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DTM/宅録〜サウンド・メイキング18〜GarageBand/Logicのドラム・キット

前回のnoteに以前作ったオリジナル曲"White Rusty Wings”エレクトロニカなビート・エッセンスを取り入れたインストをアップ。

何をしているかと言うと、AIシンガーが歌ってたのを自分で歌ってみようかという気になったものの。。。キーが高すぎたり、16分音符が続くフレーズをこのままでは歌えない。。。ってことで、再構成してる最中。

元の曲のBPMが70とかなりゆっくりなので、再アレンジをし始めたら。。。ドラムセットだけだとなんだか間延びした感じだったので、BPMを75にしてドラムマシンのビートも足した。

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これはアカイ?!

こういうリアルなビート・マシンはは扱ったことはなく、GarageBand/Logicに付属してるソフト・マシンをチョコっと触ったりする程度なので要学習なんだけど、これをナチュラルなドラムセットに組み合わせると、一味違ったものになってくれる。

そのドラム・セットはLogicのキットを入れ替えられるパラ・アウトの"Producer Kits"を選択。スネアの音を「カン!」って鳴るピッチの高い"Tight Maple"に入れ替えたり。

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"Producer Kits"は、キック/スネアはマイク2本の本格的!?なもの。また、個別のマイクの他にオーバー・ヘッド/ルーム/リークの調整も出来るようになっている。「ドラム」の音作り云々的には、一旦これらのオーバー・ヘッド/ルーム/リークの鳴りを外した「マイクで拾った素のドラム音」ってこんなもの?!っていうようなところからスタートさせると、もっと本格的なドラム・サウンドの構築のプロセスを学べる。

ドラム・セットの基本はGarageBandと共通するものがメインになってるけど、こういう機能はLogicにしかない。

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今回はドラム・トラックを作ると付いてくるプラグインの他にキックのインとスネアのオモテにガツンとくるUREI 1176をシュミレートしたコンプを入れて音にパワー感を出している。あとは、キックのインやドラム・マシンにリバーブをセット。

ただ、キックやスネアを強調したのはボーカルの仮録をしたところ、デフォルトではリズムがよく取れなかったりしたので、本録用にドラム・セットを強調した面もある。最終的にはもう少し大人しくして、エレクトロニカ感をもう少し引き出せたら。。。というようなことを考えてる。

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この曲の拍子は基本4/4でサビ前が2/4、サビ後は6/8になっているけど。。。実は、色々とアレンジや構成を見直しているうちにグリッドがずれたりしてて、本当はカーソルのあるサビ後から6/8なのが、それより前から6/8になってしまっていて、4/4に戻る位置も2小節前になってしまっていた。

グリッドに沿っていなくてもレコーダー的には問題ないんだけど、GarageBand/Logicのリズムやフィルインを自動生成してくれるバーチャル・ドラマーは、そのグリッドに基づいてフレーズを作るので、この状態だと小節のアタマにキックが来なかったり、途中でフィルインが入ったりして。。。でもそれが面白いフレーズに感じたので、敢えてそれを残した。

元の曲は、プログレ・メタル?!なテイスト。


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UPDATE 2021.12.16

歌入りバージョンをYouTubeにアップ。


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