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【駅メモ】でんこと全国各地の駅におでかけしようイベントで全駅制覇の旅[#028 為栗メロ]

細かいルール等は下記投稿をご覧ください。


2024年9月5日(木)豊橋駅からスタート

豊橋駅

いきなり豊橋駅からのスタートです。
というのも、8月頭に購入した青春18きっぷの有効期限が迫っている中、現時点で残り3回分も余っています。
今回は18きっぷの元を取るための遠征。前日から在来線のみで豊橋駅まで移動して一泊しました。

飯田線 天竜峡行き

乗車するのは飯田線の始発列車。
豊橋~飯田駅間を結ぶ特急伊那路号2往復を除いて普通列車のみの運転、なおかつ辰野駅まで乗りとおしの所要時間が約6時間と、青春18きっぷ旅にはうってつけの路線です。
そんな飯田線を1日かけて踏破したいと思います。

下地駅
新城駅

豊橋~新城駅くらいまでは住宅街が多数点在する区間を通る路線で、始発列車の割には乗客もそこそこ乗車していました。

湯谷温泉駅
早瀬~下川合駅間 

本長篠駅を過ぎると徐々にローカル線としての風格が出てきます。
湯谷温泉駅って一応特急が止まる駅なはずですが、無人駅で改札もフリーな状態です。

いろはすとサンドイッチ

車内もほぼ鉄オタしかいなくなったので、朝ごはんをいただきます。

水窪~大嵐駅間
伊那小沢駅

中部天竜駅を過ぎ、飯田線の最閑散区間に突入。
この辺りは静岡・愛知・長野の3県の境目の区間のためか、いわゆる秘境駅と呼ばれる駅が複数点在しています。

対象駅到着(為栗駅)

為栗駅と為栗メロ

JR東海:為栗駅
乗り入れ路線:飯田線
住所:長野県下伊那郡天龍村平岡

為栗駅ホーム
発車していく列車と待合室

秘境駅ランキングなるサイトで全国13位に入っている、指折りの秘境駅。
当たり前のように無人駅で、当たり前のようにホームは1番線しかありません。

為栗駅前から望む天竜川

駅前に民家なんてものはなく、代わりに天竜川を間近に望むことができます。
この景色、マジで素晴らしい。

為栗駅 緊急時避難指定場所

待合室のなかには、時刻表のほかに緊急時における避難指定場所が掲出されていました。
「避難指定場所まで約7.3km、徒歩約2時間」って、有事が起きたときに悠長に2時間も歩いていられるかい!

為栗駅と対岸をつなぐ吊り橋
為栗駅の入口 自動車進入禁止

そろそろ駅を脱出したいと思いますが、為栗駅からの脱出方法も一癖あり、吊り橋を通って対岸に渡る必要があります。
吊り橋からの眺めも最高ですが、高所恐怖症の方がこの駅を利用するにはとてもハードルが高い。

観光タイム(天竜川渓谷)

天竜川渓谷

天竜川渓谷
住所:長野県下伊那郡天龍村荒浜新堀端
最寄り駅:為栗駅

秘境駅ということもあり周りに観光できるスポットも数少ないため、必然的に天竜川渓谷に決定しました。
平岡駅と為栗駅のほぼ中間付近に位置し、ダム湖より天竜川の四季折々の姿を満喫することができます。

為栗駅入口

為栗駅から歩いて10分ほど、長野県道1号沿いまで来ました。
手前の道を左に行けば為栗駅に行けるのですが、為栗駅への標識が無いのに平岡駅への標識はあるのがなんとも言いがたい…

天竜川渓谷への道のり

天竜川渓谷へ向かって歩いていきます。
まだ朝9時過ぎですが、あまりにも暑すぎて死にそう。
あと5時起きで睡眠不足なのと朝ごはんがサンドイッチ1個だけで空腹状態なのも辛さを増幅させます。

天竜川渓谷からの眺めと為栗メロ

為栗駅から歩いて1時間、天竜川渓谷に到着。
天竜川は確かに絶景ですが、歩きながらずっと見てきているので感動は正直薄れてしまっています。

平岡駅への道のり

天竜川渓谷から為栗駅に戻っても、このまま平岡駅まで歩いても、所要時間はそこまで変わらないみたいなので、平岡駅に向かうことにします。
途中所々で道路工事をやっており、車通りが意外と多いということもあり、徒歩勢にはつらい道のりでした。

平岡駅

為栗駅を出て約2時間、平岡駅に到着しました。
平岡駅はホテル・温泉・レストランが一緒になった「龍泉閣」が直結しており、飯田線の駅の中でも規模の大きい駅です。
その割に改札口は無人となっています。一応特急列車止まるんですけどね…

レストラン龍泉

次の列車まで時間があったので「レストラン龍泉」に立ち寄り。
期間限定メニューのでいざなす定食を注文。巨大なナスに濃厚な肉みそが絡み合ってとてもGood。

天竜峡駅
天竜峡温泉交流館 ご湯っくり

平岡駅から飯田線の旅再開。
最閑散区間を抜けて天竜峡駅に到着するも、乗り換えに1時間ほど余裕があったので、為栗ウォークでかいた汗を流すため「天竜峡温泉交流館 ご湯っくり」で湯っくりしていきました。

飯田線 駒ケ根行き

天竜峡駅から駒ケ根行きに乗って飯田線の旅再開。
まだ岡谷駅まで3時間くらいかかるんだよな…

伊那田島~高遠原駅間
飯島駅

天竜峡駅からは岡谷駅まで断続的に市街地を抜けていきます。
この区間は駅間が短い区間が多数で、どの駅でも多少は乗り降りがあるためか車掌さんが切符の拝見や運賃収受で縦横無尽に動いていたのが印象的でした。
個人的にはブラックな労働環境だなと思いました。

岡谷駅

岡谷駅に到着したところで飯田線の旅は終了。
この後、余りにも疲れたので18きっぷを使わずにあずさ50号で一気に千葉県入りしようと思ったら甲府駅から先が満席だったり、仕方なく甲府駅で後続の特急に乗り換えたら山梨市駅で人身事故に遭遇したりしましたが、飯田線部分だけでかなり長くなったので割愛させていただきます。

2024年9月5日(木)行程まとめ

06:00 豊橋→為栗【飯田線・利府行き】
11:36 平岡→天竜峡【飯田線・天竜峡行き】
13:23 天竜峡→駒ケ根【飯田線・駒ケ根行き】
15:45 駒ケ根→岡谷【飯田線・岡谷行き】
17:37 岡谷→甲府【あずさ50号・千葉行き】
19:02 甲府→新宿【かいじ52号・新宿行き】
21:44 新宿→東京【中央快速線・東京行き】
22:07 東京→津田沼【総武快速線・成田空港行き】

攻略難易度(A)

「S」苦行、「A」激ムズ、「B」高難易度、「C」そこそこ、「D」まだ余裕、「E」楽勝、の6段階評価

自宅からの所要時間:約6時間半(新幹線ひかり または 特急あずさ利用)
日中時間帯の列車本数:2〜3時間に1本
中部地方エリアの駅の中ではトップ3に入る難所。
関東からの所要時間もさることながら、飯田線の最閑散区間にある駅なので1本列車を見送ると次の列車まで2〜3時間待つことになり、前泊するか飯田で一泊して攻略するのが無難。

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