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DTM/宅録〜サウンド・メイキング7〜「マスタリング」でのレベルメーターはレッドゾーン

DTM/宅録でのレコーディングのプロセスは、大まかに言うとー

「曲作りーレコーディングーミックスーマスタリング」

っていうようなものですが、前回の「ミックス」に続いて今回は作業のファイナル「マスタリング」の音量レベルについて。マスタリングのことを詳細に述べ始めるとキリがないので、ここではDTM的なことをする場合はー

「マスタートラックにマスタリング系のソフトを挿して出力する」

っていうようなことだとさらっと考えてもらえればと。。。

ミックス段階では、マスター・トラックのレベルメーターは「緑のトップ+黄色が少々」ぐらいのメモリでいう「−6dB」ぐらいの触れにするのが基本。それが、「マスタリング」段階では、「-0.1~0.2dB」とかのゼロにギリギリ近い数字を目安にする。

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Logicの場合は、"Stereo Out"にマスタリング用のプラグインを挿す。これで、0dBは割ってないレッドゾーンまで攻めて!?いく。親切にも?!メーターは、上と左右に表示されている。

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Logic独自のマスタリング系プラグインも用意されていて、"Stereo Out"の"Setting"を辿っていくと、マスタリング系のプラグイン一式がセットになったプリセットがいくつかある。

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例えば、"Final Rock Master"を選ぶと6種類のプラグインが挿さる。この中には、0dBを割らないようにする「レベルの天井をガッチリ押さえるリミッター的なものも含まれている。

MacのGarageBandにはこの工程はないので、もしここに進みたいなら、ミックスしたものをLogicに持っていくか、別のマスタリング・ソフトで処理するっていうようなことになる。

iPhoneの場合でも、マスタリング系のアプリはあるので、そういうものを試してみることも出来る。

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