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転機たち

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不登校やキャリアなど、これまで立ちはだかってきたいくつもの転機から、何が学べるか。
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#人生

1年前の僕へ。

ちょうど1年前、休職中の2020年12月5日。 初めての日記には、「1年後の僕は幸せですか?」との問いかけが。 不安で押しつぶされそうになっていた1年前の自分に、そしていつも支えてくださっているnoteの皆様に、本日はご報告があります。 かなり長くなりますが、お付き合い頂けましたらとても嬉しいです。 ご報告昨日、2021年12月4日。 私は学生時代からお付き合いしている方にプロポーズを致しました。 お恥ずかしながら、花束とお手紙を手に、「結婚してください」とお伝えしたところ

必ず彼女を幸せにする

土曜日の婚約者御家族とのご挨拶の結果、ありがたく結婚を認めて頂けましたので、改めて彼女を幸せにすることを誓います。 早く妻と呼びたい! (ウザいですね、失礼しました...by推敲中の私) お付き合いの期間は6年半程になります。 20歳に満たないクソガキの時代から、傍で温かく見守ってくれました。 支えられ、励まされたことも数知れません。 休職中、何もかもが嫌になって「もう死んでもいいかな」と呟いてしまった時には、 「私はずっと、あなたを待っているんだよ」 と叱咤激励されまし

メリークリスマス

今日はクリスマスイブ。 メリークリスマス、と言うのはイブ?当日? 調べてみると、アメリカでは12月上旬から25日の夜まで使われる挨拶だそう。英国では「ハッピークリスマス」というらしいです。 意味としては だそうです~豆知識~ さて、休職中の昨年12月24日の日記には、「家族と笑いあって過ごせた」と短くあります。 良い一日だったのかな。 当時は休職して3か月。ちょっとずつ感情が戻ってきた時期で、同時に焦りも芽生え始めていました。それを転職活動という高カロリーな形で行動に移す

小さな幸せや心の機微に敏感になった

200日...約7か月の連続投稿となりました。 次は300日、そして1年とその先が見えてきました。 みなさまの温かいご支援のおかげで続けられています。 いつもありがとうございます。 200日と言えば、私の休職期間とほぼ並びました。 色々とあった休職期間。 必ずしもずっと休めていたわけではないし、なんなら転職活動など自分に負荷がかかる行動すらしていました。 今となっては、もっと休めばよかったとも思いますが、当時の私はそうでもしないと自分を保ってられなかったのかな。 そんな休

逃げることは恥ではない、と思う。

休職から1年経ちました。 2020年9月24日に休職生活に入った私は、当初1ヶ月程度で戻れると思っていましたが、気がつけば3ヶ月が経ち、結果的に7ヶ月も休職しました。 この7ヶ月は、自分とひたすらに向き合った、試練の7ヶ月でした。 「抑うつ状態」と診断された当時の私は、帰省して家族や友人にも会えない、デートもできない、出かけられない。そうした状況でストレスをため続け、いやいや仕事をする中で数字も上がらず、いつの間にか出社時に嘔吐くようになっていました。 コロナがなければ問題

焦らず、慌てず、一歩ずつ。

PRプランナー1次試験を受検してきました。 疲れた... 久しぶりにテスト勉強をしたし、1時間ほど机に向かって試験を解いたので... PCでの受検で、テキストベースの知識を求められる選択問題が50問。制限時間は80分と、私にとっては余裕がありました。 テキストを読み込んで挑戦しましたので、自信が無いことはないですが、細かい言い回しやひっかけのような単語もあったので、結果は開けてみなければ分かりません... 9月15日に結果が出ます。 どちらにしても、休職から明けて自分なりに挑

心の火種

最近、紙面やテレビはコロナやオリンピックに染め上げられていますね。 それはそれで良いのですが、自分が気になるニュースがその分隅に追いやられている。 だから、スマホを介しての情報収集の時間がとても増えています。 昨年9月に休職してから早くも307日が経つらしく、 少々驚いています。 この307日間の内、おそらく200日くらいは周囲の情報をシャットダウンして生きてきました。 「もう何も知りたくない。」 そんな気持ちでした。 なぜなら、このネット社会、調べなくても色々な情報に触

