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CPCC®︎試験を終えて

さっき、たった1時間前(2/16の夜に書いています)に、初めての、そしてできれば最後であってほしい、CTI JAPANのCPCC®︎(Certified Professional Co-Active Coach)試験が終わりました。

結果は2週間後に届くとのことなので、どんな面持ちで綴っていけばいいのかわからないのだけれど、「コーチングの試験を受ける」という経験は後にも先にも稀有だと思ったので、今あるホヤホヤな気持ちを書いてみます。


前置き

CTIの人にしか伝わらない言葉で話が進んでしまいますが、私は2020年の10月からコーアクティブコーチングの学びの旅をスタートさせました。最初はプロになりたいとか、独立したいとか、全くそんな事は念頭になかったのですが、なんか人生でものすごく大事なことな気がする、という直感が働き、流れるままに基礎コース・応用コースを受け、上級コースに申し込み、今日この試験の日まで来ました。

前提を色々すっ飛ばしますが(いつか書きます)、今日は、今日今この瞬間だからこそ書けることだけ書きます。

どうか今日この書き残しが2週間後信憑性を持ちますように...


試験までに準備したこと

・コーチ仲間とセッションの練習をする
・CTIが主催する継続学習の場に参加する
・自分がコーチングをする意味を改めて見つめ直す


・コーチ仲間と相互練習をする

CTIの中では「オンラインスキルドリル」とも呼ばれたりしますが、とにかく色んなフェーズにいる色んなコーチのセッションを受け、色んな人にセッションをしました。

これは効果もわかりやすいと思いますが、色んなコーチから色んなスパイスを振りかけてもらい、確実に一回ずつコーチとしての幅に厚みが出るような感覚がありました。1月から2月にかけて一緒に練習してくれたコーチ仲間のみんな、本当にありがとう、、、☘️



・CTIが主催する継続学習の場に参加する

「継続学習」とは、CTIのファカルティの方が主催してくれる2時間ほどの学びの場で、月3回ほど開催されるのですが、毎回違うテーマでコーアクティブのおさらいや「さらに深める」フェーズを助けてくれます。

穴が開くほど本を読んだし、耳にタコができるほど音声教材も聴いたし、こんなにも密濃くコーアクティブに触れてきたはずなのに、継続学習に参加すると、驚くほどまだまだ知らないことで溢れていて、改めて「コーアクティブって終わりがないな」と思わされます。とてもおすすめです。

個人的に印象的なのは「【超級】コーチの幅を広げる」という継続学習です。コーチとしての新しい自分を発見しました。思い出しても痺れる。機会があれば是非^^



・自分がコーチングをする意味を改めて見つめ直す

全部やってよかったと思うのですが、その中でも特にやって良かったと思うのがこれです。

意識していなくても、試験1ヵ月前や1週間前になると自分がクライアントに対してするセッションや、日常のふとした瞬間に浮かんでくる事柄が試験のことになってきます(私だけかもしれませんが)。

私の場合、1ヶ月ほど前から復習に力を入れたり、実践練習を増やしたりしていたのですが、試験までの日が近づけば近づくほど、

「良いコーチングをしよう」
「模範的なコーチングってなんだろう?」
「どんなふうに網羅的にスキルや資質を使おう?」

みたいなことをセッション中に何度も考えてしまい、どこにも向かえないセッションをすることが増えてきました。

そんな時に改めて、

「私って試験に受かるためにコーチングやってるんだっけ?」

と問いかけてみたとき、その答えはもちろんNOでした。



私はコーチングを通して関わる人とは点の関係じゃなくの線の関係でいたいし、

私とセッションした時間は、その時に満足するだけじゃなくてその人の人生全体にじわじわと効いていくようなものであってほしいし、

何より自分が大事にしたいクライアントにとって大事な人としてその人の記憶に残り続けたい。

そんな意味があることを改めて思い出しました。



となると、模範的なコーチングを目指していてはこの目的は叶えられないし、

真似がきくような、ただスキルフルであったり、ただ問題が解決されるだけのコーチングは私が本当にしたいコーチングではない。

試験前にこのことを自分との対話で再認識できたからこそ、

私はどんな意識的なスキルも、どんなサボタージュも持ち込まずに、

ただ自分が意図した「礎」だけを持ち込んで試験に臨むことができました。


試験当日

試験を終えてみて、率直な感想は、

「楽しかった」「ちょっとだけど、自分の成長を感じた」です。

たった2時間だったけれど、異質な体験で、その中での学びもありました。



試験から得た学び

①これまで、色んなインプットをしてきたけれど、結局過去にアウトプットされたものだけを身体が覚えているなあ、使われなかったインプットって簡単に廃れていってしまうなあ、ということ。

これからも学びの旅は続くけれど、インプットしたらちゃんと外に出す、を意識したいなあ。


②そして、「コーアクティブはあり方が9割」だなあということ。試験結果はまだわからないけれど、スキルフルになることを手放して今大事にしたいbeingだけを試験に持ち込んだことだけは後悔がありません。これからもこの感覚を大事にしていたい。


はーースッキリした。ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

このアカウントで何かを言葉にするのは初めてでしたが、現在インターンとしても関わらせてもらっているCTIジャパンのnoteにて過去こんな記事を書いてみたりしてるので、ふと興味が湧いたら読んでみてください。

#コーアクティブとの出会い編

#感情の優劣編

#傾聴の衝撃編


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