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週末に友人と興味深い議論をしました。 ずばり、”挫折”について。 私は高校では不登校、社会人では休職など大なり小なり”挫折”と呼べる経験をしていて、そのたびに周りの人に「どっこいしょ」と起こしてもらっています。挫折を通じて、自分の弱さや周囲の愛を知り、身のほどを知ることや、背伸びするタイミング、自分のキャパシティなど多くのことを学び得ました。だから、私は挫折が人生を豊かにするのだろうと信じて疑っていません。 一方、件の友人は「挫折をしたことがない」という悩みを持っているそ
なんだか、個人的にとても腑に落ちるお話を聴いてきました。 昨日、弊社の社員教育の一環で、「キャリアデザイン」に関する研修を受けてきました。 社会人になってからというもの、冷静に自分の「キャリア」を省みたことがなかったので、いい機会だと思って参加しました。 内容を簡単にまとめますと、 「キャリアとは経験を通じて能力を蓄積していく過程であり、 キャリアデザインとは明確な将来像ではなくその過程を考えること」 となります。 小難しいですが、要は結果ではなく過程だよね、ということ。
昨日両親から送られてきた朝日新聞の切り抜き。 この言葉、とても含蓄があるなと思います。 失敗の無い人生は、何も挑戦しなかった事と同義。 「あらゆることを 自分の勘定に入れずに よく見聞きし分かり そして忘れず。」とは「雨ニモマケズ」の一節ですが、まさにそんな感じで、多様な経験をして自分のものにしてこその人生かなと思うのです。 私には先日も記事にした、挫折を知らない友人がいて、それはそれでいいんだろうけども、トータルで見た時にどうなの?という考察をしたこともあります。
だいたい「何とかやってます」とか「ボチボチですね」という返事になります。腹の底から「元気です!」とは言えない。そんな日々です。 いや、元気なんですよ、心身ともに。自覚としては。 ただ、対人関係など外に向かって、無条件に「元気です!」と言ってしまえるほどそうじゃないというか。 これはたぶん、 ・元気と言い切れる自信がない ・保身 が主な要因だと思います。 元気と言い切れる自信がないというのは、ある種当たり前で、だってまだ薬を飲んでいるのですもの。 服薬も通院もせずによくな
私の妹は適応障害で休職中です。 原因は人間関係と、合わない仕事。 仕事以外のことは元気に話しますが、仕事のこととなると急激に落ち込み、うつ状態になってしまいます。 私も似たような状態だったのですが、妹は私より気分の波が激しい様子。 家族からは仕事の話をしないのですが、「傷病手当金申請書」や「診断書」の提出に関しては話さざるを得ない。 実は、当初の診断が3か月の休職ということで、その期限が迫っているのです... これ、苦しいところですが本人が動かないと上から降ってくるものでは
先日、10年間一人で暮らしていた街にさよならしてきました。しっかり部屋も引き払ってきて、会いたい友達にも会えて、一区切り。 バタバタしていたのと、疲れてしまったのとで記事を更新する時間が少し空いてしまいました。 昨日は、とっても天気がよかったので、公園巡りをしてきました。 近くの珈琲店でテイクアウトして、ベンチに座って読書する時間。 風が気持ちいいなぁ〜まんまる雲がかわいいなぁ〜ってその瞬間を感じる時間。 私は、こういう時間が好きだなぁと改めて思いました。 今日は
本記事には繊細な内容を含みます。 人によっては不快な表現もあるかもしれません。 細心の注意を払いますが、至らぬ点がありましたらご指摘ください。 心がつらい時、支えが欲しい時、助けが必要な時は、下記ホットラインをご活用ください。 本題に入らせていただきます。 悲しいニュースがありました。 記事内で触れられているのは、まだ年端もいかぬ子どもたち。 特に小学生の不登校児童の数が前年比18%増と顕著です。 コロナ禍によって学校生活が一変してし
こんにちは! 20記事目を書いて、ブログが楽しくなってきた「さきしま」です。 (記念すべき20記事目は気合い入ってます!) 今日は「休職は自分の人生を歩いている証」という内容でお話しできればと思います。 休職をしている方、考えている方が初めてこれを聞いた時、 「????」 「休職が自分の人生を歩いている?」 「どういうこと?私はこんなに苦しんでいるのに?」 と思ってしまう方もいるかもしれません。 大丈夫です。順を追って話します。笑 なのでちょっとだけ時間をください。 こ
書いた内容や単語をAIが診断して気分の波を可視化してくれる「muute」という日記アプリ。 このアプリによると、最近の私は気分が上向いていて、健やかに過ごせているそうです。 自分の体調くらい自分で把握せえって言われそうですが、 実感としても、休み明けにもかかわらずある程度前向きに過ごせています。 以前の自分、つまり抑うつ状態で休職した時と今の自分とでは何が違うのか。 それは、ズバリ「無理しなくなった」ことです。 以前の自分は多くの仕事を安請け負いして(業務に比して人が足り
不登校、留学、就職、休職、異動。 私にはいろんな転機がありました。ネガティブなものも多くありました。その時々で程度は違えど、心を病んだり過剰に緊張したり、バランスを保てずに崩れた時もあります。 そんな時はいつも、周囲が優しく見守ってくれましたので、今も私は元気に生きられています。このように、周囲に頼るということは極めて大切です。 しかし、最終的に自分の心を守れるのは、自分しかいません。 今日は、「もう無理だ」となってしまった時、どのような心持ちで臨めばいいのか、3つのポ
また一週間が終わった。 お疲れ様、の金曜日。 今夜は菅田将暉の「ロングホープ・フィリア」の一節で自分をねぎらう。 作詞作曲は私の大好きなamazarashiこと秋田ひろむさん。 遍く旅路に光あれ 強さや弱さでは語れないぜ 立ち向かうその一歩ずつが 君の勇敢さの勝利だった 叫ぶ為に息を吸うように 高く飛ぶ為に助走があって 笑う為に僕らは泣いた それを敗北とは言わない ロングホープ・フィリア ずいぶんと泣いたものだ。休職前夜の暗黒期。 それがあるから、今がある。 という境地に
やっぱりnoteには素敵な出会いがたくさんある。 今日も、共感オブザイヤーとでもいうべきクリエイターさんの文章と出会った。できるならスキボタン連打したいくらい。 私が休職を開始したのが2020年9月25日なので、この方はその1週間ほど前の出来事をつづられている。 実家から一人暮らしの家に戻ってきたとき、そこにあったのは休職前の自分からの手紙で...という話。 とてもとても共感したので誠に勝手ながら引用させていただいた。 この話にインスパイアされて、私がnoteとは別につけ
25年と5ヶ月生きてきて、酸いも甘いも多少は経験してきたけれど、「生きる」ということをしんどくさせているのは、いつも自分だったように、今は思う。 いつも家族や友人によく言われるのは、 「力を抜いて」「ボチボチやりや」「無理するな」 であるのだが、これはつまり私が、 「力みすぎて」「ガツガツしてて」「無理してる」 ことの裏返しなんだと思う。 現に私は高校生で不登校に、社会人で抑うつ状態にそれぞれなって、完全に参る経験をしてしまっている。 これはなぜか。 いくつか理由が見当た