入力フォーム~ワークシェアリングへ
Accessで処理したいデータはあるけど、具体的にどのように手を付けてよいか分からない場合、まずは入力用のフォームを考えてみます。
既にExcelにある一覧表などがあれば、Accessにインポートします。
次の表は入院患者の属性、主治医、入院病棟などをイメージした一覧表です。
※内容はダミーデータ生成サイトで作成しており架空のものです。
これらの情報を基に入力フォームを作成します。
業務用ソフトでは、ほとんどの場合入力画面は単票形式になっていると思います。Excelのように行タイトルを見ながら(もしくは1行上のデータにならって)氏名や生年月日を入力するようなことはありません。
単票形式(1画面で1人の情報を扱う)は入力しやすさは勿論、間違えにくいというメリットがあるからです。
そしてAccessではとても簡単にフォームを作成することができるのです。
ダミー患者情報をAccessにインポートしました。
テーブル作成ウィザードを利用することで、ほぼ自動的に単票形式のフォームを作成してくれます。
ただし、ウィザードで作成されるフォームは見た目が無骨でこのまま使用するには少し抵抗があります。
配色やフォントを加工して、見た目を良くしてやります。
見た目の良いフォームは使いやすいフォームでもあります。
入力用フォームを作ることで、ほとんどPCの知識の無い人でも入力はできます。さらに主治医や病棟のようにマスタ化できるものはリストからの入力にすれば、なお簡単になり入力ミスもなくなります。
データベースの使いやすさの半分以上はフォームのデザインにあるといっても過言ではないかもしれません。
フォームを作り込むメリット
入力しやすくなる。→入力間違いが無くなる→誰でも入力できる。
業務を細分化することで、仕事量の少ない人へ仕事を回すことができ効率的なワークシェアリングへとつながります。