~ママ塾開校致します‼ゆいママの授業ノートスタイルを伝授しちゃいます~【育児スタイル】
【ノート作成時間】
・中学校のノート作成…1冊に大体3日間~4日間程
一日目→勉強動画を見る(情報収集)
二日目→ノート作成(下書き)
三日目→ノート作成(清書)
四日目→問題集の作成、追加
※自分のまとめた知識で問題集がサクサク解けるのが嬉しくなる。ここで解けない問題と遭遇したら、その知識もまとめノートに追加する。
・高校生のノート作成…1週間~2週間に1冊くらいです。
【ノート作成時のポイント】
【1】ギューギューに詰め込みすぎないように、空白を広めにとるように心がけています。
(ひとつの文章は長くても3行までにする、キリのいいところで改行するなど)
【2】なるべくイラストや図を入れ、わかりやすく、そして見やすくするように心がけています。見出しに少しの色を足したり、重要語句を枠で囲うだけでもメリハリが出てノートの印象が変わります。
【3】社会の歴史においては、重要語句を列挙するだけのノートだと、まるで年表のようで頭に入りにくく暗記するのが大変だと思いました。
そこで、記憶に残りやすいよう、偉人たちのプチエピソードのような話、歴史的出来事の裏話、などの情報を余談として盛り込み、娘の感情を揺さぶる話が出来るように心がけて作成しました。
だけど、「そんな話は不要、テストに出る事だけを教えて欲しい」と娘には思いっきり不評でした(泣)
多分これが動画だったら、間違いなく早送りされてるだろうなと思いました笑
【4】その単元の内容をすべて盛り込みたい、この一冊があれば他は何もいらない、というような、スペシャルノートを作りたい、と思いながら作成しています。
例えば社会の歴史なら、教科書や学校のワーク、学校でもらうプリント、小テスト、それ以外の手持ちの参考書や問題集も含めて、一つも漏らす問題がないように100点が可能になるノートを目指して作成していました。
(※ただしこれは娘が中学生のときに作成していたノートにおいてであり、こちらについては高校生になった今はこの通りではありません。)
今回「授業ノート」を紹介して下さったのは、ゆいママ様!
ここで何点かインタビューをさせて頂きました☆
🎤まず、ノートを書き始めたきっかけについて教えて下さい。
ゆいママ様「娘が中学に入学して、中1の1学期、そして2学期の中間テストまでの勉強姿勢とテスト結果を見て、このままではヤバすぎると立ち上がりました(笑)
まず、定期テストの勉強の仕方が全くわかっていませんでした。
テスト前日に「テスト勉強もう終わったー」と言っていたくらいです。
私…「テスト勉強に終わりなんてないよ、そんなもんエンドレスよ。学校のワーク1回解いただけやん、テストの前にまとめたりしてないの?ママの学生時代はまとめまくったけど。」
娘…「まとめ方がわからん。どうやってまとめるの?」
私…「え?んー、ほな見本見せようか」
と、いう流れで始めました。
私が作成したノートを見本として見せ、娘もやる気になってノートをまとめだしたところまではいいのですが、私が見て娘のまとめノートがテスト対策に十分とは思えませんでした。
それならば、私がまとめる担当、娘がこれを使って覚える担当、とすれば効率もいいのでは?と思ったのが始まりです。
それから、
テスト結果も悪かったので、最初は当然塾に行くか?という話になるわけです。
でも当時の娘は塾には行きたくないの一点張りでした。
学校ではそんなにバカだとは思われていない(気づかれていない)のに、近所の塾に行くと学力のレベルによってクラス分けされるから、下のクラスに入ることになるのに決まっているから、それは恥ずかしくて絶対嫌だ、ということでした。
そして、塾に通っているお友達でも、私より勉強できない子もいっぱいいるから、高い月謝を払ってるのに無駄じゃないかと言ってきました。
確かに本人にやる気がないのに塾に入れたとしても、お金をドブに捨てるようなものになりかねないと思い、だったら私が教えてみようか、とも思いました。
正直私も勉強に関して「ど素人」でしたが、今の世の中には便利なYouTubeがありましたので、解説動画を見ればなんとかなりそうな気がして、家庭教師ならぬ家族教師というか、ママ塾を始めることにしました。」
🎤ノートにする科目、内容の基準についても気になります!
