【お家でアトリエ】~絵本の描き方~
【お家でアトリエ】~絵本の描き方~
【所要時間】
内容立案/30分〜1時間
制作/1〜2時間
【制作に充てる時間】
子供が登校している間
皆さん、ご家族の絵本を作ろうと思った事はありますか…?
最近だと、スマホで撮影しておしまい。
…という方も多いのではないでしょうか?
(実は私もその一人…)
でも、それだけでは勿体ない‼
今回は、家族の想い出の1つの在り方として「家族絵本」の作り方を特集致します!
今回インタビューにご協力頂いたのは、2人のお子様を持つ吉田様。
工作家としての顔を持つ、彼女のアイディア満載の絵本スタイルを是非参考にしてみて下さいね☆
🎤吉田様本日は宜しくお願い致します!
まずいつ頃から子供の記録を残し始めましたか?
吉田様「妊娠の時から写真で記録しています。子供たちが小さい時には月1回、大きくなってからは年1回家で撮影をして、家族の定点観測のコラージュを作ったりしています。」
🎤作品として家族の記録を残そうと思ったきっかけを教えて下さい!
吉田様「長男が1歳の時の親族旅行です。楽しかった旅行の思い出や、時々しか会えないじいじばあばを息子に覚えていて欲しいなぁと思い、旅行の思い出の写真を使って飛び出す絵本を作りました!」
(こちらは息子サンの初のカットの様子…‼)
🎤実際に作成するにあたって準備したものや参考にしたものはありますか?
吉田様「ポップアップの作り方をGoogleで検索して調べました。」
🎤作品のアイデアが浮かぶのはどんなときが多いですか?
吉田様「毎朝その日にやるべきことや、思いついたことをノートに書いているのですが、その時思いつくことが多いですよ☆」
🎤主に絵本で使っている道具や素材、写真を印刷する際の用紙等なども気になります!
吉田様「絵本はスケッチブックの紙と水彩絵の具です!
作品用に写真を印刷するときは、プリント用のマットな厚手紙に印刷することが多いです!」
🎤どんなことを大切にして作品を作っていらっしゃいますか?
また気をつけていることはあるがあればお聞きしたです!
吉田様「子どもがその作品を見て、どんな反応をするか(びっくりしたり、喜んだり、笑ったりして欲しい)を気にかけて制作しています!毎回反応を楽しみにしています」
🎤作品を作るにあたって大変だったことはありますか?
嬉しかったや良かったことがあればお聞かせ下さい。
吉田様「そんなに大変と感じた事はありませんが…どんなネタを入れようか考えるのに、少し時間を要します!
でも、完成した作品を見て、子どもが喜んでくれると毎回とても嬉しいです」
🎤制作をしている中で、子供に対する思いで気付かされる事はありますか?
吉田様「こういった絵本などもそうですが…料理などに関しても、シンプルに「自分が作ったもので子どもに喜んで欲しい」という思いが自分の中にあるな、と感じています!」
🎤初心者でも作りやすい、子供との「思い出絵本」のアイデアがあれば教えて下さい!
吉田様「写真をプリントし、絵本の形に綴じた紙に貼って、コメントを書き込む絵本作りがオススメです!
絵がを描くのが苦手な方でも、簡単に楽しい写真絵本を作ることができます。絵本ごとに、旅行・今年一年のイベント・好きなおもちゃ、などテーマを決めると内容を決めやすいと思います」
こちらがその作品…☆
🎤なるほど…‼とても参考になります☆これから絵本を作りたいと思っている方へのアドバイスを頂けますでしょうか?
吉田様「子育て中に作った絵本には、その時子どもと読んで楽しいのはもちろん、数年後に見返した時に…
「この時はこんなことをしていたんだ」「こんな風に思っていたんだな」
などその時の自分や子どもたちの情景や気持ちを鮮明に思い出すことができ、アルバムとはまた少し違った魅力があります。
もちろん子どもと一緒に見返すのも、とても楽しいです。
ぜひ気軽に、色々な絵本を作ってみて欲しいと思います!」
吉田様、本日は有難う御座いました!
皆さま、いかがだったでしょうか?
「子供の反応と笑顔を見たい‼」
率直な母親の愛情を感じる事が出来ました。
これから訪れるホリデーシーズン!
あなたも是非、ご家族との1冊を作ってみませんか…?
【工作アーティスト 吉田麻理子】
鎌倉の里山に暮らす。2児の母。広告業を経て、2012 年より工作家として活動を開始。日々の子どもたちとの暮らしの中から、様々な遊びや実験・工作を考え出している。小学館「小学一年生」等で連載を持つ。
HP https://kousakumariko.wixsite.com/home/gallery
By自習ノート