自分だけで決めた人生なんてあまり面白くない

私が尊敬する人の一人、映画プロデューサーの川村元気氏。 「君の名は。」「天気の子」「電車男」「モテキ」など 数々のヒット作を世に送り出すヒットメーカーです。 そんな川村さんの対談記事が興味深かった。 コロナ禍で不要不急と言われたエンタメへの取り組み方や哲学などを語っています。 気になったのは、以下の言葉です。 「自分がやりたいこと」を問われる時代だと思いますが、 それだけのものって、大して面白くない気もしています。 深掘りしてみると、意外とそこまで「自分がやりたいこと」が

け、結婚

先日、友人が結婚しました。 彼女がインスタグラムでフォトウェディングの写真が挙がっているのを確認しました。 なんとおめでたいことか。 両家顔合わせとか、和洋それぞれの結婚写真撮影とか、 イマドキSNSで報告する時代なのですね。(時代遅れ) コロナということもあるのでしょう。 私の友人としては初めて結婚する人たちになります。 いやあ、おめでとう。 いずれコロナが収まったら、お祝いしないといけません。 さて、私の歳になるとちらほらと結婚の話も出てきています。 中には子供を授か

船が港を離れるのを、何度も見送ってきた。

昨日を以て退職された先輩がいます。 部署は被ったことはないのですが、 そして年齢も40代と離れているんですが、 彼女とのことや仕事の相談などで、 ことあるごとによくしてくれていました。 今の会社に勤めて20数年。 そんな彼が新天地を求めて退職しました。 業界一筋だったからか、もう次のところは決まっているとのこと。 弊社では、こうしたベテラン勢が最近続々と辞めていっています。 特に、私のいた営業部は人の出入りが圧倒的に多く、 とても大変な部署でした。 どこの会社でも見られる

我々は”木”ではない

”If you don’t like where you are, change it. You’re not a tree.” 今いる場所が嫌なら変えた方が良い。あなたは木ではないのだから。 ジム・ローン(アメリカの起業家、講演家、作家) 本日、上司との1対1の面談がありました。 上司から「最近の調子や業務量について聞かせてほしい」と申し出があったのです。 面談では、出社時の吐き気がなくなったことや業務量・サポート体制に感謝していることを伝えました。 上司からは、今後体

復職から1か月(後編)

前編はこちら 転機は、突然人事部に呼ばれ異動を告げられた時。 志望に近い部署に、特殊な形ではあるが行ってみないかという提案。 詳しくは下記。 人事本部付になるという、とても特殊な形だったので、そこの意図を図りかねて即答はできなかった。 でも、心は決まっていた。 翌日から、営業部ではなく人事本部付となった。 今の会社において「~本部付」は、退職する人が、退職までの間引継ぎ業務を行う際の最後の肩書であるため、何も知らない同期や後輩や先輩からは 「辞めるの?」 と心配された。

復職から1か月(前編)

2021年4月26日(月)。 私は213日ぶりに元いた会社に出勤した。 大安であった。 当時の日記には、 「半年ぶりの通勤中。体調は良好。天気も良く晴れている。 不安は大きい。でも何とか今は前を向けているので、ボチボチやっていこうと思えている。」 とある。 この時は、新しい部署になるということで心機一転の気持ちと、 旧知の方々が休職中に辞めたことによる不安が心を占めていた。 復職なんて人生にそうそうあることではないから、 どんな心持ちで臨めばいいかわからない。そんな朝だ

「大企業で働くのはリスク」という考え方

スマートニュースを見ていると面白い記事を見つけた。 要約すると、過去の不況期においては大企業は衰退したのに対して、多くの中小企業が躍進している。つまり就職や転職において大企業を志向するのはリスクである。 ということだ。 なるほど、と思った。 私なんかは就活にせよ今の転職活動にせよ、名の知れた大企業に入ることがいい事と思っていたけれど、 こういう視点を元に企業探しをしてみると視野が広くなる。 今私は25歳なのだが、今後しばらく企業勤めをするのであれば、頭打ちの大企業よりも成