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コーチングから学ぶ、日常を豊かに生きる知恵


こんにちは!

今日は、共同創設・運営をしているコーチのためのコミュニティ「CIC(Coach Incubation Community)」の一メンバーとして投稿をしてみます。

コーチのためのコミュニティ 「CIC(Coach Incubation Community)」についてはこちらの記事をご覧ください^^

今日はこのコミュニティ内で始まったコーチ同士の「リレーノート」に乗っかって、コーチングや人生に関する経験や思いを綴っていこうと思います。

最初に渡されたバトンは、
「コーチングから学べる日常を豊かに生きる知恵」について。


考えてみるといくつも出てくるのだけど、
中でも「コーチングを学んでいなかったらありえなかった考え方」が確かにあるななと思ったので
今日はそのことを書いていこうと思います。


今日のキーワードは、「関係性に評価・判断を持ち込まない」ということ。


コーチングを学ぶ人やコーチングに触れている人ならある種当たり前の価値観かもしれないし、
逆にそうでない人からするとスッと身体の中に入ってこない考え方かもしれません。

この話をするために、ちょっと私の人生を軽く切り取らせてください。

私自身、これまで競争環境に身を置くことが大好きでした
いや、多分今も好きではあります。ライバルが明確であればあるほど頑張れるタイプです。

そんな自分の人生に「競争・評価・比較」という概念が入ってきたのは小学生の頃で、
覚えている限りで一番最初の経験はダンスでした。

何気なくお姉ちゃんの影響で始めたダンスですが、
発表会やダンスのイベント、コンテスト、オーディションのスケジュールが立て続けに入る中で、
センターを競ったり、選抜を争ったりすることはごく日常的なことでした。


私は当時とにかく下手だった&下手なくせに強いモチベーションもなかったので、ダンス時代はとにかく挫折経験でしかないのですが、


自分だけが選ばれないとか、
自分より後にダンスを始めた子に先を越されるとか、
その事実を改めて指摘されるとか、


そういう経験がどんどん自分に染み込んでいって、

いつの間にか、ダンスとは関係ない場面ですら、
「他人」のことを自分と比較する対象として捉えるようになりました。


この人は自分よりどこがすごいとか、

ここでなら自分にも勝ち目があるかなとか、
そんな視点で人と接するようになっていました。


それが当たり前だと思っていたし、
むしろ自分を高めてくれる一つの考え方として積極的にこの感覚を自分に取り入れていました。

とにかく、評価判断なしで人を見ることができなかった。

そんな中でコーチングに出会い、「評価判断のない関係性」「評価判断のない人の見方」があるということを知りました。

コーチング、というものを「ツール」として捉えると、その目的は目標達成だったり、人生の変容だったりするのですが、

「関係性」として捉えると、それは完全に対等な関係であり、そこで行われる対話には評価判断が持ち込まれません

この、「関係性に評価・判断を持ち込まない」ことから受け取っている一番のインパクトは、
起こっていることや自分の意識に上がってきたことって、必ずしも自分の解釈にまで落とし込む必要はない、ということ。

これまでは、誰かから何かの刺激を受けたとき、
「すごい」とか「私にはできないな」とか、逆に「私だってできるもん」「私はこれ頑張ってるから大丈夫」などと、言わば自分の感情にすごく忠実的にその事象を受け取っていた自分がいたけれど、

解釈に落とし込まない選択肢もある、ということに気づけたとき、
「へえ〜そうなんだ、そんなことが起こってるんだ、へえ〜」
と、感情の針が動く前の段階で情報を受け取ることができるようになりました。

そしてさらにインパクトがあったのは、
「どんな自分で受け取るかは、その時々の自分自身が決めればいい」ということ。

私の日常生活において、評価判断が完全に奪われてしまうと、実は多分今の半分くらいの活力でしか動けません。
同時に、評価判断を手放すことで、余計なエネルギーが取り払われて自分が今向き合いたいものに集中して向き合うことができる。


そんな、物事に評価判断を加えたい私と、それを手放したい私、どちらも捨てずに、その両方と肩を組みながら、「どんな自分で今この瞬間を生きるか」を選ぶことができるんだ、とこの学びのプロセスの中で気づくことができました。

起こっていることの全てに感情や解釈を持ち込まなくていいって、こんなに楽なんですね。そんな、肩の荷が降りたような、何かが手放されたような、そんな感覚の中にいます。


皆さんがコーチングと関係を深める中で日常に生きていることは、どんなことがあるでしょうか?


CICの次のバトンは、共同創設者の一人であるマサくん(長井雅史)。
テーマは「コーチングを通して受け取ったギフト」。投稿され次第、こちらにも反映します^^

ぜひ、お楽しみに〜〜!

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