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ChatGPT新機能「タスク」徹底攻略! AIエージェント時代の働き方を先取りしよう
「あれ、今日中に送るはずのメール、まだだった…?」
私たちは日々の業務で多くのタスクに追われています。締め切りが迫るレポート作成、顧客へのメール送信、会議の準備…タスク管理ツールやリマインダーアプリは、そんな私たちの強い味方ですが、複数のツールを使い分けるのは少し面倒に感じることはありませんか?
そんな悩みを解決してくれるかもしれない、ChatGPTの最新機能「タスク」が発表されました! この機能は、単なるリマインダーに留まらず、AIエージェントへと進化するための重要な一歩となる可能性を秘めています。
この記事では、ChatGPTの新しいタスク機能について、その概要から具体的な使い方、そして未来への展望までを徹底的に解説します。
さあ、ChatGPTがあなたの日常業務をどのように変えてくれるのか、一緒に見ていきましょう!
1. はじめに: ChatGPTに「タスク」機能が追加!その概要とは?
OpenAIが提供する高性能AI、ChatGPT。その進化は目覚ましく、文章作成、翻訳、プログラミングなど、様々な分野で私たちの仕事をサポートしてくれます。そして今回、新たに 「タスク(Tasks)」 という便利な機能がベータ版として追加されました。
このタスク機能は、簡単に言うと 「ChatGPTにリマインダーをお願いできる機能」 です。例えば、「明日の午前9時30分に〇〇さんにメールを送る」といったタスクをChatGPTに登録しておくと、指定した時間に通知が届きます。現時点では、タスク上限は10件まで可能となっています。
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これまで、リマインダーアプリやカレンダーアプリで行っていたタスク管理を、ChatGPT上で一元的に行えるようになる ことが、この機能の大きな特徴です。特に、ChatGPTとのやり取りの中で発生したタスクをそのまま登録できるのは非常にスムーズで便利です。
2. 「ChatGPTタスク」を使ってみよう!具体的な設定方法
それでは、実際にChatGPTのタスク機能を使ってみましょう。ここでは、具体的な設定方法をステップごとに解説します。
利用条件:
まず、この機能は ChatGPTの有料プラン(ChatGPT PlusまたはPro、Teamプラン) のユーザーが利用できます。無料版では利用できませんのでご注意ください。
モデルの選択:
有料プランに加入している場合、ChatGPTの画面左上にモデルを選択するメニューが表示されます。ここで 「GPT-4o」 モデルを選択します。このモデルの中に、ベータ版のタスク機能が含まれています。
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2.1. タスクの新規作成:基本操作
タスクの作成は非常に簡単です。ChatGPTのチャット画面で、タスクとして実行したい内容と日時を指示するプロンプトを入力します。
例:
9:30にチケットをコンビニに取りに行く
プロンプトを送信すると、ChatGPTは内容を理解し、タスクを作成します。
タスク作成の基本プロンプト例:
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タスクが作成されると、ChatGPTは「タスクを作成しました」というメッセージと共に、登録されたタスク内容を表示します。
2.2. タスクの編集と詳細設定:繰り返し設定も可能
作成したタスクは、後から編集することも可能です。タスクの横にある 「…」 アイコンをクリックすると、 「編集」 や 「一時停止」 のオプションが表示されます。
編集画面では、以下の項目を細かく設定できます。
タスク名: タスクの内容を具体的に示す名前。
スケジュール: タスクを実行する日時。分単位まで設定可能。
繰り返し: タスクを繰り返す頻度を設定(毎日、毎週、毎月、カスタムなど)。
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繰り返し設定の例:
毎日: 毎日同じ時間にタスクを実行したい場合に選択。
毎週: 特定の曜日にタスクを実行したい場合に選択(例:毎週月曜日の午前9時に議事録を確認)。
カスタム: 3週間ごとの火曜日など、より複雑な繰り返しスケジュールを設定したい場合に選択。
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具体的な事例:
例えば、「毎週月曜日の午前10時にチームメンバーに定例会議の資料をメールで送る」というタスクを設定する場合、繰り返し設定で「毎週月曜日 午前10時」を選択します。これにより、うっかり資料の送付を忘れてしまうというミスを防ぐことができます。
2.3. 通知機能:ポップアップとメールでリマインド
設定した時間になると、ChatGPTは ポップアップ通知 と メール の両方でタスクのリマインドを行います。ポップアップ通知はChatGPTの画面右上に表示され、メールは登録しているメールアドレスに送信されます。
これにより、ChatGPTを開いていなくても、タスクの実行を忘れる心配がありません。
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3. 「ChatGPTタスク」の活用事例:こんな時に便利!