ゆいママ様「基準は、基本的に娘がわからないという科目です。
娘が中学生のときは、公立高校入試は内申点が半分を占めるため、テストの成績はすべて高得点を取る必要があり、英語以外の科目は副教科もすべて担当しました。
娘は小さい頃から英会話を習っていましたので、唯一英語だけは得意科目なので私はノータッチです。(しかも私は英語は大の苦手)
高校生になってからは、ノート作成はもうこの機会に卒業させてもらうつもりでしたし、娘もこれからは自分でやる、やれる、と言っていたので放置していました。
しかし放置していると、数学(数Ⅰ、数A)、理科(物理基礎と生物基礎)が1ミリもわかっていないという事態に陥りました。
慌てて私も取り掛かりましたが、高校生活は部活が忙しく、まとめた私が理解出来ていても、私が娘に内容をアウトプットする時間が十分に取れません。
それに高校の勉強は中学と違って難しいこと!短時間で教えて理解出来るほど簡単じゃありませんでした。
そしてコロナ後の社会に対応するべく、私の仕事も忙しくなり、4つも科目を手がける時間がなくなってしまいました。
そこで、一人では絶対に理解不能だという物理だけに絞り、あとは自力で頑張りなさいと、今現在も物理だけを担当しています。」
🎤お子様には、どのような形で作成したノートを見せていらっしゃいますか?
ゆいママ様「完成したノートは、私の記憶の新しいうちに、また私のノートに対する熱意の高いうちに、出来上がり次第なるべく早めに時間をとって説明するようにしています。
ですがここで教えても、試験前になるとまた娘の記憶も薄れてしまうため、再度テスト前日にも、このノートを使って復習します。」
🎤ノート作成の際、参考にしていることについて教えて下さい!
ゆいママ様「これは科目により異なります!
数学、理科は、教科書とワークだけでは全く理解できないので、YouTube動画を参考にしていました。
社会、国語は、教科書、ワーク、手持ちの参考書、問題集を参考にしています。
副教科に関しては情報が少なすぎるため、clearアプリで投稿されている試験範囲の単元のノートを片っ端からスクショを取り、情報に漏れのないように拾い集めて作成していました。
大体テストで問われることは同じことだろうという考えです。」
🎤授業を受けていない、私の情報の取捨選択についてもお聞きしたいです。
ゆいママ「それは本当に難しいです。
自分が授業を受けていたら、もっと試験に出そうな手がかりなどヒントが掴めただろうにと、口惜しい思いをしてきました。
そのため、出題の可能性のある問題はすべてノートに取り込んでおきたいと思いましたし、参考になるものはないかと目を皿にして探し、ノートを作成してきました。
そうこうしているうちに、複数の問題集に必ず出てくる問題など、ある程度こなしていると、「ここではこれを押さえとけって事やなー」と、大体の出題傾向が読めてくるようになりました。
またYouTubeの動画の先生が「これはよく出るんだよねー」とか、「ここは引っかかりやすいポイントなんだよね」などと言った雑談を聞き逃さないようにしていました。」
🎤ノート作成によるお嬢様との変化について教えて下さい。
ゆいママ「実は私自身の中学生時代は、中高一貫校だったため高校受験の経験がなく遊びたい放題でして、中学の成績は恥ずかしいくらい酷いものでした。
一念発起して娘に勉強を教えるため、自分もアラフォーから一から勉強を始めることになりましたが、自分自身がそんなおバカな学生時代を送ってきた、プラス、卒業してからウン10年経っている、ということで、勉強に関する知識はひとつも無く、完全にまっさらの白紙、すべて初見の状態でした。
それが勉強ノートを作成することにより、すべて見るもの聞くことが新鮮で、見事にごっそり抜けていた知識の穴埋めが出来ました。
特に社会の地理と歴史においては、知っているつもりだったけど、知らないことだらけだったなと実感します。
社会は特に、改めて勉強できて良かったなぁと心から思います。
また他にも、娘専属の家庭教師として、娘の部屋で共に勉強をして共に過ごし、娘と授業やテストの情報を共有をするなどして二人三脚でやってきましたので、普通の親子関係よりもさらに仲良しになれたと思います。
娘の学校の話などの雑談が長引いて、勉強時間を短くなることもしょっちゅうでした。
余談ですが、娘はママ塾を始めた当初は、甘えからか、私の説明をあまり真面目に聞いてくれませんでした。
そこから「clear」というアプリに出会ってから、娘の態度が大きく変わった気がします。
それは、私がまとめたノートを公開するようになってから、多くのフォロワーさんから私へお褒めのコメントや感謝の声がたくさん頂くようになったからです。おかげで娘もありがたみを感じてくれるようになりました!笑」
🎤最後に…‼
「授業ノート」についてアドバイスやメッセージがありましたらお願いします。
ゆいママ様「ノートまとめは時間の無駄か否か?」とよく問われることがありますが、私は時間の無駄だとは思いません。
定期テストの直前になってからまとめるのは時間の無駄だといえますが、そもそもノートまとめは日々行うものだと思っています。
学校の授業は下書きと思ってノートをとってほしいです。先生の言葉はすごく有力な情報源です。
