記。 人事本部付になるという、とても特殊な形だったので、そこの意図を図りかねて即答はできなかった。 でも、心は決まっていた。 翌日から、営業部ではなく人事本部付となった。 今の会社において「~本部付」は、退職する人が、退職までの間引継ぎ業務を行う際の最後の肩書であるため、何も知らない同期や後輩や先輩からは 「辞めるの?」 と心配された。

復職から1か月(前編)

2021年4月26日(月)。 私は213日ぶりに元いた会社に出勤した。 大安であった。 当時の日記には、 「半年ぶりの通勤中。体調は良好。天気も良く晴れている。 不安は大きい。でも何とか今は前を向けているので、ボチボチやっていこうと思えている。」 とある。 この時は、新しい部署になるということで心機一転の気持ちと、 旧知の方々が休職中に辞めたことによる不安が心を占めていた。 復職なんて人生にそうそうあることではないから、 どんな心持ちで臨めばいいかわからない。そんな朝だ

「大企業で働くのはリスク」という考え方

スマートニュースを見ていると面白い記事を見つけた。 要約すると、過去の不況期においては大企業は衰退したのに対して、多くの中小企業が躍進している。つまり就職や転職において大企業を志向するのはリスクである。 ということだ。 なるほど、と思った。 私なんかは就活にせよ今の転職活動にせよ、名の知れた大企業に入ることがいい事と思っていたけれど、 こういう視点を元に企業探しをしてみると視野が広くなる。 今私は25歳なのだが、今後しばらく企業勤めをするのであれば、頭打ちの大企業よりも成

25歳のリアルな転職活動(情報収集編)

ここに記すだけで世界は何も変わらないのだけれど、決意表明も込めて。 コロナ禍も、家族の不安も、自分の不安も、すべて背負って、我一歩踏み出さん。 以下に動機と、転職活動の流れを順に書いていこうと思う。備忘録もかねて。 転職の動機①休職中/復職後の会社の対応への不信感 →会社全体に余裕がないのだ。 ②現職でのキャリアパスの少なさ ③会社の将来性のなさ ④もっと成長したい!スキルアップしたい! ⑤企画やマーケティングの実務経験を身に着けたい。(現職では無理) ⑥ロールモデルの不在