あなたが虚しく過ごした今日という日は、昨日死んでいったものがあれほど生きたいと願った明日
私の父は医師です。
父は時々、「人は死ぬ時は死ぬ」と言います。
真意を尋ねたことはないですが、医師として人の命と向き合い続けてきた中で育まれた、ひとつの価値観なのかもしれません。
今、私は思います。「その通りだ」と。
大阪の放火事件以降、「生と死」について考えることが増えました。
決して私自身がどうとか、希死念慮とか、そういったものではありません。
純粋にと言うと変ですが、
「人は何故生き、そして死ぬのか」
という問いが頭の片隅を占めるのです。
真理と呼べる答えは多分無いか