ChatGPTのタスク機能は、様々なシーンで活用できます。ここでは、具体的な活用事例をいくつかご紹介します。
3.1. メール送信のリマインダー
例えば、打ち合わせ後に議事録を送信する必要がある場合、ChatGPTに 「明日の午前11時に〇〇さんに議事録をメールで送る」 というタスクを登録しておきます。これにより、送信忘れを防ぎ、スムーズな業務遂行をサポートします。
3.2. 定例業務のアシスタント
毎週行う定例業務も、ChatGPTのタスク機能で効率化できます。例えば、「毎週金曜日の午後5時に週報を作成する」 というタスクを登録しておけば、毎週同じ時間にリマインドしてくれます。
3.3. 学習や趣味の目標管理
仕事だけでなく、個人的な目標管理にも活用できます。例えば、「毎日夜9時に英語の勉強をする」 というタスクを登録しておけば、学習習慣の維持に役立ちます。また、「毎週日曜日の午後にランニングをする」 といった趣味の目標も、リマインド機能でモチベーションを維持できます。
表2: ChatGPTタスクの活用シーン例
![](https://assets.st-note.com/img/1736994272-UQCT3MIuxO705qyiJXkpHrhv.png?width=1200)
4. 単なるリマインダーではない!「ChatGPTタスク」が示すAIエージェントの未来
今回のタスク機能の追加は、単なるリマインダー機能の追加以上の意味を持つと考えられます。
4.1. ChatGPT内での作業完結:OpenAIの描く未来
OpenAI恐らくは 「ChatGPT内で様々な機能を実装し、ChatGPT一つで作業が完結できるようにすること」 を目指していると考えられます。最近追加されたノートテイキング機能や検索機能も、その一環と言えるでしょう。
これまで、私たちはメール、スケジュール管理、メモ作成など、様々なツールを使い分けてきました。しかし、ChatGPTがこれらの機能を統合することで、よりシームレスな作業環境 が実現する可能性があります。
4.2. AIエージェントへの進化:タスク機能が持つ意味
今回のタスク機能は、AIエージェント へと進化するための重要な一歩であると捉えられます。
現状のタスク機能は、設定した時間にリマインドを行うシンプルなものですが、将来的には、リマインドだけでなく、具体的なアクションをAIが自動で実行してくれる ことが期待されます。
具体的な例:
メールの自動送信: 「明日の午前10時に〇〇さんに企画書をメールで送る」というタスクを設定しておくと、時間になったらChatGPTが自動でメールを作成・送信してくれる。
会議の自動設定: 「来週の火曜日に〇〇さんと30分の会議を設定する」というタスクを設定しておくと、ChatGPTが空き時間を確認し、会議の招待を自動で送信してくれる。
物品の自動発注: 「月末にオフィスのコピー用紙を発注する」というタスクを設定しておくと、ChatGPTが自動でAmazonなどのECサイトで発注手続きを行ってくれる。
5. まとめ: 「ChatGPTタスク」は私たちの働き方をどう変えるのか?
この記事では、ChatGPTの最新機能「タスク」について、その概要から具体的な使い方、そして未来への展望までを詳しく解説しました。
「ChatGPTタスク」は、以下の点で私たちの働き方を大きく変える可能性を秘めています。
タスク管理の一元化: ChatGPT上でタスク管理が完結するため、複数のツールを使い分ける手間が省ける。
リマインダー精度の向上: ポップアップとメールでの通知により、タスクの実行忘れを防ぎ、確実なタスク遂行をサポート。
AIエージェントへの第一歩: 将来的には、AIがより自律的にタスクを実行するAIエージェントへの進化が期待される。
表3: ChatGPTタスクのメリット・デメリット
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今回のタスク機能は、まだベータ版であり、今後のアップデートでさらに進化していくことが予想されます。しかし、そのポテンシャルは非常に大きく、私たちの働き方やライフスタイルを大きく変える可能性を秘めていると言えるでしょう。
さあ、あなたもChatGPTのタスク機能を活用して、より効率的でスマートな毎日を送ってみませんか?
今回はこれで終わりです。次回もお楽しみに!
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