なぜならテストの作成者ですし、ポロッと言う「これ大事やでー」と言う言葉なんかも聞き逃してはいけません。
また真剣に聞いていれば、先生の話し方の熱量からも、これがテストに出そうか出ないかを判断することだって出来ます。
そういうギラギラした態度で授業に臨めば、授業中眠くなることもないと思います。
またノートに書き込むのは板書だけでなく、当然先生の喋る言葉も書き込みます。
そして帰宅後、記憶の新しいうちに、まとめノートをその都度作成することをおすすめします。
学校のノートをたたき台にして清書するつもりで、出来ればルーズリーフで書くのがいいと思います。
万が一失敗しても、ルーズリーフだと簡単にやり直しがきくからです。
学校のワーク、あれば市販のワーク、と手持ちの材料をルーズリーフに情報を詰め込み、【私だけのオリジナル参考書】になるような、次の定期テストに最強なスペシャルノートになるように仕上げてください。
日々やれば、今日習った章だけの部分的なもので済むのでそんなに大変なものでもないはずです。
もし数学なら、習った章の問題はスラスラ解けれるようになるまで、その日のうちにやってください。
よく、英語を流暢に喋れる人を「あの人、英語ペラペラやで」といった言い方をしますが、私はこれをよく勉強に置き換えます。その数学の単元、ペラペラになったといえるか?と自問自答してほしいと思います。
ペラペラになったと言えるまで、何度もやり込んでください。
私はいつも新しい単元の勉強を始めるとき、
仕事にたとえ、
「これは新しいプロジェクトだ」
「〇〇という単元のプロジェクトだから、中途半端な仕事は出来ない」
「この単元についてのスペシャリストになるんだ」
といった気持ちで気合いを入れて取り組んでいます。
持って生まれた天才は別だけど、私みたいに全く勉強してこなかった普通のお母さんでも、コツコツ取り組めば理解できるようになります。
ただ、めんどくさがらずに取り組めるかどうかです。
「問題文まで手書きで書くなんてめんどくさすぎる」
と私も初めは思いましたが、書いた方が確実に頭に入ります。
めんどくさいと思う心があれば伸びません。
結局のところ、勉強なんて全部めんどくさいものです。
問題を解いててわからない問題がでてきたとき、これをそのまま放置しないでどうにかこうにか攻略する、ということをしてきました。
大抵いつも決まったお気に入りのYouTube動画を見ると解決するのですが、たまにその動画を見てもわからないときもあります。
そんなときは、わかる動画に出会えるまで探しまくります。
動画でなければホームページも漁ります。
Yahoo知恵袋も、clearのQ&Aで聞くという手段に出ることも出来ます。
今の時代、本当に便利で恵まれていて今の学生さん達が羨ましいです。また今の時代だからこそ、私もこんなことが出来ているんだと思います。
しかしそんなネット環境が整っていない人は無理なのかといえば、そんなことは全くありません。
翌日、学校の先生か、賢いクラスメートに聞いたらいいだけです。
要は、何がわからないのか、聞きたいポイントを自主学習によって明確にさせることなんです。
コツコツ丁寧にまとめノートを作成しながら勉強していくと、必ずそういう難問にぶち当たることもあります。
まとめノートを作成していなかったら、わかるわからないが漠然としてて、「ここがわからない」という「ここ」すら見つかりません。
反対に、何となくわかっている気になっている場合もあります。テスト前に「全然わかってないやん」と慌てふためくみたいこともあります。
そんなことを防ぐためにも、めんどくさいことは承知の上で、スペシャルなオリジナルノートの作成をおすすめします。
さきほど、わからない問題が出てきたら先生か友達に聞いたらいいだけ、と言いましたが、私もよく、娘に「明日このわからんやつ先生に聞いてきて」と頼みました。
出来ればお友達に聞くより先生に聞く方がベターです。
内申が重要な中学生にとっては、「お、頑張ってるなー」と先生に熱意をアピールすることも大事です。
また先生は、基本的に質問されるのが嬉しいように思います。(私も娘に質問されたら嬉しい)
教える側とはそんなものです。教えるのがめんどくさいと感じる人はそもそも教師になっていないだろうし笑
最後に、こういうのはテンションが大事だと思っています。
なんならやる気の出ないときは、新しい筆箱や、書きやすいお気に入りのシャーペンなど、新しい筆記用具を買って気持ちを高めるのもアリだと思います。
「また筆箱?こないだ買ったばっかりやん!」と言いたくなる親の気持ちもわかりますが、私も娘から「またマスク?こないだ買ったばっかりやん」と言われています笑
長くなりましたが、参考になれば幸いです!」
ゆいママ様、本日は貴重なお時間を有難う御座いました!
今回、とても参考になるインタビューとなりました!
お嬢様とのエピソードを踏まえて紹介して下さった「勉強ノート」
同じお年頃のお子様を持つお母さまには、我が子の「勉強スタイル」に悩んでいる方も沢山いるはず…!
是非、ゆいママ様流「勉強ノート」を参考に、お子様と二人三脚でスタートして頂ければ幸いです☆
By自習ノート
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?