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CPCC®︎の合格通知を受け取りました。

この度、米国CTI認定のコーチング資格であるCPCC®(Certified Professional Co-Active Coach)を取得することができました。ここに至るまでに、どんな関わりであっても私と関わりを持ってくださった皆さん、本当にありがとうございます。

今日は私の誕生日でもあるので、23歳になった私と合格した私を私がめいいっぱい祝福するため、私が何を経験したのか私自身が振り返るため、そしてその経験のどれか一部でも、誰かの心に引っかかり繋がりが産まれたらいいなと思い、noteに書いていきます。


「継続クライアント」という存在

CTIジャパンの資格取得コースである「上級コース」では、プロ資格を取るまでに、週に1.5時間のコーチング講義やコーチ同士の相互練習以外に、自分でクライアントを見つけ、”有料で合計100時間”コーチングをすることが条件とされています。

私の場合、コーチングというものを学び始めて8ヶ月ほどで上級コースに入ったので、自分の感覚としては知識も経験も足りない中で、友人にダメもとで「コーチング受けてもらえないかな、有料で...」とお願いするのはなんともむず痒く、なかなかにハードルの高い経験でした。

それでも、初回のセッションを受けた後で「これからも定期的にやってくれないかな」とクライアント側から声をかけてくれたり、「やんちゃんを応援するよ!」と私の状況を汲み取って継続クライアントになってくれたりと、さまざまな思いの繋がりがあり、初めて「コーチングしてお金を受け取る」という経験をすることができました。

3ヶ月から最大1年近く継続で受けてくれた方とのセッションは、ただただその変化に驚かされるばかりでした。行動の変化はもちろんだけれど、何よりあり方が変わっていくのを目にした時が一番パワフルな経験として残っています。

忙殺された人生から自分に余白ができたクライアント、
できない自分を許し始められたクライアント、
まあいっか、と思えるようになったクライアント、
過去のあの体験が今の自分のこの部分を作っていたんだ、と人生が線で繋がったクライアント、

そんなクライアントの、気づいた時のハッとした顔や、深く自分を見つめる姿が鮮明に蘇ります。

「自分がクライアントを変えた」みたいな感覚はないけれど、確実にその人の人生に深く踏み込んで関わり、一緒に長い長い旅をした、みたいな、そんな気持ちです。

100時間以上の有料コーチングを経てみて得た最も大きな気づきは、

「私はクライアントを前に向かわせるためにコーチングをしているのではない」

ということです。


大前提、前に向かわせるコーチングが間違いとも悪いとも思っていませんが、

なんとなく「ポジティブがデフォルト」「ネガティブな時は何かが起こってしまっている」みたいな感覚に違和感がありました


そこに温度感の差はあれど、エネルギーの動きに過ぎない。


人生で起きるその全部に対して、評価も判断も捨てて寄り添うことが、自分がしたいコーチングの姿だと思いました。


「私は、クライアントがありのままの姿で生きていくためにコーチングをしている」


これが、私の現在地です。


合格通知を受け取って

嬉しいです。キャッキャする嬉しさというよりは、ホッとしてる安心感のある嬉しさ。

というのも、ずっとずっと不安でした。

心のどこかでずっと、年齢や経験の浅さがコーチとしてハンデになる気がしていて、

「私は正しく学べていないんじゃないか」
「私の”理解した”レベルは、みんなのそれよりも低い気がする」

みたいな感覚がありました。

この感覚は特に、コーチングを学ぶ場で湧いてくることが多く、
一緒に学ぶ仲間に対して、

「私がここにいていいのかな」
「みんな、大学生が紛れ込んでると知ってがっかりするかな」
「子どもだと思われてはいけない」「みんなと同じレベルで話したい」

みたいな気持ちが長いことありました。

振り返ってみれば「上で書いた目的から自分が一番遠いやんけ」とツッコみたくなるけれど、
そんな、スタート地点がなんかみんなと違うような、そんなコンプレックスがずっとありました。

だから、合格通知を受け取れたことは、
「ちゃんと学んできたんだね」と、このハラハラする学びのプロセスがある種認められたような感覚でした。

コーチングの旅は終わりがありませんが、
一つ、目的地を決めて、そこまで
自分で乗り物を決めて、自分の道を辿って、自分のスピードでここまで辿り着いたんだなと思うと、
やっぱり達成感があり、そんな自分を祝福したい気持ちでいっぱいです。

これから

大学5年生というタイミングでCPCC®︎の資格が取れたわけですが、今年6月に大学を卒業し、その後は企業で働きます。

私にとってコーチングは生き方なので、今後何か大きな変化がない限り、コーチとしての私は常に持ちつづけていたいと思っています。(クライアントさん大募集中です^^)

でも、コーチとしての自分の幅をもっと広げていきたいと思っているので、
今後新たな領域に触れながら、仕事しながら、コーチングをします。


今興味があること:

アートやイラストに興味があります。理由は、鑑賞することでたくさんのものを受け取ってきたけど、自分の表現として捉えると苦手意識があるから。「アート/イラストxコーチング」の可能性を見つめてみたい、その領域で活動している方を知っていたらぜひ繋がりたいです^^

シーシャ x コーチングのサービスを始めてみたいです。ずっとね、圧倒的に相性がいいと思ってたんです。この二つの共通するキーワードは、余白、深呼吸、自分の時間、みたいな感じです。秋から東京にいるので、シーシャを吸いながらコーチングを受けてみることに興味がある方、お声がけください〜〜!


というわけで本当にここまで読んでくれた人、いるのかな。いたら本当にありがとうございます。それだけで、いい誕生日になりそうです。

これからも、よろしくお願いします。


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