暗殺から冒険へ
危険な話ではなく、ゲームの話。
アサシンクリード オリジンズ(2017年発売)
みんな買おう!
オンラインセール時に購入して、20時間くらい遊んだので感想とか書くんだけど、この作品はアサシンクリード(以下AC)の歴史でもかなりの転換点だと思う。
それこそAC1に登場するアサシン教団の伝説のアサシン:アルタイルから続くナンバリングと主要タイトルはほぼ遊んだけど、この作品はAC1に並ぶ衝撃を感じたんですよ!
感じたんですよ!!!(大事なので)
本題ですが、歴代暗殺者目線から見た変更点とか特徴とか感想とか書いていきますね。今更感もありますけど。
滅茶苦茶楽しいんですよ、本作品。
・暗殺+アクションから、アクション+暗殺に。
→暗殺自体は今作でもあるんですが、敵が密集したりしてどうしても乱戦になりがち。
剣を振るうも良し。槍を振り回すも良し。二刀流で切り刻むも良し。手持ち武器を二つまで携行できるので好きなプレイスタイルで敵を粉砕しよう!
・快適な移動
→これまでのアサシンクリード、走るボタン押しっぱなしでフリーランだったんですよ。建物から建物とかはそれで良いんですけど、地上の移動が死ぬほど面倒だったんですよ。何でいちいち歩くんだと思ってました。
何故なら彼らはアサシンなので、街中で下手に目立つ訳には行かないからです。
しかし本作品は違います!主人公は“暗殺”できる“戦士”なのです!
戦士なので左スティック傾けるだけで走るんです。すげー便利!
AC1のリメイク時には実装してくれ!
あとラクダとか馬とかも、道なりに進ませたり、陸上なら行きたい所にマーカー設置してそこまでautoで進ませたりすることができます。
もう完全にタクシー。片手間で目的地まで行ける。
・フリーランの改善
→これは個人的な意見なんだけど、登れる壁とか柱とか溝とか増えているように思う。だから、登れないモノが減って快適さが増していると感じた。
・ 風景が綺麗
→
エジプト凄い綺麗。ビューティフル。
アサシン教団、ヴェネチアやコンスタンティノープル、北アメリカにカリブ海、ロンドンと旅をしてきたけども(ゲームでね)
風景が抜群に綺麗なんですよね。
壮大なピラミッドを眺めることも出来るし、砂漠をラクダに乗って旅できるし、ナイル川を船で往き来できる。
夜には星を見ながら東へ西へ北へ南へ。
そして何より、本編だけなら全てのマップがシームレスに繋がっている。
アレクサンドリアもピラミッドも、ロードを挟まずに行ける。
広大な古代エジプトはユーザーの手にある。
・自然の猛威
→盗賊や警備兵は、暗殺できるので楽々なんですよ。格上の敵は流石に楽じゃないですが。
ただね、野生動物が強すぎる。
ワンパターンな攻撃だけど威力が高い。
ガードの上から削る攻撃しかしてこないライオン。
尻尾が侮れないワニ。
数で攻めるハイエナ。
現在でも年間数百人は殺す、戦車みたいなカバ
AC3から野生動物の脅威はあったけど、脅威度はピューマの比じゃない。北米なんて所詮最弱の海域のイーストブルーだった訳。
野生動物の王国に人類は住まわして貰ってたのよ。
・不完全なステルス。自然なステルス
→これは何というか、これまで大目に見られてた部分をよりリアルにしたような感覚。
イーグルダイブ中に敵に見つかれば怪しまれるし、鷹の目はあるけどイーグルアイはないから建物の中にいる敵は見えない。
制限はあるが故に自然なステルスになっている……
と思う。
総評
・これまでのACとは良い意味でも悪い意味でも違う。
・アクション主体でOKなら購入した方が楽しめる。
・エジプトツアーできるぞ!!!
(終わり)