DTM/宅録〜サウンド・メイキング9〜ボーカルREC
今回の「DTM/宅録〜サウンド・メイキング」は、「ボーカルの録り」に関するトピック。
ある意味完成された!?「音の素材」のレコーディングの必要がないソフト音源じゃなくて、自分で「音源を録る」っていうのは、突き詰めだすと非常に難しかったりする。MIDIのグリッドを見ているだけではわからないことや身につけられないことが多々ある。
前回の記事でUPしたオリジナル曲の「お試しボーカル・バージョン」は、もちろん、曲作り的にメロディーや歌い方をどうするのかって探りもあるけど、「録りのプロセス」と「録った歌の声質」的なチェックも兼ねてる。
「お試しボーカル・バージョン」のボーカルは、パワーレス感な箇所や音量音圧がバラバラってのが多々あるので、コレを補正するってなるとかなり色々と手を入れる必要が出てくる。でも、そんなことをするのではなく「歌」そのものを見直して録り直すことで、改善することもある。
「音量音圧」の大きなイビツさは「発声」そのものを見直せばいいわけで、そうすることでミックスの処理も格段にやりやすくなるし、歌の魅力も増す。
「ボーカル」はレベルメーター的にかなりの幅で触れるので、まず音割れしてないかメーターの色的に「黄赤」になってないかを特に念入りに確認する必要がある。
自分の「声質」は「低中なしのハイ」みたいな感じで、録音してみるとさらにそれが強調される傾向がある。エフェクト載っけると耳に痛かったりすることもあるので、そのあたりを整えたりするけど、データ的にそういうことを知っておくとマイク選びやセッティングにも応用が効く。
今回のこの段階でのマイクはライブではド定番のダイナミック・マイクのShure SM58で、ハンド・マイクで細かいことを気にせず気軽に歌ってる。
コンデンサー・マイクは「イイ音」で録れると評判だけど、環境ノイズやポップノイズとか、色々条件をクリアしないとフル・パフォーマンスで使えなかったりするので。。。
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